大好きな山、赤岳から緑岳に行き、白雲避難小屋に寄り道して帰ってきました。
新しい感動もあった山旅でした。
第二花園の付近で出会ったシマリスです(^^)
朝五時に美瑛を出発しました。
順調に2時間で銀泉台登山口に到着です。
銀泉台のお手洗いでツアー団体に合い、渋滞。
しかもカメラを車の中に忘れて戻って、7時半に登山口に出発です。
大好きな花ウメバチソウを発見。
いつ見ても可愛いお花だと思います。
北大雪ニセイカウシュッペ山がよく見えますね。
今年の秋に行こうかな?
それにしても、7月だというのに、気温が低すぎの様な気がします。
歩いていてあまり汗をかきません。
第一花園はもう雪が解けていました。
前回来た時は雪で埋まっていました。
ウコンウツギも日に照らされて美しいですね。
チングルマも可愛いです。
お花が多くてなかなか前に進みません(^^ゞ
今回は一眼レフを持参し、花の写真をバチバチと撮りました。
チングルマやエゾコザクラ、エゾノツガザクラ等、お花畑が続きます。
コマクサ平でのコマクサです。
高山植物の中の女王様です。ハート形の花が可愛いです。
以前からみて増えていますね。良かった~。
山のペンステモン、イワブクロ。
たまには湿原の様な場所もあります!
ワタスゲも満開ですね。
コマクサ平の奥から見た、第三雪渓です。
登山道は雪道では無いようです。
タカネオミナエシ。
コマクサがいっぱい!
ニペソツ山がくっきり見えていますね。
午前中は概ねお天気は良いようです。
ミヤマリンドウは可憐で可愛いです。少し秋の気配を感じます。
少し時間が掛って2時間30分で、赤岳山頂に到着です。
そして、小泉岳経由で緑岳へ。
固有種で代表的なお花、ホソバウルップソウはもう終わっていました。
緑岳、間宮岳の残雪も美しいです。
赤岳から緑岳まで長い道のりでした。
たくさんのお花を愛でながらゆっくり歩きました。
目の前にトムラウシ山。
いや~美しい山です。
高根ヶ原にもいっぱいお花が咲いているかなぁ~。
いや、本当に美しい!
高根ヶ原を歩いてみたいです。
涼しくて、疲れが少ないので、当初の予定で白雲避難小屋に行く事にしました。
登山道は雪渓です。
地図を確認すると小屋までほぼまっすぐなので、なんとかなるかな?
予想通り、半分以上雪渓でしたが、歩くのは全然大丈夫でした。
そこでエゾコザクラの群生を発見!
わお~!
この道は初めて歩きました。
こんなプレゼントがあったんだ!
ツガザクラもずーっと向こうまで咲いています。
いや~感激です(T_T)
避難小屋に到着して、ゆっくり休んで帰途に着きました。
その間もなくです。
トカチフウロの群生を見つけたあと、シナノキンバイの群生を見つけました。
寄り道して良かったです。
本当にこの山は、来るたびに発見があって感動があります。
やっぱり好きだなぁ。
避難小屋から白雲分岐までの上りはきつかったです。
分岐で出会ったご夫婦と会話し、差し入れを頂いて赤岳に戻ります。
涼しくて消耗しません。
水も2L持って行ったんですが、半分も飲まなかったです。
しかも一眼レフカメラをザックの中にしまったので、荷物が重い。
ザックが肩に食い込んで痛いです(T_T)
赤岳で朝会ったツアー団体に会い、追い抜いて下山。
ここからは勾配がきついのでスイッチの入れ替えです。
第四雪渓の下りで膝が痛くなり、第三雪渓の下りで、持ってきていた膝サポーターを着けます。
膝サポーターも引き締めの強いものを買ってしまったので、長い歩きの時は、うっ血して辛くなるので、今日はスパッツのみで歩いていました。
下りはやっぱりきついです。
第三雪渓を下りきると、あとはお花を見ながらの歩きです。
第二花園過ぎると、男性を追い抜きました。
その下で飲み物を飲んでいるとその男性が追いついて来たんです。
靴が白い!
なんでも北海岳の山頂で、靴が壊れたのだそうです。
靴が壊れる?
そんなことも起るんだ。
その前に靴底がすり減ると思うのだけれど・・・
その男性は応急処置用のテーピングを持参していて、靴に巻いて急場をしのいでいるのだそうです。
そんなことも起るのだと知った瞬間でした。
そうこうしているうちに、あっという間に登山口に到着しました。
15時28分。
8時間の山旅でした。
万歩計は23000歩でした。先日の富良野岳より3000歩少ないです。
帰りは層雲峡の「黒岳の湯」でまったりしました。
鏡を見たら、肩甲骨が真っ赤(^_^;)
道理で痛いわけだ。
これから一ヶ月は、多分山には行けないと思います。
とてもとても素敵な、良い旅になりました。
※お花の写真はまだまとめていません。少し時間が掛るとは思いますが、できたらアップします。