
テレビ業界で働く男と、その男が「好きだった映画俳優に似ていた男」の友情と成長を描いた物語。
フィクションなのにノンフィクションと思える、社会の深い闇。
貧困、イジメ、パワハラ、鬱…
読み進めるうちに苦しくなった。
誰かにこの本を勧めるか?
自分と同じ様に苦しくなるなら勧めたく無い、でも、社会に訴えたい作者の思いを知って欲しいとも思う。
パワハラやセクハラ等、思い返して見たら確実にあったよね。
自分に、だけじゃ無く、同僚に対する上司の態度とかね。
物語の最後は、光明が見えて再び前を向ける気持ちになった。
でも、読み進める時間は苦しかった。それでも読むのをやめられなかった。