二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「こどもしょくどう」~語らない瞳の雄弁~

2020-04-19 18:33:04 | 吉岡秀隆
連投。崖の上。

録画した「こどもしょくどう」を観た。
素晴らしかった。多くの人に観てほしい作品だ。映像の力がすごい。映像から、登場人物の表情や立ち姿から、ものすごいたくさんのメッセージがこちらに流れ込んでくるような印象を感じた。

中途半端で脆弱な感受性しか持たないおいらは、冒頭から胸を締め付けられるような(実際胸が痛かった)感じで、言葉にならない様々な気持ちがわきおこって、最後まで見終わったときには、なんかもう頭の中が一杯で、涙が止まらないけどカタルシスなんか何もなくて、ただただ、こどもたちの瞳が色々なことを訴えかけてくるようで、「それはおまえの勝手読みだ」と自分に呟くんだけど、震えが収まらなくて苦しくて、、、そんな映画でした。

観て良かった。観なきゃいけない映画だった。
それは確かだ。

とりあえず、今まで知識や理屈で知っていたことなんか、全然防御にならなくて、胃と脳を直撃する映像でした。
もっと多くの人に観てほしいよ。(それにしても、映画観る度にこんだけ疲れるなんて、弱いな、オレ。)

この映画での吉岡秀隆は、主人公の男の子の父親役。
料理の手さばきの確かさは「日常生活も含め練習で会得した技術」と彼が以前語っていたが、Dr.コトーの手技といい、ほんっと、この人は器用、というか、何でもモノにしちまう才能を持っているんだな。改めて敬服。

映画の中での存在感は、本当に自然で、何かとてもほっとする人物造形だった。常盤貴子との夫婦役が自然で、常連さんのいるお店の雰囲気もよかった。
完璧じゃないけど、善良、というか、安心感がある、というか。そんな大人。
それでも、そんな大人の「様子見」が、どれほど残酷か、ということも、この映画は突きつけてくるわけだけれど。

感想と言うには中途半端ですが、ずっと、考えていこう。行動も、、、しなくちゃね。うん。(まだ、考えがまとまらない。)

素晴らしい映画をありがとう。観られてよかった。
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来たぞ我らのULTRAMAN(祝!地上波放送)←情報遅い!

2020-04-19 18:15:03 | Weblog
どうも。崖っぷちでへたれてます。空を見上げて、、、首が痛い。(涙)

おおい、そっちはどうだい。

電波飛ばして、呆けてる今日この頃。

全国的に緊急事態宣言下ですね。色々、、、です。

世の中の動きに追いつけないまま、ノルマや納期はどうすんだ、てな感じで、「それはそれ」的な無慈悲な本社からのメールに打ちひしがれております。
いや、確かにそうだけどさぁ。対応(しきれん)に手一杯で、通常業務間に合ってへんのって、言い訳?

いくつになってもこんな調子。今日はたまりに溜まった疲労にノックダウンされました。十分寝たので「文句はねーだろ」と言われればそのとおり。頭動かへんけど、これから復活して明日までに準備せんとなぁ。。。
未解決の課題が山盛りです。ここに書き込んでも解決するわけではないのだが。単なる現実逃避です。

さて。そんな中で、先週何となく録画してた「ULTRAMAN」を視聴。へぇ、これもうNETFLIXで放映済みなのか。今回は「地上波放送!」ってことなわけね。了解。
いや、中年の心をがっちりわしづかみにしてくれた第1回でありました。

おいらウルトラマンシリーズでは、ストーリーではセブンが好きだし、キャラ的には子どもの頃はエースのファンでした。そんで、成人後に大尊敬してるのがゾフィー(cv.田中秀幸氏)で、今回、初代マンのcvが田中秀幸氏だったのはちょっと意外だったけど、正統派(悩める)ヒーローとしての早田進は、ものすごくカッコよかったです。なんか、田中氏にキャラクター造形が似てて、妙な臨場感がありました。

そんでもって、早田進56歳?!ってことは、10年前の冒頭場面は46歳?!

我が身を振り返ると、怖いもんがあります。おいら、まだ?53だけどさぁ。46歳って(若者から)こんな風に見えてんの?!っていう。。。
「いつまでも若い気でいるんじゃねーぞ、図々しい。」と、映像から突きつけられた気がいたしましたです、はい。

ともあれ。クライマックスでウルトラマンスーツに身を包んだ早田父が、圧倒的存在感(白髪のウルトラマンスーツ)の塊だったので、(だが!「サイボーグじいちゃんG」とは違うんだ!あれも素晴らしかったけど!)おれも瞠目し、ちゃんと筋トレしよう、と少なからず感じたのでした。

日本中が大変なときに、へろってる場合じゃねーよな。

とりあえず、ここまで。皆さん、どうぞお大事に。
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佐藤健、阿部寛に追われる“容疑者”に!「護られなかった者たちへ」映画化・・・らしい!

2020-03-28 21:43:35 | 吉岡秀隆
おお、映画化!

何が凄いって、、、吉岡秀隆も出演しとるんやで。
しかも、

吉岡秀隆:上崎岳大(国会議員)

くぅ~っ、見るからに「ワル」そうじゃん^-^;

映画「峠 最後のサムライ」の岩村精一郎に匹敵するワルの匂いがする。。。(おいら、原作知らんけどね。でも、ミステリーにおける「国会議員」の役回りってさぁ、、、うん、完全に偏見ですが。)

おいらが言う「ワル」の意味は、悪役、という意味ではなく(おそらく、悪役としての立ち位置はあるとは思うが)、むしろ、描かれる人間像として、主人公側ではない、「正しくない」人、共感しにくい人としての造形であろう、という意味です。

そういう役に、吉岡が挑む、ということ。
それが、何だか、わくわくする。(まぁ、半分は「おい、いいのか?」という気もするけど。)

さっきまでやっていたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、本木雅弘が密着されていた。
まさに、本木雅弘さんも、今54になって「悪役」を模索しているようだ。

彼の模索の仕方って、すげー面倒くさい(本人もそう言っていた)感じで、それでも、何やっても本木雅弘はかっこいいので、「ちくしょー、こんなにぐだぐだなこと言ってて男前でかっこいいって、それこそ詐欺だぜ、、、」とやけ酒飲みながら視聴していたのです。

(実際、いかに本人がダメ出ししようと、「麒麟がくる」の斎藤道三は無茶苦茶かっこ良く変人で恐ろしくも魅力的な悪役として立ち上る存在感があるわけで、、、)

それでも、本木さんがそんなにもがいているというのは知らなかった。
彼のぼやきの半分以上、おいらも共感できるから、おいらもそんなに変人じゃなくて人並み?かな、って思えて嬉しかったけどね。(あれほどの自意識は持てねぇけどな!(汗))

話は戻るけど、そんで、「悪役をやって、今の自分を広げたいと思った」という本木さんの(言葉にするとありふれているようだが、切実さが身につまされる感じの)告白の後に、「護られなかった者達へ」の映画化、吉岡の出演の話を知って、何だかつながってるなぁ、と思ってしまったのだ。

吉岡は、ある意味、一時期は「正義の味方」ばかり演じてたと思う。(医師、教師、弁護士、裁判官、検事、警察官、エンジニア、音楽家、etc.)
そのことは、おいらとしては、吉岡自身のためにもよいことだと思ったものだ。

なぜなら、「黒板純」も「諏訪満男」も、他の若い頃演じていた役も往々にして、正義の味方ではなく「モラトリアム(正悪保留の不安定さ)」の象徴みたいな存在で、だから、その分、演じること自体が自意識や価値観を危うい状態に置かなければ演じられない役の感じがして、大変そうだなぁ、と思ったからだ。

一度「正義」の側に立って、揺るぎない価値観の元に強い存在感を出す、というのは、吉岡の精神衛生上もいいんじゃないのかな、と思った。(そういう意味では、コトー先生なんて、ほんと、癒やしの配役だったと思う。この役を演じられてよかったな、と思ったものだ。)

その一方で、「朗読屋」みたいな、迷いつつもモラトリアムから一歩踏み出そうとする男も演じたりして、吉岡は、幅広い人間性の解釈を演じて見せてくれた。

今、あまり視聴者が共感しないタイプの役を演じる時期になっているのかな。彼自身がそれを望んでいるのだろうか。だとすれば、本木兄貴(ラストソングでは兄弟みたいな役だった)と同じ心境になっているのだろうか。

そんなこと徒然と無駄に考えつつ、、、

そうそう、吉岡氏、「天国からのラブソング」よかったぜ。なんか、ほのぼのした。(まだ、前半しか見れてへんけど(爆))

「目撃!にっぽん」もナレーションよかった。吉岡のナレーションのおかげで、途中で目を背けたくなる現実を、ずっと見続けることができたよ。ありがとう。

そういえば「小さな神たちの祭り」もよかったな。物語自体も、ファンタジーの要素がうまく映像化されていて、引き込まれて観た。吉岡の役回りが、「おお、こういう役を演じる年になったんだなあ。。。」としみじみしてしまったが。

吉岡氏。「週刊ジャンプ」で掲載中の「アクタージュ」でヒロインの一人が言ってたけどさ、「しわしわのおばあちゃんになっても、私たちは役者なんだから。」って呟きを、あなたの演じる姿からも感じているよ。きっと、あなたは、迷いながらも、いろんな人間を、これからも演じ続けてくれるって。そうして、観る者に、人の姿を、人の心を、感じさせてくれるって。(「そういうの、言わないでほしいんだよな!」って怒るかな。ごめんな。ファンって身勝手なんだよ。)

たくさん、いろんな人を演じてほしい。吉岡氏の演じる「人」を観るのが、おれ、楽しみなんだ。応援してるぞ!

誰もいない崖っぷちで、風に向けて一人戯言を放つ、酔っ払いでした。

寒いな。みんな、あったかくしてよい夜を。

追伸:「麒麟がくる」おもしろくて、毎週、つい観てしまう。脚本の池端俊策さんが凄い。「大仏開眼」の時も思ったけど、登場人物の描き方が魅力的なんだよな。そんで、何というか、品がいい。歴史的解釈も新研究も取り入れていて科学的。すごく好きだ。吉岡も、また、こんな作品に出てほしいな。
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むらさきの雲のうえへにぞみをやどす 風にみだるる藤をしたてて (明恵)

2020-03-21 19:03:35 | Weblog
記事連投。

今日、あまりの頭の重さに危機感を覚え、自分の好きな言葉なんかを探してたんだけど。
明恵(みょうえ)上人のタイトルの句を知って(今まで知ってたのは、月や島関連の歌ばっかりだった)、気になったので記しておこうと思う。

「紫の雲の上へにぞ 身を宿す 風に乱るる 藤を 仕立てて」

ってことなのかな。

いまいち、意味を確定できないのだが、常人にはたどり着けない境地にいらっしゃった明恵様のことだから、文字通りの意味なんだろうか(汗)。すげー。

「風にみだるる藤をしたてて」ってとこが、風好きの自分にとっては、何とも鮮やかで身に迫るイメージを想起させる。

ああ、きれいだ。

明恵上人のおっしゃる「阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)」の気持ちで、虚心に務めを果たしたいんだけどね。
う~ん、頑張ろう。自分。
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明日あると 思う心の徒桜 夜半に嵐の吹かぬものかは

2020-03-21 18:42:37 | Weblog
ご無沙汰です。お元気ですか?
おいらは相変わらず、崖っぷちで生きてます。

崖の上。ちょっと寒い。でも、静か。嵐の前の静けさ?いや、嵐の下の草の中、やね。

毎日「その日暮らし」モードでしたが、さすがにここに来て息切れも甚だしく、職場での顰蹙も激しく(苦笑・・・している場合ではないが)、「おれ、この生き方やばいんでね?」と思い至った次第。

誕生日気分など微塵も感じない、ハードボイルドにはほど遠いが、少々殺伐とした日常が続いている。

折しも家族が、タイトルの和歌を持ち出して「やっぱ忘れちゃいけないよね~」なんて平和に言うもんだから。
はい、反省。(別に敬虔な仏教徒というわけではないが、この和歌だけは、特にこの季節はリアルに体験するので、身につまされるのだ。)

とにかく、何があっても「ごめん!勘弁して!」という言い訳で毎日を渡ろうとしていた最近の自分については自覚した。
思考力が足りない。頑張ってるのに、間に合わない。気づかない。反省できない。ごめんな、みんな。

そんな中、ツイッターで見かけた「8時間寝てみた」呟きに心を動かされた。

ちょうどおいらも、3月上旬からずっと、(起きてられなくて結果的に)睡眠を多めにとるようにはなってたんだ。
それで、睡眠6時間から7時間が続いたここ数日、何だか「あれ、過去のあれ、やばいんでね?」がやっと自覚できてきた。

さすがにこの年(50オーバー)だから、若人のように「劇的ビフォーアフター」というわけにはいかない。
それでも、目覚めの良さと、「あ、あれ間違いじゃん!」の気づきは得ることができたんだ。超久々に、自分の行動を客観的?に振り返ることができたような気がする。

そんでも、昨日いい気になってデスクワークで根詰めたら、今日はへろへろで頭が動かない。自分に甘い。
(今日は休みで助かったが、、、勤務だったら、また「真摯なつもりで、実はテキトーな仕事ぶり」で恥の上塗りだったことだろう。)

明日は明日とて仕事だし、月曜はミッションあるし、で、何とか正気を保って乗り切りたいところ。(すでに今日は負け戦だが。)

ああ。生きるって何だろう。
自分に甘いおいらは、「頑張ったー!」という気分で、全てを肯定したくなってしまうことが多い。。
だけど、ニュース見ても、新聞見ても、それだけじゃ駄目なんだよな。以前は、わかっていたような気がしたんだけど。

最近、マルクス・アウレリウスの「自省録」を読むのが辛い。堕落してるんだなぁ。

どこかに花見に行きたいよ。家族とのんびり過ごしたいよ。あはは、って笑いながら、馬鹿話して、好きなもの食べて、酒でも飲んで酔っ払いたいよ。
快楽主義の塊のような自分は、もしかして、思ったよりも疲れてるんだろうか。

今日の最後?の気づきは「疲れすぎると、克己心も責任感も失うようだ」ということで。
自分が疲れてるのか、ただの怠けなのかもわからんのだけど、今日はそういうことにしておきます。

駄文を連ねて、これも「人間性回復のためのリハビリ」ということにしておく。読んでくれた人、ごめんなさい。

次回はもちっと読む価値のあることを書こう。それでは、崖の上より、以上報告でした。

追伸:自堕落な生活の中、本も読んでない。映画は「Fukushima 50」等見に行きたいけど、外出自粛モードで見に行けない。
   唯一の気晴らし「少年ジャンプ」も、視力の低下でタブレット見続けるのが辛い。こうして老いていくのか、、、とか思うとぞっとするね。
   体力と気力を養うべし。
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問わず語りの夜半の月

2020-03-07 21:57:36 | Weblog
いろいろ、いろいろ。

崖っぷちで座り込んで一人酒盛りっす。陳謝。

ここは風がぬるい。空を見上げる。ああ、星がきれいだ。
生かしてくれてありがとう。みんな、ごめんな。

一つ年をとりました。生きてます。色々まずいこともやばいこともありつつ。
上司申し訳ない。同僚すまん。部下よ、ほんとかたじけない。

そんな毎日。

後悔と反省ばかりの毎日だが、それでもおいらは生きている。生き恥を重ねつつ。
ギジェ・ザラルよ。あんたの恥なんてたいしたことないぜ。
生きてりゃ重畳。厚顔無恥で生きてくしかない。(はるか年下の彼へ。)

生きるとは。生きがいとは。
そんなこと、毎日のあれこれに粉砕されてる感じです。
それでも生きてるって素晴らしい。生きててよかった、と想うおいらは恥知らずなのかな。

53歳にもなって、おいらは生きていくことの意味を知らない。
ただ、想うようにはなった。「生きてるから、今を体験できるんだな」なんてね。
いつも思うのは「地球(テラ)へ・・・」(竹宮恵子作)の終盤。
名も知らぬ、ミュウの(臨時)リーダーの女の子。
彼女の判断で、結局ミュウも人類と友に滅びの奔流に飲み込まれる。

あの描写が、いつまでもおいらの中に残るのだ。人道とは。何なのかと。

(おいらのつぶやきに「?!」となった人は、是非「地球(テラ)へ・・・」を読んでほしい。
おいらは、三十年以上の間、あの描写の意味を解釈しかねているのだ、、、)

ともあれ。おいらはそんな(!)日常を送っているわけで。
全ての人を愛する。そんな漠然とした妄想を抱いたのは数年前。
その野望は、おいらの鈍感さ故、まだ頓挫してはいないが、色々自分の限界も感じ、
この世のあれこれを改めて理解したような気になっている今日この頃。

きっと、思った通り、この世はおいらとは違う人たちのものなのだ。
その中で、異端者として生きている自分は、排除されないように気をつけながら
身を処さねばならない。そんな妄想(?)って、、感じる人いるんだろうか。

ともあれ。
自分が生きている限り、自分の生は続く。言わずもがな。

自分にできる、何かを。生きている間に、やろう。

唐突だけど。
最近、吉岡秀隆が、NHKのナレーションしてるんだ。
「ひと・モノガタリ」とか。。
吉岡がナレしてなかったら、しんどくて観なかっただろう番組。
観ると、否応無しに自分の毎日が問いただされる

どうやって、生きていこう。どうやって、育てていこう。
どうやって、つないでいこう。

見上げるしかない空。Fukusima50も観ることができていないのに。
(映画館にはいつ行けるのだろう。。。)

酔っ払いでごめんな。
おれ、生きてるよ。

どこかで、風が吹くのを待っている。

追伸:「しいたけ.」さんのコラムに「ガッテン・ガッテン・ガッテン!」となっている今日この頃。
おいら、やはり「弱い者」としての生き方は間違ってなかったのかな。そんな見当外れの達成感を、
少し感じていたりする。(妄想)
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いだてん、スカーレット・・・現代社会のタブーを揺さぶるトップランナー達へ【感嘆と敬意を持って】

2019-11-30 14:05:28 | その他テレビ
崖っぷちは薄曇り。
徐々に薄ら寒くなる、不穏な昼下がり。

生きてます。

ぼけらったのおいらは、崖の上の草の上。
ぼんくら頭でNHK観てたら、相変わらずのラディカルな番組達に、とんでもない量の思考の種を浴びせかけられた気分。白昼の奔流だぜ、全く。

NHKはすげーな、やっぱり。

スカーレットはごくたまにしか観れないんだが、観る度、「時代が違うからね」と涼しい顔した語り口の奥に、スリリングな問題提起の紅蓮の炎を感じる。ヒロインができた子で無自覚に純粋な分、(彼女を依り代として、その時代や現代の現実から発せられる)念も怨も触れそうなぐらいにひりひりと感じるんだ。どこまで自覚して発信してるんだろう、とスリルを感じる位に。

いだてんもしばらく観てなかったんだが、ストーリーで描くこと、登場人物の直接言ったりやったりすることは堂々と正面に見得を切りつつ、人間の営み、社会の動き、その下の奈落の底まで、容赦なく、でも強化プラスティックの床越しに、視聴者に覗かせる。挑発的な、でも、とても知的な問題提起だ。

これは、逃れられない思考の祭。目を背けられない思索の饗宴。

すげー脳が動きたくなる。本も読みたくなるし、延々考えたくなる。おれ、今日布団かぶって寝てたい日だったのに。。。

NHKはすごいな。

でも、全部こんな番組ばっかりだとしんどいから、癒やしの番組(ブラタモリとかヒストリアとか世界は欲しいものであふれてる、とか囲碁の時間とか)も楽しみにしとるで。

昼日中、戯言三昧、失礼しました~。
(ささやかな生存証明をここへ。とりあえず、明日まで生き延びたい、そんな感じ。)


P.S. 残業から帰ってテレビつけると「クローズアップ現代」やってるのも、時々「うん、大事なことなんはわかるけど。おれもこれ問題やとは思っとるけど。ごめん、今正対する余力ないねん(涙)」って白旗ふりそうになる今日この頃。人間やってくのには体力がいる。痛感。
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八つ墓村の悲劇~停電発生(涙)

2019-10-12 22:54:31 | 吉岡秀隆
NHK-BSプレミアム「八つ墓村」を楽しみ(にするには怖いが)に視聴しようとしたが、放映開始直前から断続的に停電し、ストーリーぶつ切れにしか追えず、ついに22時30分頃から現在まで復旧せず。洞窟の中で物語が緊迫急上昇したところで、我が家まで洞窟のようになっちまった。

残念。

とりあえず真っ暗な中でビクビクしながら夜明けを待つしかない状況ですが、八つ墓村のストーリーを予習していなかったら恐怖で眠れなかっただろうな(汗)

予習してても停電の続く今は非常事態で怖いっすけど。

遠くの空はいつも通り白々してて、停電はこの地域のみっぽいところが、一段とやりきれなさを増してます。お~い、なんでなんだよう😢

再放送はいつなんだろう。全国の停電地域で、八つ墓村の再視聴がかないますように、、、

取り急ぎ、現場(何の)からは以上です。

強く生きよう💧
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本日NHK-BSプレミアムにて「八つ墓村」放映!

2019-10-12 20:08:43 | 吉岡秀隆
どうも。崖っぷちは強風です。
風めっちゃ強い。屋内に避難中。

台風情報にびびりまくりの週末です。どうか皆さんもご無事で。

そんな中。10月7日(月)に放映されたNHK総合「ごご生」吉岡秀隆氏出演の録画を観た。
今夜BSプレミアム「八つ墓村」と、同時に「男はつらいよ(お帰り寅さん)」の番宣も兼ねた、豪華なプロモーションだ。

吉岡氏、成長したなぁ。生番組の番宣でちゃんとしっかり応対できてたぞ。ウイットに富んだ会話術は、さすが、パンピーとは違うな。

吉岡秀隆という俳優は、自分について語ること(それ自体は嫌いではなさそうだが)について公開番組では控えている印象がある。
(余計な個人情報は観客の作品への没入の邪魔となる、だったかな?そのような趣旨のことを以前言っていた記事を見たような気がするが、記憶の真偽は不明。)「ごご生」では、日頃、吉岡からなかなか語られる機会のないプライバシーについてのあれこれが披露されていた。

もちろん、それらが全て「100%事実」だとは思っていないが。

やばいぞ。随分と共感できてしまう内容ばかりではないか。(基本、「吉岡、オレとはやっぱり違うな」というスタンス?で遠くから応援していたいのに、、、という複雑骨折したファン心理。)

料理にはまりすぎた話は意外だったが(どういう状況なんだよ、それ。。。)、「寝てゴロゴロしてるときが一番幸せ」「あまりイライラすることはない。」「電気自動車(ガソリン給油するということはハイブリッド?)購入。笹野高史氏相手にディーラーの手先並の宣伝にいそしむ。」等など。「わかる~↑」とハイタッチしたくなる(女子高生か)発言の数々、ありがとう。それにしても、吉岡スポーツカー好きだったはず、、、電気自動車は日産かトヨタか、、、


それにしても、吉岡旧知の美保純を配した天下の船越英一郎MCの番組に呼ぶとは、NHKスタッフ、吉岡の扱いをよくわかってるな。
アットホームな番組の雰囲気のおかげか、昨年の特番より吉岡のビクビク感は軽減され、番組スタッフも手応えバッチリだったことだろう。
「作品と共に成長する俳優、吉岡秀隆」ってキャッチコピー、ホントは「だんだん成長して生番組にちゃんと出られるようになりました。ここまで育ちましたよ、吉岡秀隆49歳!」って心境だったのかな、と思った。(吉岡ごめん、誉めてる。マジ)

オレも成長して、ちゃんと色々できるようにならねーとなー、、、

以上、現場(何の)からお伝えしました。

皆さん、安全な週末を。
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ハリーポッターシリーズ、WOWWOWにて一挙放送~脳みそ棚卸し中~

2019-09-29 19:26:51 | その他映画
崖っぷちの上で、風に吹かれてさぼり中。
「この星では、仕事をしないと、さぼれない。」
いや、宇宙人ジョーンズ、そんなことないよ。朝からずっとサボりっぱなしの奴だって、ここにいるさ。(そろそろ鳥の糞浴びて、罰当たりそうだ。)

サボりついでに「ハリーポッター」シリーズがWOWWOWで放映しているのを観るとも無しに見続けている。(初見)
おれ、人の好き嫌いあんまりないはずなのに、初めて本を読んだときから、ハリーあんまり好きじゃないんだけど、何でなのかなぁ。
と、ハリーポッター観る度に後ろめたく感じる。おいらの闇?なのかも。


そうこうしているうちに、「そういや、ニューヨークの国連本部で行った演説が大きな反響を呼んでいるグレタ・トゥーンベリさんって、ジャンヌ・ダルクを思い起こさせるよなぁ」と、ようやく世の中のことの一つに思い至り、何が引っかかってるんだろうともやもやしながら検索かけたら、とっくに茂木健一郎氏が言語化してました。

ジャンヌ・ダルクの事績と、グレタ・トゥーンベリさんのカリスマ性

茂木先生、すごいな。おいらがもやもやしてたこと、ちゃんと言葉で説明してくれはる。

おいらがグレタさんに感じたことは、茂木先生の説明にも似てるんだけど、それだけではなくて、以前、マララさんが世界の前に敢然と立って、発信したときに感じたことに似ている。

「公の場に姿を現すことによって失うもの、そのリスクを顧みないほどの強い義憤に支えられた覚悟」に、目が眩むほど圧倒される、というか。突きつけられる、というか。

ちなみに、ジャンヌ・ダルクに意識がいったのは、最近読んでる「たられば」さんという編集者さんのtwitterから触発されたから。
おいらはゲームをしないけど、彼がプレイしているゲームキャラらしきジャンヌ・ダルクに関連して、史料によるジャンヌのことについて言及があった。以上、ちょっと横道。


「目を背けてはいけないこと」は世界中にたくさんあって、その中には、近所にも足下にも転がっている恐ろしい事柄も含まれている。それこそマンガ「ミステリと言う勿れ」が、暗示しているように。バスを乗り違えただけで、病院の裏手に行ってみただけで、新幹線で背もたれを目一杯倒しただけで、、、そのことは、僕らの前に立ち上がる。


知らないふりして、自分の日常を守ろうとしている「幸せ」な人は、彼女らの告発に、少なからず動揺する。自らの「平和」を乱されるから、、、なのだろうか。


ああ、いかん。日曜日の夕方に考えることじゃねーな。このことは、また改めて。
ずっと目を閉じてるつもりはないけど、明日は全力で守らなくちゃいけないものがあるんだ。
皆さんも、どうぞ、よい夢を。
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追伸~千世子のために~

2019-09-28 23:52:13 | その他アニメ/マンガ
しつこく「ミステリと言う勿れ」について語ります。

おいら謎めいてるライカさんが好きなのですが、彼女、◯◯だったりして、、、ガーン?!

という仮説に思い当たり、ちょっと(久能のショックを想像し)ブルーな気分です。ま、違うかもしれへんけど。
(ちなみに、○○の中には、2つほど、仮説がある。ずるい?いやいいや、、、)


そんなこんなで大注目の「ミステリと言う勿れ」興味持った方はぜひお買い求めください🙇✨
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ブラタモリ「比叡山」と田村由美「ミステリと言う勿れ」~「故郷の空」を唄う夕暮れ~

2019-09-28 21:35:51 | Weblog
久しぶりに、ブラタモリを観ていた。

テーマは「比叡山」。先週から2週に渡って「比叡山と仏教」について興味深い歴史と伝統が紐解かれた。(そして日頃非公開の修行の場がこのたび一般庶民に公開された!ありがたや、、、)

番組の中でもおいらが感嘆したのは、先週の「最澄の直筆の美しさ」(涙が出るほど)と「一隅を照らす」という最澄の教え。
そして今週は「3ヶ月続く南無阿弥陀仏を唱える修行」「12年籠山行」「おみくじ発祥の地」「石の声を聞く「穴太衆(あのうしゅう)」の石積み超絶技巧」に圧倒された。


「一隅を照らす」については、以前、このブログでも触れたことがあった。

「ボクがココに居るうちに」(2008/10/05)

あのお寺の住職さんは、延暦寺で修行された方だったのかなぁ。

「一隅を照らす」は、仏教の教えの中でもおいらには理解しやすい(共感できる)教えだ。
誰でも、自分のいる分だけ、その周囲だけは照らすことができる、という教え。
自分が生きていることが「灯火」になるといいなぁ、と思えて、生きることを許された気分になる。(元々すみっこが好きなので「一隅」という言葉が響く、ということもある。)


そう言えば、偶然から、最近、以下の漫画を知って、一気読みした。


田村由美「ミステリと言う勿れ」(1~5巻既刊:小学館フラワーコミックス)


田村由美は、大昔?に「BASARA」という漫画を(これまた偶然)知って、「ひえ、こりゃザ・少女漫画そして大河?!」と圧倒された経験がある。主人公のタタラちゃん(更紗ちゃん?)が虫大好き温泉大好きワイルドかつ優しい少女で、そこに甚く惹かれたものだった。でも、とにかく激しかった。終わり方は色々心乱れる展開だったが、とにかく全編通して凄い迫力の作品だった。

聞けば作者はO型。うん、確かにあのぐいぐい容赦なく読者の心に迫ってくる雰囲気は、O型らしい。

その豪快田村女史の作品にしては、「ミステリと言う勿れ」は初見の印象が随分平熱っぽくて、へえ、AI的現代らしさが、、、とか思いつつ読んでいったら、やはり「ぐいぐいO型」っぷりは健在だった。展開がすごい。力強い。読者の心を翻弄し千々に乱してくれる台風のようなインパクト。

そしてまた、どうしてこの方、、、このことをピンポイントで取り上げてくれるのだろう。
「物言わぬ少数派」が日常的に気になる・ひっかかることへの言及・視点が、非常に的を射ている。おいらとしては、「魚座」「三好達治」「自省録」が出てきた時点で全面降伏ですが、その他の点も、(作品の主張に同意、ということではなく、話題の取り上げ方が)とても好きだ。

一話の分量が多いので、結構一気読みしやすいです。「漫画大賞第2位」「このマンガがすごい!2019年オンナ編第2位」「ダ・ヴィンチプラチナ本受賞」との帯がついていました。すごいんやね。(そーいや、おいらが好きな週刊少年ジャンプの「チェンソーマン」も何かで第2位だったなぁ。あれも、ものすごくぶっ飛んでるけど、背徳的かつ絶望的に叙情的な味わいがなんとも言えない作品だ。)

それにしても、「ミステリと言う勿れ」、第5巻(新刊)の色味が濃くてすごくきれいなんだが違和感があって、、、これ、クリスマスなんだな(苦笑)。この表紙の濃さ(くどさ)もこの作品の味わいの一つ。でも、本編の絵柄は、むしろあっさり淡泊。

そんなあっさりした絵柄で、なかなかエグい展開を楽しめ?ます。(正直びびった。)

久しぶりに、少女マンガにはまった9月でした。
(蛇足だけど、主人公の「久能(くのう)整(ととのう)」って、誰かモデルいるのかな。真っ先に連想するのは「金田一耕助」「シャーロック・ホームズ」なんだけど、日本人だと、大泉洋、、、じゃないよなぁ。おれのイメージ的には吉岡秀隆だけど。
大学生は、さすがに、今の吉岡が演じるのは無理か、、、残念。)


さて、ここまで読んでくださった奇特な方はもうお察しでしょうが、完全に現実逃避の今日この頃。
あまりに眠くてやる気が出ない毎日でしたが、散髪行ったら、ものすごい白髪になっていて、これまたびびった。
毎日鏡見てても気づかなかったのになぁ。

運動して体力つけねーと、持ちそうにないっす。
というわけで、皆さんもどうぞお体お大事に。


「秋空を 見上げて 口をつく歌を 風に乗せては いたづらに笑む」


「故郷の空」を歌ってる気分なんすよ。今日って。では、また。
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蝉の声 道連れにせむ 夏の暮れ

2019-08-17 15:23:47 | Weblog
どうも。崖っぷちは熱風。台風えらいこと暑かったですな。

やっとやっと生かされている今日この頃。
「○連休ですか?」と整体の先生に聞かれて「いやぁ。。。」とごまかす小心者。
実際何日休んでるのかな。休みと勤務の切り分けがあいまいだ。
(公私のだらしないのはいかんのだろうが、実際、休暇日に出勤しとるし、休日にOJT(もどき)あるしよ。。。いや、断って休む気になれば休めるけれども。。。)

そんな鳥頭でも、2日間仕事のこと一筋も考えずに過ごしたら、さすがにじわじわ「休日」感が出てきました。
そんでやっと今日は在宅にてリハビリ勤務モード(苦笑)。明日からは出勤。がんばんべ。

しばらくの間、暑さと仕事の混み具合により、心の中で「何にもしたくないっす」と時々呟きながら、「でもへーき、どちらさんもウェルカム・ウェルカム」と、湯婆婆の湯屋の前で飛び回ってる蛙のように、無心に業務をこなし続けてきた、と思う。決してサボった覚えはないが、遅延は生じている。しかし勤労意欲も底をついた。(爆)

盆休みを遅延解消のために使う予定だったが、諸事情により断念。
やっぱ、家族が無事なのが一番っす。顰蹙はもう必至。だったら無理はしない。家族との思い出を先に作るぜ。

久しぶりに今、このページにたどり着いて更新できるようになっただけ、少々人並みの欲は出てきたのだろう。(前回の更新は、おわかりのとおりかなり「無理矢理」に更新した。今回もそれに近いが。とにかく創作意欲というか何かを生み出したい気持ちが衰えとって、文章が浮かんできーへん。頭空っぽや。)

今の気持ちとしては「仕事に行きたくねぇ」「このままもう一週間休ませてくれ」が本音。
だがしかし。職場の奴らはおいら以上にそう思っているだろう、と思えば、老体に気合いも入ろうというものだ。(根性が非道い)

後ろ向きすぎて、うっかりこんな記事読んじまったら気分悪くなりそうで申し訳ない。ここらで少々口直し。

最近のテレビやニュースについてはノーコメント。
色々思うことは多いが、公の場で語れることはない。(上記の駄文はいいのか、というご指摘もあろうが、上記は極めて個人的な無駄話だから、いいのだ。)

ただ一つ特筆すべきことは、8月16日のNHKニュース「おはよう日本」で、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会のことを取り上げていた。「“英語”普及を夢見た特攻隊員たち」という題だったか。大会創始者の鈴木啓正さんが、親友である富永靖氏と約束した夢が、戦後、この英語弁論大会として実現したのだ、と。
今まで知らずにいたが、今回、知ることができて本当に良かった。戦争を生き延びた鈴木さんの思い、特攻隊に散った富永さんの無念、等に思いをはせた。
(そして、このニュースのナレーションは、(クレジットあったかわからないが)田中秀幸氏だったと思う。深みと抑制のきいた素晴らしいナレーションで、彼の声がこのニュースをより感慨深い印象にしていた。

相変わらずすごいな。こんな風に、仕事できたらな。。。としばし感嘆。

うん、時間はかかったが少し復活してきたぞ。

「生かされている内に、許されている内に、善き人たれ。」「行って、あなたのすべきことをしなさい。」

おいらのエンジンを起動する呪文。今回も効いてくれよ。
そんでは皆様、暑さにめげず、世の中を少しずつ照らしましょー。(なんか、最後は電波系?)
good night. Have a good sleep.
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命あっての物種

2019-08-07 22:43:00 | Weblog
暑いっすね。ごぶさたしてます。生きてます。
(無駄に5/7/5)

崖っぷちにも熱波。でも何とかエアコンに生かされている。そんな毎日。
連日の熱中症による事故の報道に涙が出る。どうかみんな、無茶せんといてな。命あっての物種やで。

まぁ、忙しい日本、暑いときに休み寒いときに休み、してたら世の中回りませんわな、と言われそうですが、そんでもさ、やっぱ生きて秋を迎えようよ。

友人の三回忌。そんなことを強い日差しの中で思った。

おいらもいずれは消えてなくなるけどさ。そんでも。まだもうしばらくは、生きていたいなと思うんだ。

さて。
色々とびっくりするニュース(田中秀幸氏が増岡弘氏をひきついで「フグ田マスオ」さんを演じることになる!とか、吉岡秀隆がまた金田一耕助を演じるとか、映画「Fukushima50」に出演するとか、ワールドトリガーがどんどん人気上昇してるとか、チェンソーマンもいつの間にか超人気出てきてるみたいだとか、「鬼滅の刃」「Dr.Stone」等人気作品アニメ化したとか、、、)があります。
う~ん、ラインナップが中年の趣味とは思えんなぁ。

最近のヒットは「ドキュメント72時間」選(再放送)「海上保安学校」の回。哀しすぎる事件の後で、どれだけ多くの日本国民があの番組に救われただろう。この回の放映を選んでくれた人、ありがとう。「人間」への素直な信頼を回復できて、本当に、感謝しながら泣きそうになって観ていた。(もちろん以前にこの回は観たことあるんだけど、今回観た後に感じたのは、何とも表現できないくらいの猛烈に心から湧き上がる感謝だった。)
わかりにくい表現でごめん。でも、本当に、弱虫のおいらは、あの番組にものすごく救われた気分になったんだ。

ああ、ほんま、最近脳が止まってる自覚はあったが、明らかに語彙力が落ちとるな。
今日はあきらめてこの辺で。次回はもうちょい伝わる言葉が出てきますように。
魚座が明日も生き延びられますように。

んじゃ、皆さん、よい眠りを。

追伸:ジャンプSQの「プラチナエンド」すげーっす。今までチラ見ですませてたけど、最近この先の展開が気になる。
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榊買う 改元前の 日曜日

2019-04-28 22:29:21 | Weblog
柄にもなく一句。
その心は・・・

「日頃不信心で仕事に明け暮れるサラリーマンも、平成最後の日曜日に、ふと改元を思い、ニュースで伊勢神宮の神事を見たことを思い出した。自宅の神棚を見て、枯れかけている榊に気づき、いそいそと近くの花屋に足を運び、榊を買ったとさ。」


そんな夕暮れ。平成最後の日曜日。


おいらは感傷に溺れ、4月の狂騒からようやく我に返り、初めて「風立ちぬ」を家族と観ながら、「この作品もセンチメンタリズムにあふれてるなぁ、、、」なんてことを淡々と感じている。(で、「淡々」とか言いつつ、あえなく泣きながら観てるわけだが、、、)


どうしようもなく、胸をかきむしりたくなるような、むなしさと、憧れと、悔恨と、、、、

なぜ美しいものを追い求めることが、世界を滅ぼしてしまうのだろう。
呪われた夢。救いのない情熱。

それを、時代と呼ぶことは簡単だが、そんな単純な「まとめ」を許さないような、人が生きることの本質的な残酷さと獰猛さと狂気が、血濡れた息づかいの中に、描き出されている。
なんて作品だろう。(こんな感想書いてるおいらも、なんて奴だろう、、、)

出てくる人物達は、皆、とんでもなく理性的で品がいい愛すべき人たちばかりなのにね。その目の奥の「狂気」の鳥肌たつような現実感たるや、、、(うまく言語化できない、自分の脳みその足りなさよ、、、)次郎の澄んだ目の奥にも、健気さと両立する恐ろしい色。


やっぱり宮崎駿監督は、とんでもない化け物のようなクリエーターなんだなぁ。。。改めて尊敬した次第。



10連休は縁がないけど、土日は休めて乾杯、な幸せな週末。
ミイラになりそうだったけど、少々復活できたので、明日も頑張ります。


追伸:「週刊少年ジャンプ」の「チェンソーマン」面白い!
以前感想書いたが、心配通り(笑)の展開でハラハラ楽しませていただきました。
デンジいいよなぁ。健気、っつーか、あの馬鹿さが素直すぎてすげー好きだ。
アキも「デンジかばう」展開を経て、ちゃんと生き延びてよかった。女性陣も皆さん麗しくて、、、(パワーはとりあえず「魔人」枠だから女性陣には入れないが(爆))

今後も理性と狂気の振り子の揺れ具合に期待してるのだ。(ただの狂気だけじゃ惹かれない。この作品のものすごい「堅い」部分が好きだったりするおいら。)

ああ、改元が迫っている。
「良いお年を。」なんて洒落たこと言って退勤していった部下や同僚をうらやましく思う、くたびれた中年でした。
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