二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「流星ワゴン」~オブリガートの優しい旋律に耳を澄まそう~

2015-02-17 05:23:33 | 吉岡秀隆
崖っぷちの夜。星はきれいだ。

見上げれば、雲の向こうに、底なしの深淵。

「流星ワゴン」第5話を観た。
何て優しいんだろう。最近では観たことのないくらい、穏やかで落ち着いていて、、、何というか、とてもしっくり来る展開だった。

今回の演出は田中健太さん。劇中の橋本さんの息子である「健太君」と同名(苦笑)。
田中さんの演出ってどんなだろう、と興味深かったんだが、本当に「ありがとう!」と言いたくなるような繊細さだった。
ホームページスタッフのブログも読んで、撮影風景の和やかな様子に温かい気持ちになった。


今回は橋本親子の気持ちが丁寧に描かれていた。
死んだ人の気持ち、なんて、ファンタジーでしかないんだが、それを、そっと「手当」するタッチで描いてくれたのが嬉しかった。

メインである永田親子の主旋律は、助奏である橋本親子の旋律に呼応していて、今回は助奏が際立つことで、お互いの輪郭を浮かび上がらせているようで、とてもいいなぁと思った。

橋本さんと健太君のために、必死になって行動している永田さんを観ていたら、「いいやつなんだよなぁ」と思い、今回の展開の中での彼の気づきが、今後の彼の運命にも影響していくんではないかと思った。


死んでしまった橋本さんも健太君も、後に残された奥さんも。

最後の瞬間に深く関わってしまった運転手さんも。その奥さんも。お子さんも。

奥さんに寄り添ってきた、親友も。

皆が、優しくて、一生懸命で、それなのに、断ち切れてしまった命は二度と帰らない、取り返しがつかないという苦しみが、じんわりと胸を締め付けていた。

ありがとう。

崖っぷちでろくな感想書けないけど、せめてここから感謝とエールを。

二度と戻らない人のことを考えました。
悲しみにうちひしがれている人のことを考えました。

生きてほしい。還らない人に殉じるのではなく、切り捨てて忘れるのでもなく。
どんなに難しくても。一緒に、しっかり生きてほしい。生きていきたい。

「流星ワゴン」ありがとう。来週までがんばるよ。

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流星ワゴンの軌跡を信じて

2015-01-26 23:50:09 | 吉岡秀隆
TBSの流星ワゴンのホームページに、吉岡秀隆氏のインタビューが載った。

待ってたぞ!思ったより早くて嬉しい。

彼の言葉は、やはり知的で的確。そして情感豊かだ。
読むと確かな満足感を感じる。
1つ面白いなと思ったのは、吉岡、今回は原作読んだのだな(笑)これも嬉しい。

流星ワゴンは決して、現実を忘れて軽く楽しめるような作品ではないけれど、洒落にならない悲惨さの中にも、わずかにクスッと笑えるような、上品なユーモアと節度をもった作品であってほしい。今までに少しずつ見せてくれている、破天荒な中にも優しく思いやりのある人間の世界を、これからもしっかり見せ続けてほしい。

役者達の熱演に加え、吉岡氏の静かなる気迫も確認できて、来週もいよいよ期待大なのである。

崖っぷちで往生際悪くじたばたしている自分にも、彼らの気迫が移ってほしい…遠い空を眺めながら、流星の軌跡を見届けようと決意する中年なのでした(^_^;)
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流星ワゴンがよい!ミステリーと家族ドラマとアクションと癒しの全部盛り!

2015-01-25 23:55:24 | 吉岡秀隆
ヘロヘロの崖っぷちですので、一言だけ。

「流星ワゴン」はいい\(^-^)/

初回も思わず見いってしまう展開で、今日の第二回はさらに面白かった・・・と言っては語弊があるが、とても引き込まれる内容だった。

一雄の苦悩にしんどく思いながらも共感し、ハチャメチャな忠さんのアクションやリアクションにすかっとし、憂いある奥さんの美しさにドキドキしながら胸を痛め、息子の荒れっぷりと、その運命を容易に変えられない現実のハードさに胃が痛くなり、そんなこんなで消耗した神経に、橋本さん親子の癒しのオーラがありがたい、、、そんな感じでした。

吉岡氏のナレーションよかったなぁ。第一回で説明がなくて、原作の予備知識なしに見ていた人には謎だっただろう部分が、彼のほのぼのした口調で明快に(生き霊とか(笑))説明されていたのが、ちょっとコミカルで、悲惨な内容なのにクスリと笑って、この状況を俯瞰するかのような余裕を与えてくれた。

もっと語りたいけど、今はこれが精一杯(苦笑)。

来週はもう2月、、、その事自体は恐怖だが、流星ワゴンの次回を見ることを楽しみに、何とか逃げずに月末と戦おう。

皆さんどうぞお体大切に。
では、また。
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新城先生の謎~「若者たち2014」に寄せて~

2014-08-24 18:55:14 | 吉岡秀隆
いつのまにか折り返し点を超えて、登場人物たちの世界が見え始めた「若者たち2014」を振り返りつつ・・・(再視聴する元気も時間もないので、脳内で覚えている限り・・・勘違いや記憶違いがあったら、すんません。)

感想その1:
佐藤家の5人きょうだいが、いいなぁ。基本的に仲良くて、旭兄が、懸命に翼を広げて守ってきたっていう印象だ。きょうだいも、そんな長兄を頼っているから、好き勝手言っているようで、どこかで尊敬・尊重している。この5人のやりとりを見ていると、なんとなく和む、今日この頃。

感想その2:
これは作品とは直接関係ないんだが、次男は「佐藤暁」なんだよなぁ。「だれも知らない小さな国」などで有名な作家の佐藤さとる氏は、初期の頃「佐藤暁」名義で書いていた。次男を見るたび、「同姓同名かぁ」とちょっと感慨深い。

感想その3(本日のお題):
巷で「不倫・セクハラサイテ-親父」「卑怯」と大人気(あれ?)の新城先生だが、一方で「色気がある」「優しそう」との評価も高いらしい(爆)
ひたすら沈黙を守り、受け身を守り、「女に選ばれる」男の去就を決めかねているような新城正臣氏、41歳。「不惑」を越えて、人生の迷路のど真ん中。結婚歴10年くらい?妻との交際期間20年以上?ということは、大学入ってすぐに知り合って、でも、結婚まで10年以上かかったのか。

おいらは、吉岡秀隆が演じる人間に興味があるので、今後、新城サンがどうなっていくのか静観しているが、若干気になることもちらほらある。
ストーリーの全てを把握していないので、今憶測を語ることは、後に「バーカ」ということにもなりかねないのだが、放送中のドラマへの期待も込めて一言。

その1:ひかりとの関係は、結局のところ新城さんにとって何なのか。
 ひかりに「選ばれた」から、受け入れたのか。まぁ、そうなんだろうな。
 でも、マジ「やっちまった」のかどうかが、気になるところ。同世代というわけではないが、近い年齢の中年としては、「手を出してほしくないなぁ」というのが本音。まぁ、ひかりちゃんはマジ恋してるわけですから、拒む理由はないんだろうが、なんか、そういうのはいやなんだよなぁ。たとえ、他人から見たら、やってようがやってまいが、同じ「不倫」なんだろうけど。仕事一筋で不器用そうに見える新城さんだからこそ、そこんとこどうなんだ、という気持ちになっている。

その2:リサ・ローブをひかりに勧めたのはなぜか。
 単に「リサ・ローブのライブ見に行きたいと思って、どうせなら、ひかりと一緒に過ごしたいし、リサの良さも知ってもらいたいなぁと思って」ってとこだとは思いますが、「妻との思い出の曲を不倫相手に勧めるなんて、ひかりは妻の身代わりか!?」「ひかりにとっても妻にとっても裏切りじゃん。無神経の最低男!」と世の女性の怒りを買いまくった模様(爆)。

今回のタイトルが「男と女は」でした。このタイトルに続く言葉を考えさせられる出来事の一つだったように感じます。
「男と女は、大切にするものが違う。」
「男と女は、愛し方が違う。」
「男と女は、気にすることが違う。」

等々。

まぁ、どれも同じこと言ってるだけですが(爆)。価値観が違う、っつーことかもしれませんね。

「リサ・ローブが好き」→「結婚相手との出会いのきっかけになった曲として記憶していく。」のが女性?
「リサ・ローブが好き」→「好きな女性(ひかり)に、自分が好きな歌手を紹介したい」のが男性?

逆に言えば、リサ・ローブと奥さんとの結びつきは、新城さんにとって、それほど強くなかった、ということか。(ひでー話だが。)
新城さんにとって、「新城家の父」「(斉藤由貴、じゃなかった)美穂の夫」というアイデンティティは、確立されていないと思われる。その理由が気になるところだ。(反面、旭のアイデンティティは、純粋に「佐藤家の長男」だからなぁ。違いがすごい。)

その3:新城さんが抱える問題は、何なのだろう。
それは、これからの「若者たち2014」が徐々に明らかにしてくれていくのでしょうが、おいらとしては、新城さんが「何か」を抱え込んでいて、そのせいで、ひかりを拒絶することも、奥さんに釈明することもできなくなっているようで、気になってならん。

18歳頃(大学入学当時)「新城家の隣に越してきた」とか、旭が言っていたような気がする。現在の佐藤家の隣は民家に見えるので、一家で越してきた、ということか(これは物凄く特殊な事情を連想する)。

隣家の甥っ子とかで、隣家に下宿したとか、反対側の隣家がアパートだとかなら、大学行くために上京したという、もうちょっと自然な設定になるのだが。旭の台詞一言で、物凄く、新城さんの過去が複雑に感じられてしまった。(おいらの聞き違いなら、笑い話だ。)

いずれにせよ、佐藤家の隣に住んでたなら、あまり裕福ではなさそう(爆)だ。

それなのに、豊橋の「新城」家の豪邸っぷり。一目で裕福とわかる家の外観。

医者ってそんなに儲かるのか?(Yes,だったりして(爆))

もしかして、「新城さん」婿養子か?いや、でも、それだったら、佐藤家兄弟が「新城さん」って呼ぶかなぁ。むしろ、下の名前で呼ぶだろう。それとも、新城さん自身が「これからは新城って呼んでくれ」と言ったのか。

それとも「マスオさん」なのか、新城さん。そんで、奥さんの実家の価値観と合わなくて、同居が苦しいのか?

それとも、子供ができん体質なのに、奥さんに「子供できたわよ!」ってやられて、ひねくれたのか?(それって「ミスティック・アイズ」(原題wreckers)?)でも、そんな悪そうな奥さんには見えないしなぁ。


等々、色々妄想を刺激してくれる新城さんですが、今後、どんな風に物語が展開していくのか、小心者の中年としては、ドキドキしながら次週を待ちたいと思います。

なお、第6話最後の場面、ひかりちゃんのふっきったような態度と、視線で追いかける新城さんの場面は、とても印象的でよかったと思います。だがしかし!あれでひかりちゃんが本当に「ふっきった」とはとても思えん。

人間、180度の転換しかできんもんです。同僚(こいつ、ひかりちゃんに惚れてるよな)に写真を見せられてカッとなった瞬発力による、反射的行動と思われるため、本当の意味で「おわった」とは言えないと思う。これからが苦しそうだ。

いずれにせよ、佐藤家の隣人のおやじ、的なおいらの目線は、最後、どういった結末を見届けるのか。不安でもあり、期待もあり。

「若者たち2014」次回も必見です!

追伸:リサ・ローブの名曲「ステイ」を長澤まさみちゃんが可憐に歌っていたのがすごく良かったが、思った通り、原曲がiTunesでもamazonでも絶好調で売れてるらしい。Youtubeでもまさみちゃんver.の再生42万回越えてるとか・・・そして、リサ来日公演するんだね。すごいや。
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「若者たち2014」第6話「男と女は」を観た!

2014-08-21 02:14:22 | 吉岡秀隆
悲しいニュースが続いている。
みんな、無事であればいいのに。何でこんなことになるのだろう。
新聞の記事を読んでは、ブルーになる今日この頃。


さて、今日(あ、もう昨日か)残業へろへろで(でも、早いほうだけど)10時過ぎに家について、録画が始まって無くて焦った人、挙手!

はーい!(^-^;)


いやぁ、一瞬パニクりました。バレーボールの実況中継放送があったんすね。
おかげで、「若者たち2014」に間に合いました。神様、ありがとう!

神様、といえば、今日は本当に神様が降りてきたか、えんま様が上がってきたか(?)というくらいのことがあって、いやほんとに。
寿命が延びたか縮んだか(どっちなんだよ)ってくらいのことがありました。


生きてて良かった。明日もそう思いたい。ずっとそう思いたい。

神様どうかお願いします。(意味不明ですんません。)


他にも色々。色々。鬼籍に入った先輩に敬礼。
崖っぷちから一時離れた先輩に敬礼。

色々。色々。何もかも全然間に合っていないのはなんでだろう。


でも、今日の「若者たち2014」はとても楽しめたので、おいらはまだ大丈夫なんだろう。

納屋で放置されていたギターが、調律しなくても透き通った美しい音を奏でていたが、あれはきっと、多香子ちゃんが弦を緩めるなんて習慣のない気っぷの良い(?)子だ、ということと、「もう弾いていない」と言いつつ、実は、暁が帰った後、毎日弾いてた、という仮説推論中(笑)。

そんな多香子ちゃんだったらいいな、かわいくて^-^

なんか、色々、ギターの音のように、響いてくるところの多い回だった。
ひかりの心の揺れ動きを、ゆっくりと見せてもらって、彼女が時折、ひどく幼く頼りなく見えてしまって、「ああ、これが旭目線、ってことなんだろうなぁ」と感じた。

新城医師の奥さんの揺れ動きや強がりや、ふと見せる恐ろしいまでの気丈さもよかったなぁ。斉藤由貴、久々だが、昔と同じ輝きだ。時々じわっとくる、彼女の殺気と、弱さの振れ幅がすごかった。(でも、寸止めにしている。)演技うめぇ。

新城医師は役回り的に最高にかっこわるかった(^-^;)が、まぁ、そんなもんだろう。
そんなかっこ悪さをちゃんと演じて見せてくれた吉岡秀隆の男気も良かった。さすがだ。

みんな、すごく健全で、優しくて、ダメなところも毅然としたところも全て、とても「現実」的だと思った。これこそ、「ドラマ」で観たかったことだ。

本当に、当たり前のことなのに、なんでみんな言わないんだろうな。ってことを、全身全霊を込めて言霊にしてくれた、旭の強さと優しさに拍手だ!
家での彼は、常に背景に両親の遺影をしょっている。
その場面を見るたびに、彼が背負ってきたもの、大切にしているものが感じられて、旭に共感する。

そして、一度過ちを犯して臭い飯(爆)を食ってきたが、実は兄以上に冷静で理性的な暁(苦笑)。彼の他の面でのダメダメなところがすでに描写されているから、今日のように理性的な彼を見ると、改めて「人間って残酷なぐらいバランス悪いよなぁ。」と感じ、そこがリアルだと思う。

今日の「修羅場」は今まで観たどんなドラマよりも生々しくて、「わぁ」って感じで心臓がばくばくしたが(あのいたたまれない空気感!)、それを味わう機会を視聴者に与えてくれた素晴らしさは、特筆に値する。

綺麗に描いているけど、実に「ありそう」で、思わず「怖い」とつぶやきそうになった。

しかし、今日の修羅場より、三男と四男の「修羅場」の方がおっかない感じがするのも確か。香澄ちゃん、罪な子だ。。。

そして今回何が嬉しいって、ひかり meets 多香子。

あの二人の場面は、よかったなぁ。。。しみじみと堪能しました。

猛烈眠いので、サーン状態にて、これにて失礼。
崖っぷちからの中継でした。。。

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「若者たち2014」最高!(その2)

2014-08-10 20:33:50 | 吉岡秀隆
台風大変ですね。皆さん、大丈夫でありますように。

おいらは、依然としてへろへろですが、何とか崖っぷちにしがみついてます。

空を見上げる。曇天の低い空。台風よ、お願いだから、あまりひどいことしないでくれ。

「小さいおうち」ソフトが届いた。気力がなくて全部いっぺんに観られないけど、最初からちょっとずつ観てると、やっぱすごくいいなぁ、と思う。

タキちゃんも、タキばあちゃんも最高。健史もいい味出してる。
時子さんも旦那さんも板倉君も社長さんも社員さんもいいなぁ。恭一坊ちゃんもかわいい。
この作品は、いいなぁ。家で見られるなんて幸せだ。(願わくば、気力体力がもちっと自分にあれば・・・)


そういえば、へろへろな中で、水曜日に「若者たち2014」第5話を観た。すごくいろいろと考えさせられた。
見終わった後、この番組で杉田監督が伝えたいことについて、なんだか、色々と思いついた。

まだ、ブログに書くほど気力がない。それが残念。早く元気にならんとなぁ。。。(忘れないうちに(爆))

「若者たち2014」いいよ。この作品を色々と批判してる人もいるみたいだけど、この作品を観て、不安になるのかな。
おいらは、「この作品が不自然」だと言うなら、他のドラマだって不自然なところのないドラマなんかねえじゃねぇか、という感覚で、「若者たち2014」に思うところは色々あるけど、否定的ではない。不倫は認めないけど(爆)、興味深く観ています。

第5話は、何気ない仕草とか、細かい描写とかが印象に残った。
三男四男と橋本愛ちゃんの関係も、なんと初々しいんだろう、とドキドキした(思わず30年前(爆)を思い出したぜ!)

久しぶりに帰省して、親に「若者たち2014」はどうか、と聞いたら、「怒鳴りあいを観ているのが辛い」だって。
色々聞いてみたら、親も夏バテで、気力も落ちてて、激しい感情を受け止める余裕がないらしい、ということがわかった(苦笑)。そっか。このドラマを観るには、観る側にも体力が必要だ、ってことなんだな。
(おいらも気力体力不十分だが、さすがに後期高齢者と比べたら、「若者たち2014」レベルの感情にさらされるのは、まだ平気。殺しだの陰謀だのってのは、弱ってるときは無理だけど。)

あ、そうだ。昔観た「伝説巨神イデオン」ってアニメ、おろし金でザリザリ神経削るような言葉の応酬が刺激的だった。
実生活ではそんなやりとりあり得ないんだけど、フィクションの世界での辛辣なやりとりが、とても「現実的」で、身に迫って感じたのは不思議だったなぁ。

「若者たち2014」の雰囲気って、あの時の感覚に似てるのかもしれない。
何か、とても大事な作品を観ている、って感覚になるんだ。

ああ、言語中枢がもちっと復活したら、ちゃんと書きたいなぁ。

そうこうしてる内に、視聴中の「小さいおうち」は台風襲来。現実世界では、こんなにひどいことなりませんように。

それでは、皆さん、どうぞご無事で。
明日まで、ちゃんと眠ろうね。
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「若者たち2014」飛龍伝のバックで流れた名曲は「The Rose」

2014-08-03 10:00:14 | 吉岡秀隆
ども。相変わらずの半病人です。(夏風邪はしつこい。抗生物質のおかげで少しずつ回復はしているが。)

頭もーろーとしてますが、一言だけ。


「若者たち2014」第4話の劇中劇「飛龍伝」クライマックスで、BGM的に流れた洋楽。

皆さん、わかりますよね!?わからない若者たち(爆)のために、中年から一言。

映画「The Rose」の主題歌、「The Rose(ローズ)」っす。

映画「ローズ(The Rose)」は、「ベトナム戦時中の60年代、アメリカを舞台に、酒と麻薬に溺れながらも歌いつづけた女性ロック・シンガー「ローズ」の愛と激情の人生を描いている」(以上ウィキペディア参照!←他力に頼ってんじゃねぇ>自分!)という作品です。

原曲はベット・ミドラーが歌ってますが、「若者たち」ではカバーかな。(知ってる人、ご教示あれ!)


大好きな曲なので、かかって嬉しかった。「ローズ」はベトナム戦争の頃か。飛龍伝と時代的には符合しますな。


この曲、歌詞がものすごく優しい。今の若者にも知ってもらいたい曲です。アメリカ版「若者たち」と言ってもいいかもしれない。ドラマ「若者たち2014」のテーマにも通じるなぁ。
杉田監督、これもメッセージの1つなのかな。

youtubeで、日本語歌詞つきのバージョンもありますので、興味持った人は是非「ザローズ」でぐぐってみてね。
(おいらが好きなのは、「The Rose - Bette Midler (歌詞字幕)English & Japanese Lyrics」って題の奴。和訳が優しくて泣ける。)


ジャニス・ジョプリンもそうだけど、人生どこに落とし穴があるかわからなくて、人間どこで躓くかわからなくて、でも、泥だらけになっても、生きていくしかないんだ。それは、犯罪を肯定するとかじゃなくて。

絶対に、他人の命を奪ってはいけない。自分の命を奪ってもいけない。それは大前提。

だけど、どうしようもなくバカで、人を殺さなくても、人を傷つけたり間違いを犯してしまった後は、心底悔いて、償いながら生きるしかないんだ。

罪を無かったことにはできない。被害者の心の傷も、時が癒やすものではない。時は後戻りできない。

だが、それを受け入れて、償えない現実の重みに耐えながら、真摯に生き続けなければいけないんだ。人間として生まれたんだから。
そこから、本当の人生が始まるんだ。間違ったままじゃなく、真実を学んだ後に。


「自分は清く正しく生きている」という自信のある人も。考えて見てほしい。

過ちを犯した人間は、いつか、あなたの隣に帰ってくるんだ。
その事実から目を背けないで。社会は、社会の人々は、その人をどうやって受け止めて支えていくのかを考えて。

そして、若者も、中年も、中高年も、過ちを犯す前に考えて。
あなたが利己的に行動することで、どれだけ多くの人が傷つき、泣くか。
どれだけ、被害者にとって取り返しのつかないことが起きてしまうか。
そして、あなたが、どれだけ多くの信頼や愛やチャンスを失うか。
あなたは、自分が相手にしたのと同じことを、自分にするようなものなのだ。

だから、、、よく考えて、自分を大切にしてほしいんだ。そうしたら、周囲の人も大切にできるんじゃないかと思うから。(ああ、甘ちゃんな理想論で突っ込みどころ満載かもしれないよ!だからどうだってんだ!)


「若者たち2014」を見ていると考えてしまう。
人が間違えることについて。その理由と、理由が行為を正当化しないことと、取り返しのつかない結果について。
そして、その人が、どうやって社会の中に戻るかについて。


久しぶりに「家栽の人」を思い出した。これは、桑田判事が言っていたことだ。


整理されてない気持ちを書き殴ってごめん。暑さと熱でへろへろですが、とりあえず「ローズ」はいいっす。

では、また。
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「若者たち2014」初回視聴率12.7%!堂々の夏ドラマ(既放送分)首位!

2014-07-14 01:25:57 | 吉岡秀隆
やりました!「若者たち2014」何のかんのと言われつつ、やはり注目を集めていた!
視聴率云々はわかりませんが、12.7%です。今まで放映された夏ドラマの中で首位です♪やったね!

夏ドラマ視聴率は全体的に低調な滑り出し?1週目の振り返りと注目ドラマ展望まとめ


[若者たち2014]初回視聴率12.7% 妻夫木、瑛太、満島の青春群像劇


というわけで。

第2回もさらに多くの人が観てくれればいいな、と思っています。
(っつーか、おいら、制作者側と全然関係ね-し。何気取ってんだか(爆))

さっき、ものすごい長文で述べましたが、「若者たち2014」は是非を皆が口にしたくなる、それぐらい「気になる」ドラマなのは確かだ。

この作品は、とがっている。
この作品は、危うい。
この作品は、かたくなだ。
この作品は、振り切っている。

だが同時に、この作品は、すべての人を受け入れる。
どんな人も、この作品を観て、何かを感じるだろう。


そんな「若者たち2014」は、ぼくらがどう感じるかを、試しているかのようだ。

ぼくら一人ひとりの感じ方。

どう思った?
何を感じた?

それが、僕ら自身の輪郭を作るのだ。

感じたことを語りたい。そんな衝動を強烈に呼び覚ましてくれる「若者たち2014」今週水曜日も、注目です!


と、場末の番宣シックな書き込みをおわります。次回も乞うご期待!
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ボクらの時代~若者たち2014キャスト・監督鼎談!~

2014-06-29 23:37:06 | 吉岡秀隆
「ボクらの時代」公式サイトは、以下のとおり。
http://www.fujitv.co.jp/jidai/index.html

ちなみに、このサイトにはゲストが誰とか、何にも書いてありませんが、
吉岡秀隆氏の公式サイトには、7月6日(日)に彼自身が出演との情報あり。

へぇと思い、そういや、昔この番組好きだったっけと思いだし、先週あたりから観ています。
この番組、やっぱ、毎回面白い。

そんで、今日の番組の終わりに、来週の予告があったのですが・・・(笑)・・・

来週の出演者は

妻夫木聡、吉岡秀隆、そして杉田成道監督!

すげー!

すげー3人だ!しかも、仲よさそうに、さわやか~に話してる!


・・・

が!その会話の中身たるや・・・吉岡氏、相変わらず黒い(もとい、毒舌)・・・(爆)

あの笑顔で、あの話かよ・・・妻夫木氏がのけぞって笑ってるし、監督も笑ってるから
いいけど、活字にしたらやべーっすよ(汗)
(しかも、そこを予告で切り取るか、フジよ・・・^-^;)

来週観るのが、とても楽しみなのでした^-^;
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WOWWOWドラマ「トクソウ」最終回を思い出しながら(長文!)

2014-06-16 22:40:28 | 吉岡秀隆
ども。

絶不調から帰還して、へろへろな月曜日でした。
涼しくてラッキー、、、っつーか、むしろ肌寒い1日でしたな。
明日は、猛暑アゲイン。まいったね~。(日本語乱れてまんな。すんません。)

さて。「トクソウ」を、体調絶不調なまま、3回観たわけですが(バカ)、いろんなことが印象に残ったドラマでした。


その1:登場人物が皆、かっこよかった。

警察の奥村さんだっけ、彼もしぶくてかっこよかったし、記者クラブの一人ひとりも、存在感があった。

何だろう、すごく、皆が「生きている」ように感じたんだ。

自分でも意外だったが、篠原部長にメチャメチャ感情移入して(いや、おいら、あんな偉い人の気持ちに移入するなんておこがましいけど(汗))、ものすごく部長が気の毒だった。自分の部下がやったことの責任を取らなきゃいけない、偉くなった者の絶体絶命感というか。

リーマン人生のおいらにとって、あの図はすごく身近に感じた。
おいらがへましたら、おいらの上司がエラいことになる、ってのは、常日頃、おいらも身にしみているところ。上司に忠誠心を感じてれば、「おいらのせいで上司に頭を下げさせるわけにはいかん!」って必死になるし、、、まぁ、忠誠心足りないときは、ごめん、って感じですが(爆)。

あの場面は、もう「あっちゃ~」じゃないけど、もう、どうしようもないな、これは、頭下げるしかないな、っていう状況が身につまされて、自分の上司が頭下げてるような既視感を覚えた。それは鬼塚副部長も、そう。逮捕の中止を告げられてショックを受けている鬼塚さんを観ているのが辛かった。

特捜部が、織田の活躍(^-^;)でぎりぎりでブレーキをかけて、でも、その代償としていろんな人がいろんな思いをしたこと。
わぁ、わぁ~、と、背筋がぞくぞくしながら、観ていたんだけど、その場面の篠原部長がうまいんだ。すごく。圧巻でした、あの最敬礼。


その2:やっぱり特捜部に織田を呼んだのは、鬼塚さんだったんだ。

櫻井智子ちゃんが言ってましたね。やった、予想通り!鬼塚さんは、昔は織田みたいだったんだな。
鬼塚さんが織田をかわいがってるのは、第1話から丸わかりでした(笑)(織田が何たてついても、一通り言わせて、ちゃんと聞いてるんだもんな)が、改めて、手紙の存在とか、智子ちゃんに本まで書かせてた、ってのが驚きました。(読みたいぞ)

でも、だからこそ、二人の関係に深入りした智子ちゃんは、二人の思いの犠牲となった、と言えるのかもしれない。
織田のこだわり、鬼塚のこだわり、そのどちらも、智子ちゃんを、危険の中にあって、我が身の安全を顧みない「正義」に則って行動させたのだから。

それにしても、「幼さが残る昔の二人」の場面の挿入が、すごく効いていた。あえて別人の若い二人の初々しい会話をはさむことで、智子ちゃんが、ものすごく繊細で純粋な少女に見えて、大人の彼女が扉の向こうに立って「何してるんですか!」と叫んだ瞬間、彼女の向こうに、大学生の彼女が透けて見えた気がしちゃったんだ。あの場面、そのせいで余計に辛くなったのだけど。心に強く訴えた場面だったと思う。


その3:織田の涙する場面の、涙の美しさ

吉岡秀隆は、本当に、泣く演技が素晴らしいと思う。今回も、父親の遺書とも言える手紙を読みながら涙を流す場面は、真に息をのむほどの迫力だった。
迫力・・・そうだな。視聴者が、「本当に泣いているんだなぁ」と思ってしまうほどの、圧倒的な心情の表現。
涙が流れて、止まって、また流れて・・・ああ、涙ってこんな風に流れるものだよな、と、胸が熱くなった。

彼が、しゃくり上げながら、最後まで手紙を読み切り、その後、「少なくとも・・・父は被害者ではなかった」と言い切ったときの、力強い、肯定的な響きがよかった。あの場面で、織田の立ち位置は、過去からの告発者から、鬼塚の真の理解者へと転回したのだと思う。


その4:織田の変貌ぶりに唸った

あっさり1年後、ってのはびっくりしたが、織田の気迫がすごくて、吉岡秀隆の今までの作品の中でも1,2を争うかっこよさだったのではないか、と思うくらいだった。
そして、この場面の山下富士夫(矢島健一氏)が、いいんだ。1年後の山下の凋落ぶり、気持ちの揺れ動き、彼の演技と腹づもりと・・・とても楽しめた。演技うまいんだ。そして、その演技を受ける吉岡秀隆が、すごくいい。
一歩間違えば、織田の交渉術ってあざとくなりそうなんだけど、一歩、いや半歩退いて、織田の気骨をちゃんと見せている。
ここの吉岡の印象に残る演技は、にこりともしない、その表情だ。

声は、抑揚があり、山下を陥落させるために、猫なで声にも近い声まで出している。だが、表情は目が据わっており、一切緩まない。
これが織田だ。山下がにやりと笑ったり、驚いたり、感心したり、腹芸を試みたり色々と変化するのと対照的で、非常に見応えがあった。

これでさ、もし最後に織田が「してやったり」って感じで笑ったら、特捜部は悪役になっちゃうと思うんだよね。
織田は、最後まで、いきり立ちもせず、冷笑も浮かべず、あくまでも厳しく端然と、巨悪に対峙する。

ものすごくかっこいいんだ。

この作品は、この最後の織田の姿で、ちゃんと特捜部の信頼を復権させている。うまいなぁ。


その5:司法記者はやはり知的だった

ちょっと変わり者の木訥とした記者、ぐらいに思っていた佐々野記者が、週に一度パスワードを変える几帳面な男だったと知って、密かにショックを受けた。やっぱ頭いい奴は違うよな・・・(でも、パスワード式ロッカーの盲点を知り、おいらも気をつけようと思ったのでした。)


その6:トクソウは特捜部を再生するドラマだ!

前半で特捜部の問題点をこれでもかというくらいに取り上げ、でも、最終的には、特捜部に希望を持てる終わり方だった。
見終わった時の読後感、じゃなくて、鑑賞後の印象が非常に良かったんだ。
出てきた人物たちが、基本的に、みな、人としてまっとうだったから、よかったんだろうな。


そんな中で、1つだけ納得できなかったのは、クラブ朱美のママの死だ。
山下の凋落を印象づけるには、ママがいなくなった方が描きやすかったのは認めるけど、萩原記者がママまで殺すのは、ちょっと行き過ぎじゃないのかと思った。ママの密かなファンだった、ということもある。レイカよりよっぽど情もあっていい女じゃん。とかね。思ってしまったすよ。


以上、節操もなく、感想とは名ばかりの思ったことの羅列でしたが、本当に「トクソウ」はよい作品だった!ありがとう!改めて、全てのキャスト・スタッフの皆さん、WOWWOWさんに感謝します。また、こんな作品を作ってほしいな。また、吉岡秀隆主演で^-^
コメント (2)
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WOWWOWドラマ「トクソウ」第五話完結!

2014-06-13 22:00:22 | 吉岡秀隆
今さらですが、昨日観たので、おいらの中では新着ニュースです!

トクソウ最終話、すごくよかったなぁ!感想を書く余裕がないが、一言だけ。

予想通りと予想外の展開が、絶妙に配置されていて、最後までとても引きつけられた作品でした。

すべての登場人物に感情移入してしまったよ。この作品の人間の描き方が、好きだ。

ありがとう。素晴らしいドラマ、役者達の演技、演出、音楽、全てに感謝します。

そして、やはり、鬼塚副部長はよかったなぁ♪
織田の変貌も凄みがあった。ビフォーアフターを見せたくて、最初のダッフルもどきのコートを印象づけてたのか、と唸った。
大学時代の織田と桜井の初々しさに、感動を覚え、心が洗われるように感じた。
道上先輩は、最後に部長の信頼を得て、警察に走っていったのがかっこよかった!
そして、桜井智子のいとおしさ。悲しさ。ドアの向こうの彼女が、どれだけの勇気をふりしぼって、あの場にいたのか、ということが、彼女の瞳から、表情から、その震えている体から、伝わってきて、本当に、その後の展開が辛くて泣けた。


今、気になるのは2つのこと。

織田は、桜井智子に手を会わせに行ったのだろうか。
(墓前か仏壇でもいいから、行ってほしいよな)

そして、鬼塚副部長の後に副部長になったのは誰か!?

道上先輩だと嬉しいけど、まだ年が足りないよな。きっと、第一話とかで会議に出席してた中の誰かなんだろうけど。

というわけで、今日は、ミーハーな感想すんません。

吉岡秀隆が最高にかっこよかった、というのは紛れもない事実です。

おいらもオールバックにしよう(笑)いや、マジでそう思ったもん。道上さんの影響もあるけど。


すんません。へろへろなので、これにて失礼つかまつります。
皆さん、よい夢を。
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「トクソウ第4話」急展開のその先に!(次回最終回!)

2014-06-02 00:15:09 | 吉岡秀隆
トクソウ第4話、すごく面白かった。

いや、人が死んで「面白かった」なんて不謹慎ですな。とても引きつけられて、集中してみました。


ドラマの展開が、原作と同じようでいて、細部が異なっているため、原作読んでいてもドキドキしながら見ることができる。
(まぁ、原作読んだのも4月頃なんで、細部は忘れている、ということもある^-^;)

織田にとっては、元恋人の死、協力してくれた記者が容疑者、という展開は、非常に辛かろうと思う。
しかし、織田のすごさは、その大胆な行動力(爆)。

警部に対しても、妻に対しても、鬼塚副部長に対しても。

織田の振り切ったバカ正直さ(中学生か高校生か、おまえは!と思うぐらいの潔さ)がすごい。
とても真似できんが、見ていていくばくかの爽快感があるのは事実だ。

いや、でも、上司じゃなくても、誇りを持って仕事してるしかもめっちゃ偉い社会人に対して、あの言い方、、、すげぇ。
むしろ、黙って聞いてくれている鬼塚副部長こそ人物だと思えてしまう。
絶対、鬼塚副部長、織田に甘いよな。織田が自分でも聞いてたけど「なぜ、織田にここまで教えてやるんだ?」って思う。
鬼塚さんにとって、過去の因縁を含めて、織田はやはり「特別」なんだろうと思う。だから、特捜に呼んだのも、鬼塚さんなんじゃないだろうか。


今回の描き方は、むしろ、視聴者を「織田」というキャラクターから分離させ、「鬼塚」への共感を促す意図があるようにも見えた。


そしたら、今日付で更新された「トクソウ」のウェブサイトの特集ページ「「トクソウ」の舞台裏」で、吉岡秀隆氏がまさにそんなことをコメントしていた!

「吉岡は結末について「観ている方は最初は織田の視点から物語に入っているので、鬼塚のしていることをとんでもないと感じていると思います。でも話が進んでいくと、最終的には鬼塚の味方になるんじゃないでしょうか。」と意味深な発言も。最終話で織田と鬼塚の運命はどう交錯していくのか?」
以上、「「トクソウ」の舞台裏第7回」より引用。

第4話の対決についても、このコラムで、吉岡は非常に冷静に分析している。
そっか、視聴者と同じように感じてたんだ(笑)。織田を演じながら、織田の極端さに気づいている吉岡、すごいな。本当に、この人の感覚は信頼できる、と再確認した。


鬼塚さんは巨悪なのか、それとも(矛盾も含めた)正義の象徴なのか。
今回の最終部分では、明らかに視聴者のミスリードを誘うような(苦笑)あからさまな展開があったが、それはそれで面白い。
最終回、どんな風に見せてくれるのか。非常に楽しみだ。

そして、今日も、道上先輩は渋かった。(おいらは道上先輩が困りながら迷いながらも、ちゃんと地検の仕事を汚れも含めて遂行してるのを見るのが大好きだ(笑))
そして、マムシとカチワリのコンビもいい味出していた。この二人も人間的だし、仕事人なんだよな。

山下がはねられたときは、「げげ、死人に口なし?!」とあせったが、生きてて良かった。だが、実際、だれがはねたんだろう。そこが一番不気味だ。


日曜夜の「トクソウ」すごくいいドラマだ。来週が最終回だなんて残念だ。もっと見ていたい。

さて、明日から、おいらも、現実のしがらみを受け止めて、しっかりと頑張ろう。
おや、もう「今日」だっけ。ドンマイ。

みなさん、よい夢を。
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トクソウ第三話、衝撃の展開!

2014-05-26 23:42:50 | 吉岡秀隆
どうも。

へろへろの崖っぷちにつき、気力不十分でろくなことは書けないのだが、ふりしぼって一言。

トクソウ第三話すごい!桜井智子の生き方、健気さ、勇気に惚れた!しかも見目麗しく情けもあるという、男の夢を具現化したかのようなストレートな描かれっぷりは、一歩間違えばあざとくなってしまいそうだが、真飛聖の爽やかで品のいい佇まいと、強い意志を感じさせる所作のおかげで、とても魅力的かつ清々しい存在感となっていた。

対する織田は、桜井の前では、まるで子供だなぁ(^-^;
でも、それこそが織田の強み、というか、不思議に誰からも許される(本人無自覚だが)甘え上手(爆)の男の真髄を見たという感じだ(苦笑)

いや、正直、あれだけのことを言って、ちゃんと会話を返してくれる鬼塚副部長は、すげーと思うぞ。

道上先輩も、ちゃんと織田の言い分を聞いた上での、あの、絞り出すような「だめだ(無理だ、だったか?)」はよかったなぁ。こういうの観てると、自分の状況に通じるところがあって、つい勝手に共感してしまいます。

事務官君も、今週もいい味出してた。
織田と事務官が一緒に歩いていると、なぜか水戸黄門を思い出してほのぼのした気分になります(^_^;)

カチワリ組の二人も、ただの悪役じゃなくて、人としての迷いも出ていて、いろんなことを考えさせられた。

ああ、だめだ、睡魔に勝てん(×_×)

皆さん、よい夢を。
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連続ドラマW「トクソウ」がすごい!

2014-05-19 06:45:20 | 吉岡秀隆
1話、2話と進んで、名優吉岡秀隆氏が完成披露試写会で言っていたとおり、どんどん目が離せなくなる。
WOWWOWの「トクソウ」すごいっす。


すごすぎて、身につまされすぎて、見るたび泣けて、頭痛くなるぐらい泣いて、おわった後はふとんかぶって寝ちまうので、最近、日曜日深夜は嵐です^-^;

ほめてるんだよ。
よくこんなドラマ作ってくれた。
一方で辛くて、登場人物がみんな「いる」みたいで、切なくて仕方ない。

吉岡秀隆、今だからこそ挑んだ「トクソウ」で“正義”とは何かを問い続ける(映画.com 5月9日(金)13時40分配信)

一ノ瀬も、桜井智子も、身近に感じるからこそ、やりきれない。
そして、鬼塚副部長も、何だか存在感のせいか、生々しくて、彼には彼の正義があるように思えてしまう。

一方、織田も、信じられないぐらい「素朴で不器用」まっしぐらだが、一方で結構したたかで、やられっぱなしじゃないぞって気迫がいい。
そして高橋事務官、彼みたいな部下がいたら夢のようだなぁ(遠い目)。

見てて一番印象深いのは、道上主任検事だ。
いい先輩で、涙出るぐらいかっこいい。。

おいらの「道上先輩」は、たくさんいるけど、一番世話になった先輩たちは、様々な運命に翻弄され、今はもう会えない。

道上先輩が織田に話してるの見るだけで、癒やされたり、泣けてきたりするんだ。
こんな風だったらいいのに、って。

朝っぱらからすんません。
気を取り直して、行こう、今日も。
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WOWWOWドラマ「トクソウ」第一話本日放映!

2014-05-11 20:48:48 | 吉岡秀隆
いよいよ本日、「トクソウ」が放映!
関連ニュースや出演者インタビューも興味深い内容のものがいくつも更新されています。(リンク貼れなくて申し訳ない(汗))いよいよ期待大でわくわくしています!


今日は、黒田官兵衛に、ルーズヴェルト・ゲームに、トクソウに、ダウントン・アビーに、と、テレビがものすごい日です。
全部見る余裕はないが、見ないですませられるほど、煩悩を乗り越えて達観することもできないっす。

目下、官兵衛大ピンチ。ああ、南無三。


そんな相変わらずの崖っぷちぱんぴー一匹、荒涼たる心を抱え、豊潤な天地の間をさまよっております。

天は遥かに遠く、地は果てしなく深い。大気の中に流れる情愛の温もりは、どこまでも遠い。


やれやれ。ハードボイルドを気取っても、現実は斜め上の手強さだね。


みんな、安心して眠れるように。ひどいことができるだけ起こらないように。
朝が来るまで、無事でいて。

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