二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

吉岡秀隆 Appears in「好きな男優ランキング」by ORICON STYLE

2006-01-19 21:56:20 | 吉岡秀隆
ヤフーのヘッドラインに出てたから、ファンもびっくりしてるだろう。

「発表! 好きな男優ランキング。」

「ORICON STYLE」で行われた【オリコン・モニターリサーチ】による『ベストムービー ランキング 主演男優賞』のインターネット調査結果によると。

『ベストムービー ランキング 主演男優賞』
1位は『チャーリーとチョコレート工場』に主演したジョニー・デップ。
2位はダニエル・ラドクリフ in『ハリー・ポッター』シリーズ
3位 岡田准一。
4位 山田孝之。

そして、そして。

5位 吉岡秀隆in『ALWAYS三丁目の夕日』

す、げー!!!!!吉岡、すごいぞー!!!

しかも男性からだけの投票なら、1位:ジョニー・デップ、2位:柳葉敏郎に続く、堂々の第3位!!!

「ALWAYS三丁目の夕日」の支持者が多いようだ。それにしても、すごい。

吉岡、この記事見たら、少しは元気出るだろうか。彼が他のスタッフと協力して産み出したものは、確実に、受け手の心に感動を与えているのだ。

自信持ってがんばれよー。と、余計なお世話のエールを送る。

詳しく知りたい人は、以下のサイトで^^
○ttp://news.oricon.co.jp/omr/rank/060118_01.html

(時流に逆らい、トラバなしのブログ。意味ない?^-^;)
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酔っぱらいエレジー(アナクロ)(笑)

2005-12-23 18:48:00 | 吉岡秀隆
いろいろあって、自主休業中。(単に休みをとっただけ。)

吉岡、今頃はハワイにでも脱出してのんびりしてくれているといいなぁ。(以前の時のように、邦さん誘ってくれれば、、、今回は倍賞さんが北海道に呼んでくれてるかな。家族のトコでもいいけど。多分、誰かが守ってくれそうな気はする。吉岡、孤独にはなるなよ。こんな時に一人でいると、ろくなことないからな。>えらそ~^-^;)

おいらも結構絶不調です。内臓が存在を主張する。その不快感。病院行った方がいいのかな。そう思いつつ、だらだらしてます。(久々の休日^^ノルマは山のよーにあるが(苦笑))

なぜ、この時期に吉岡&有紀離婚発表か。おいらの小市民的な見解。

年賀状に連名で書けない心境だったんだろう。。。

あはは、短絡すぎ?でも、今年中に決着つけたかったんだろうな、って気はする。(念のため、バカにしてるわけではありません。すごく、わかる気がする。自分も、多分同じことをするだろう。)

それにしても。

大殺界。あなどれん。っつーか。吉岡~!おいらこれから大殺界なんだけど!!!同じ展開かと思うと、こわいんですけど!!!(泣)

とりあえず、努力しよう。毎日。地道に。では。
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残念、、、だけど、しかたない。

2005-12-21 21:48:25 | 吉岡秀隆
頭の中を、ぐるぐると回っている、中島みゆきの「時代」。

単に疲れてるだけだけど。朝から、珍しいぐらい体調不良で不機嫌だったが、残業の頃には、いつものように、残り火の元気が戻ってきて、そんな夜。

ちょい、ショックでしたね。今、知りましたが。

○ttp://mdn.mainichi-msn.co.jp/entertainment/archive/news/2005/12/20051221p2a00m0et018000c.html

ショックを中和するために、msnの英語版ニュース(笑)れす。こっちの写真、二人ともかっこいいよ。やっぱり、こうでなきゃ。哀しい話題でニュースになるときは、写真は美しくあるべきだ。(まぁ、哀しいかどうかは本人達の問題だが、ファンはきっと哀しいだろう。)

おいらは、、、ショック、、、なのかな。よく、わからんや。自分の周り、色んな人間がおるし。きっと彼らにも色んな事情があったのだろう。

吉岡にとっては、仕事でものすごい充実した一年だったろうな。その一方で色々と悩んでいたのか、と思うと、人生って大変だなぁ、と思う。

吉岡、お疲れ。これからも、自信を持って、がんばれ。有紀さんも、がんばれ。

なんか、偽善的かなぁ。まぁ、仕方ない。気に入らん人、すみません。おいらには、これしか言えません。
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NTT東日本CM

2005-12-12 22:46:32 | 吉岡秀隆
NTT東日本の新CMのナレーションが吉岡秀隆だ。現在ウェブ用特別CMを観る(聴く)ことができる。声に張りがあって、いつもより(笑)明るい感じだ。撮影はなくても、声の仕事、がんばってるなぁ。(おいらもともと声の仕事人が好きなので、吉岡がそっちの方面に出張ってくれると、何となく嬉しい。)

数年前(というか、何年前だ?)、NTT東日本は「つながっていること」「伝えたい気持ち」というテーマの連作CMを作った。吉岡秀隆と松たか子を配し、「大学院生と大学生」「恋人未満の微妙な関係」という設定で、イメージドラマっぽく15秒を創り上げていた。

アートっぽい空間で、妙な現実感のなさが、二人の清潔な(?)雰囲気にあっていて、とても上品なCMだった。音楽はフランス風?あれは、よかったなぁ。。。(しみじみ^-^)。思わず、吉岡が着ていたような黒のタートルネックのセーターを着たくなったものだ。(一昔前の庄司薫みたいでアナクロいんだが、実に何というか、似合っていた。)松たか子も、当時の流行とは違って女学生っぽいスカート(なんだそりゃ)で、お嬢さん、って感じが初々しかった。ああ、遠い昔のことさ、、、

今回は、出てくる中心人物はNTTの工事の人々。こういう「プロジェクトX」っぽい構成もいいな。そして、彼らを応援するかのような、吉岡の元気な声。「プロジェクトNTT東日本」のナレーション、っつーことで、吉岡、よかったな!と余計な声までかけたくなる。(彼は「プロジェクトX」好きらしいから。)

今回のCMも連作らしい。NTTさん、期待してます。元気の出るCMをお願いします。今までのCMも気に入ってるから。

15秒の表現世界。シャープやNTT東日本のCMは、企業イメージを表現するものでもあるから、そういうところで吉岡が起用される、というのは、凄いことだなぁ、と思う。

おいらは、どんなイメージを表現しながら生きているんだろう?

ふと、そんな答のでない(知りたくない)問の浮かんだ、寝不足の夜です。
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毎日新聞夕刊(東京)

2005-11-11 01:29:22 | 吉岡秀隆
11月7日から10日まで、毎日新聞の東京版の夕刊で、吉岡秀隆のインタビュー記事が掲載されたらしい。

○ttp://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/archive/index.html

これはバックナンバーのインデックスだから、記事が読みたい方は11月7日-10日を探して欲しい。

すごいな。ほんと、吉岡秀隆の語彙とか、語る内容には、いつも尊敬する。同時に、35歳になってもモラトリアムしてる一面も持っているのだが(笑)。何だか、精神の成熟と感受性の若々しさが、いいぐあいに混ざり合って、すごくいいなぁ、と思う。

でも、何よりも衝撃を受けたのは、彼が引用した山田洋次監督の言葉で。

孫引き失礼。
**************************************************************************
<演じたいのは、人同士のつながりだ。>

 だって映画の一番の魅力は人だから。人が人と出会うことで成長し、救われる。それが僕の絶対的なテーマです。

 例えば、村に悪さばかりして嫌われ者の大男がいる。ある日改心して、村人のために尽くして尽くして「ほかに何をしてほしい?」と尋ねたら、村人は「あなたにいなくなってほしい」と。山田洋次監督は教えてくれました。「この時の大男のショックこそがドラマなんだよ」と。

 「男はつらいよ」もそう。寅さんは人のために一生懸命。でもみんなには迷惑。そんな寅さんの悲しみが、僕にはよく分かる。だからそんな人間ドラマを演じたい。人間は人間によって傷つけられるけど、一方で、人間によって救われる。だって行き着くところ、人は一人では生きていけないから。

**************************************************************************

人間に対して、こんなに救いの無い絶望を抱えたまま、寅さんの物語作ったり、「学校Ⅱ」の気球とか出しちゃうあたりが、山田監督のすごいとこなんだよなぁ。。。360度のねじ曲がり方(笑)。大好きだ。(勝手読みですが。)

聞き手の「小国綾子」さんに感謝と敬意を込めて。




救いのないニュースがラジオから流れ続ける。それでもぼんやりと明るい秋の午後を、おいらたちは小さく祈りながら、手をつないで歩いていく。

そんな甘っちょろい妄想を胸に秘めて、呼吸する昨日今日。
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「ALWAYS 三丁目の夕日」公開!

2005-11-07 02:00:27 | 吉岡秀隆
・・・と言いつつ、例によってまだ見に行けないのだが。今週中にはぜひ!(自分に激励)

キネマ旬報を、買った。
先日行われた(おいらも馳せ参じた)あいづ映画祭の模様が、克明にテープ起こしされている。いや~、よかったよかった。おいら、あのステージに非常に感動したのだが、(寄る年波もあって(爆))記憶が薄れたらもったいないなぁ、と思っていたのだ。これで、永久保存。キネマ旬報編集部に大感謝。

今回、「吉岡秀隆特集」ということで、関係者の御尽力(?)もあり、密度の濃い取材が行われたようだ。吉岡、人徳すげー。改めて敬服。

ところで、表紙のコンセプトは「星の王子様」?なんか、そーゆーの(生身の匂いの無さ)も当たり前のように似合うのが、吉岡の強みだなぁ、と思う。半年無職、ってのに笑ったけど。それも、すごく「らしい」や。無理せずぼちぼちやってくれれば、ファンとしては嬉しいです。(当方、ラピュタでドーラ一家に追いかけられてるパズー達のごとく「後がない」状況なので、余裕のある人を見ると、なごみます。転移します(笑い))

別件。

最近はまっている「のだめカンタービレ」だが、それ以前からはまっていたバイオリンのマイブームと相乗のような、でも、時間の無さで転覆、のような、微妙な盛り上がり方をしている。

今日は久々にバイオリンday。とはいえ、レッスンに通っているわけでもなく、超自己流で、ブラームス1のソロパートとか、「雲のむこう、約束の場所」とか、三丁目の夕日のテーマとか、タイスの瞑想曲とか、むべ恐ろしげなる音調で弾きすさびました。(いとかたはらいたし★)

今は「R☆Sオーケストラ conducted by 千秋真一」のブラームス1にはまってます。このCD、癖になります。いやなこと満載の日常を、可及的速やかに、妄想ワールドへと塗り替えてくれます。特に、ソロパートが美味。オーボエファンになりました(単純!笑)。

胃痛の先週から、今日は一日逃避モード全開。4時間後にリセットして戦えるのか?。

まー、なんとか、するべーさ。(で、寝ます^-^;)
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AVANTI(サントリーサタデーウェイティングバー)

2005-10-23 18:54:41 | 吉岡秀隆
昨日のFM "Suntory Saturday Waiting Bar"を少ししか聞けなかったのだが。

○ttp://www.avanti-web.com/

今日見てみたら、昨日のインタビューの様子が、かなり詳しく書かれていた。担当の人、大感謝!!!

吉岡による山田監督の話以外にも、おいらの好きな野村監督や星野監督、柳本監督の話、その他に、舞台監督の話まで読めて、とてもおもしろかった。公式サイトがこんな風に、番組内容をアップしてくれるのって、嬉しいなぁ。

ウィスキーを飲みながら、BGMかけつつ、サイトの記事を読んで、「疑似AVANTI」体験をするのも、いいかも^^

さて。山田監督についての、他でのインタビューによると。

『「寅さん」で僕が笑わせようと演技をすると、山田監督に「君は今、笑わせようとしているだろ。そうじゃなく一所懸命やってたまたまそうなるのが人から見てオカシイんだよ」と怒られてましたから、意識的に笑いを作るのは真逆の演出ですよね。松竹育ちでリアルな演技に慣れていた僕には、それが役者として、また別の経験をするいい機会になったと思います。
 僕は映画は監督のもので、監督はオーケストラの指揮者、役者は台本=譜面を見て楽器を演奏する人だと思います。
 だから僕が演ずる茶川さんというキャラクターも最初から僕が作ってしまうんじゃなくて、監督と一緒に作り上げていくものだと思うんです。』

はは、山田監督厳し~^-^;
あと、オーケストラの指揮者と楽器演奏者のたとえが、ものすごくツボ。(「のだめカンタービレ」にはまっている自分としては)

インタビューの続きは、機会があったら^^では。
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土曜日なんだね。。。

2005-10-23 00:11:03 | 吉岡秀隆
仕事だった。今日に限って休みもとれない。そんなもんさ、現実なんて。

それでも、15分持ち場を離れて(休憩にかこつけて)秘密のFMタイム(笑)。土砂降りの中だったんで、濡れるは、聞こえないは(涙)。

それでも、聞けて笑ったこと。

AVANTI常連「ねぇ、今気づいたんだけど、吉岡君がさ、名前を入れずにただ『監督』って言うときは、『山田監督』のことなんだね。吉岡用語としてはさ(笑)」
吉岡「あ~、そうなのかもしれませんね。」

おいらも思った。他の監督の話をしてるときに、前置きなく「監督は、、、」って話し始めたら、山田監督のことだったんだ。すごく唐突だった(笑)。常連さん、ナイスつっこみ。

録音なんてとれないし、冒頭部分も聞けなかったんで、おいらの聞けたのは、ごく一部。他に聞き取れた話題は、意外と山田監督は現場で悩む、ということ。

「山田監督も悩んでるんだ、と思うと、ほっとする」だったかな。ふーん、そういうもんなんだ。おいら、悩んでるとどつかれるもんだと思ってた。(うちは、実際、どつかれる。)巨匠は悩んでも、認められるんだな。っていうか、巨匠だから、その巨匠が悩むんだから、パンピーが悩むのとは違うわな。

深いお話でした。また、AVANTIに来てください。

もう一つ。
「踊る大捜査線 ~レインボーブリッジを封鎖せよ!」を後半鑑賞。ふむ。こーゆー話だったんだ。確かにしびれるな。室井かっこいい。「現場の判断で動いてくれ。信じている。」「私の仕事は、責任をとることです。」ボス、おいらにも言ってください。(涙)あと、深津ちゃんが出ている。この人、とても好きだ。独特な清々しい美しさがあると思う。

明日はうちのボスもろとも、仕事Day。どこでも本部はご無体だ。

てなわけで。さぼってないで、頑張ります。
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深夜の雑感(戯れ言again)

2005-10-15 01:24:48 | 吉岡秀隆
「ALWAYS三丁目の夕日」完成披露試写会イベントの映像を見た。以前、朝のニュースの芸能トピックでちらっと流れたものだ。

唐突に、職場の同僚(女性)達の会話を思い出す。

「今年の秋の流行は紫と黒のグラデーションなんです!ピーコのファッションチェックでそう言ってました。」

その紫のスカートきれいだね、って言ったら教えてくれたのだが。

吉岡と小雪が流行色を使ってるんだな。小雪はモデルだからわかるが(手足の長い、きれいな人だなぁ。。。通常無表情なせいか、風の中で一瞬笑った笑顔が何とも言えずかわいらしい)、吉岡も、ちゃんと紫を使ってるところがけなげだ。奥さんのアイディアかな。それともスタイリストがついてるんだろうか。以前も書いたが、ロード・オブ・ザ・リングの主人公みたいな髪型だ。今週末こそ、おいらも髪を切ろうかな、と思ってしまう。

ところで、おいらは紫って何か持ってるだろうか、、、黒ならあるが、、、買い出しが必要なようだ(泣)。
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今日も今日とて

2005-09-28 22:54:42 | 吉岡秀隆
残業三昧。

最近、夜遅くなると内臓が重い。やっぱ年なんだろうか。10時すぎて夕飯なんて別にたいしたことじゃないはずなのに、最近すごく負担になる。(夜、残業の前に夕飯を食べに出られる人がうらやましい。。。昼以来飲まず食わずは、やっぱきついわ。。。)

閑話休題。

「あいづふるさと映画祭」を思う。自分の記憶からは、すでに遠い霧の彼方に消えていきそうなくらい、遠くなってしまった。絶対忘れられないけどさ。あれから数日しかたっていないのが、信じられない。(日常とは残酷だ。)

あ~、そうそう。忘れる前に書きたかったことがあったんだ。

今回のゲストだった倍賞さん&吉岡さんは、トークショウの前に、湯川村にある、高羽監督の墓前にお参りしたらしい。司会の人が吉岡氏に「初めてお参りされたんですよね」と言っていた。吉岡にとっては、今回の会津への旅は、高羽監督へのお参りの意味もあったんだな。

色々な本などを読んでいると、吉岡は、お世話になった人の「最期」によく立ち会っているようだ。(おいらの思いこみかもしれんけど。)若いのに偉いなぁ、と思う。(親しい人にお別れするのは当たり前だ、と言われるかもしれんけどね。)

おいらは、なぜか「最期」に立ち会ったことがあまりない。今のところ、そーゆう巡り合わせらしい。(出席した葬式の数はけっこうすごいけど。)

お世話になった人でも、墓前に参る機会って、案外と、ない。

尊敬してても、きっかけがなければ、お参りしたくてもできないことが多いわけで。

高羽監督にお参りできて、よかったな。吉岡。と、よけいなお世話とは知りつつ思ったのでありました。

今日はこれで精一杯。。。
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トークショウ(レポートではなく、感想)

2005-09-27 23:37:48 | 吉岡秀隆
日曜日に開かれた「あいづふるさと映画祭」で、午後、ゲストトークがあった。

招かれたのは、倍賞千恵子と吉岡秀隆。おいらが最も尊敬する俳優達だ。

二人が目の前にいる、という事実だけで、気の小さいおいらは心臓が口から飛び出しそう(古典的だな。。。)だった。

倍賞さんは、渥美さんの一周忌とかおいちゃんが亡くなったときのインタビューなんかで拝見したとき、痛々しいくらいやつれてみえたのだが、今回はステージ上で光り輝くようだった。黒のドレスもエレガントで、何だか、勝手ながら、とてもほっとした。

倍賞さんはとても美しくて、しゃきっとしていて、吉岡と並ぶと、まるで親子のような雰囲気だった。

吉岡は、倍賞さんと呼吸がぴったりあっていて、ステージ上で緊張甚だしかったが、受け答えそのものはリラックスしていて、その中で、ごく自然に倍賞さんに気を遣っている様子が、とてもほほえましかった。きっと、吉岡の持ち味って、こういうところにもあるんだなぁ、と思えた。人に自然に寄り添うことのできる空気感を持っている。柔らかい平和な雰囲気を、その場に放射できる人だ。(成長したなぁ。。。)

司会役の人のきさくで平和な雰囲気のおかげもあって、その場はとてもくつろいだ感じで進行した。ほんと、仲の良い3人が「おしゃべり」してるような感じだったのだ。

吉岡は、しゃべるより前に、まず水を飲もうとするところとか、うなづきながら倍賞さんの話に聞き入るところとか、見ていてけっこう「ああ、吉岡らしいなぁ」という雰囲気だった。観客にそう思わせる(わかった気にさせる)ところが、すごい役者なんだろうなぁ、と思う。

さて、おいらは今、記憶曖昧な状態なので、詳細は後日に回すが、今日も一つだけ思い出したことを書きたいと思う。

吉岡は言った。(以前も聞いたことがあるが。)

「仕事が、、、嫌いなんですよ。仕事と思うと、辛くて(だったかな、そのような意味のことを言っていたと思う)。。。(中略)。。。でも、現場に行くと、仕事以上の情熱を持っている人達がいて、、、そんな人達のそばにいて、続けてこれた。。。(後略)」

このくだりがねぇ、、、改めて身にしみた。おいらも、仕事嫌いだから。昂じてくると、いつやめよう、いつやめよう、って毎日思ったりする。

でも、やめられないんだよなぁ。。。

もちろん、吉岡のように、才能ある役者がその意志にかかわらず、一流の監督達に認められ求められるのと、一介のサラリーマンたるおいらの状況じゃ、全然違うんだけど。それでも。

「辛い」と思いながら、求められた課題に対して全力で100%以上を出し切る吉岡の律儀さ、頑固さ、矜恃が、ものすごく好きだ。

願わくば、おいらも。ちゃらんぽらんな中に、一つ筋を通したいな。そんな気にさせてくれる人だった。吉岡秀隆。

そんなわけで。
感謝します。吉岡秀隆様。だから、自信もってこれからも色んな役をやってください。

(いずれは「桑田判事」とか、「NHK大河で帝」役とか、「朝ドラで主人公の相手役の兄」とか、色々とチャレンジしてほしいなぁ。あ、それから、「刑事部屋のボス」もいつかやってほしいぞ。一番演じてほしくて、絶対やらないだろう役は「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーだが(笑))

あ~、残業終わらないので、この辺で、、、
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あいづふるさと映画祭に愛を込めて

2005-09-26 23:39:12 | 吉岡秀隆
下の記事に「すげーすげー」とガキンチョのようなことしか書かなかった自分への反省をこめて。(ちょっと余計なことも書くが。)

この素晴らしい映画祭は、ほとんどボランティアで運営されているらしい。今回の主催は「あいづふるさと映画祭実行委員会」「鶴ヶ城天守閣再建40周年記念事業実行委員会」。後援は「会津若松市教育委員会・湯川村教育委員会」。

すべてのスタッフの皆様に、感謝している。

だって、1000円であんなに素晴らしい一日を体験させてもらったのだ。

さらに、会場スタッフは「朝から並んでいる人のために」と、開場時間を繰り上げて客を入場させてくれた。いろんな状況でも、忍耐強く笑顔で対応していた。もちろん、遠路はるばるいらしたゲストお二人も、笑顔で穏やかに客を喜ばせてくれ、大人な態度だった。大多数のお客さん達も、静かに理性的に行動していた。今回、自分含めて県外勢も多かったが、地元の方々、余所者にも優しくしてくださって、ありがとうございました。

改めて、映画祭のスタッフの皆様へ。
素晴らしい一日でした。心から、感謝します。(ここで書いても伝わらないか。。。)
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あいづふるさと映画祭

2005-09-26 22:42:35 | 吉岡秀隆
行ってきました。久しぶりの会津若松。

前回は史跡巡りだったけど、今回は「あいづふるさと映画祭」を見に。

会津若松の隣町、湯川村出身の、松竹の撮影監督、故・高羽哲夫氏を偲んで催されている映画祭だそうで、今年で7回目です。

会場の会津風雅堂は、とてもきれいなホールだった。しかもスクリーンがでかい!以前、東京国際フォーラムで「隠し剣 鬼の爪」の試写を見たときもスクリーンが大きいと思ったけど、今回も、それに匹敵するくらい大きく感じた。シネコンのスクリーンなんか比じゃない!

その大画面で、3つの映画を見た。
「花の白虎隊」「遙かなる山の呼び声」「男はつらいよ 第42作 ぼくの伯父さん」

初めて見るのは「花の白虎隊」だけだったが、3作ともとても感動した。

「花の白虎隊」
以前、飯盛山を散策したことがあって、現地が思い浮かぶものだから、白虎隊の話は、涙なしには見られなかった。最近のイラク派兵のせいだろうか。この映画を見ていると、遠い昔の物語としてではなく「地続きの、現実的な悲しみ」を感じる。太平洋戦争を思うときに感じるような、、、(おいらの故郷も旧幕軍だったからかな。)古い映画なので最初音声が聞き取りにくかったけど、途中からはそれにも慣れて、どっぷりはまって見ることができた。

「遙かなる山の呼び声」
これはビデオを持ってるんだけど、大画面の迫力はすごいと思った。映画は大きなスクリーンで見ることで、本当の感動を呼び起こすんだな。だって、ストーリー知ってるのに涙も笑いも止まらないんだから。高倉健は、心底かっこいいと思った。倍賞智恵子の可憐さと、疲れた表情のやるせなさと気丈さが、大画面からものすごく伝わってきた。吉岡秀隆の表情の豊かさや存在感も、よりはっきりと印象に残った。

「男はつらいよ」
これも、何度もビデオで見た作品なんだが、大スクリーンだと余計に感動するんだなぁ。。。あと、監督が描く「高齢者」への視点とか「若者」への視点が、とても(その真意をつかめたかどうかは不明だが)伝わってくるように感じた。最後の「赤電話」も印象的でよかった。監督、やっぱあそこは「赤電話」で正解ですよ^^

う~ん、気持ちいい。堪能。午前11時近くから午後6時まで(途中に休憩やゲストトークもあったが)こんなに長い間、ず~っと映画を見たのは初めてだ。泣いたり笑ったり。最近は映画にはまれなくて、途中で時計を見たり仕事のことを思い出すことが多かったのだが、昨日は全然そんなことにならなかった。

近くの席に、親子三世代で来ているらしき家族連れがいらしたが、映画に関する彼らの会話が聞くともなしに聞こえてきて、何だかとても和んだ。(プライバシー侵害にならんよう、会話の内容までは書きませんのでご勘弁を。でも、勝手にこの家族のファンになっちゃったよ。)

そうそう、あこがれの倍賞智恵子さんと吉岡秀隆氏のトークも楽しかった。詳細は後日に回すが、一つだけ。

「博士の愛した数式」大人版ルート(吉岡)が出るのはせいぜい5分だろう、と思っていた予想は大はずれ。

「長台詞があって大変でした」「40分近くの授業をほぼ全部やるので、、、」

おいおい、マジですか!?「吉岡秀隆 in 教育実習(か授業)」が見られるのか?!すげー!すげー!(たとえ、編集でカットが入ったとしても)これはおもしろそうです。作品の指向性からいって、従来の学園ものに少なかった「教科の楽しさを教える教師」になるのだろう。それを吉岡が演じるとは!

それにしても吉岡、専門職ばっかり依頼が来て、大変だろうけどよくこなしてるなー。改めて尊敬します。
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進化するひと 吉岡秀隆

2005-09-23 22:13:02 | 吉岡秀隆
変な題名ですが。

第18回東京国際映画祭の予告編を見た。どれもこれも見たい映画ばかりで、行ける人がうらやましいが、特に、妙にツボに入ったのが「オリバー・ツイスト」。今公開されている「チャーリーとチョコレート工場」と同じように、おいらの幼年時代を刺激した作品だ。何で今頃映画化?って気もするが、、、見たいぞお。。。(「クリスマス・キャロル」を書いたチャールズ・ディケンズの作品だ。「救貧院」なんてのが出てくるんだぜ。子供が「おかわりをください」と言っただけで、周囲の大人が(ありえないことを言った!)と目を丸くするんだぜ。今時の人にとっちゃ、むしろSFだろうな。)

おっと、横道にそれた。

本題。

その、東京国際映画祭の特別招待作品の中には、おいらが尊敬する吉岡秀隆が出演している作品が2本入っている。「Always 三丁目の夕日」と「博士の愛した数式」だ。

そして、2,3秒映った「博士の愛した数式」の予告で、予想外のものを見た。

ほのぼのと数学教師する、吉岡秀隆。

なんてことはないのかもしれない。彼にとっては、一つの新しい役柄というだけかもしれない。

でも、ものすごく感慨深かった。多分に個人的な感慨だが、おいらは、彼にいつか教師役を演じてほしいと思っていたのだ。

若い頃(?)の吉岡秀隆は、大人とは対極的な「少年」「青年」を演じることが多く、とんがっていて、「教師?うぜー」とか言いそうな雰囲気があった。

それこそ、「四日間の奇蹟」のクランクアップ後、「ピアノを今後も続けては?」とインタビューで聞かれたときに「絶対いや!」と即答していたように、「教師役は?」と聞かれただけで「絶対いや!」と即答しそうな雰囲気が、20代までの彼にはあった。それを見ていると、何だか「いつか、教師役やってくれないかなぁ、、、」と思ってしまったのだ。とんがってる彼が、ちょっと痛々しく見えたせいもあるかもしれない。

それが、年を経て、医者や裁判官やピアニストを経て、彼が「教師」役をやるようになったのか、、、と思うと、すごいなぁ、と思う。なんというか、、、いや、ほんと、そんな感じじゃなかったんだ、昔の彼は。

でも、「博士の愛した数式」での彼は、とても自然に黒板の前にいた。(一瞬だけど。)

いいなぁ。うらやましいなぁ。おいらも、あんな風に大人になれたらなぁ、、、と、思うのだ。

おいらの苦手が、年を経て克服できたら。おいらが理解できないことが、年を経て受け入れられるようになったら。

吉岡の笑顔を見て、そんなことをふと感じたのでした。吉岡秀隆って、やっぱすごいわ。こんな風に、役者としての幅をどんどん広げていくんだな。

願わくば。無理してホラーチックな役とか、異常者系の役なんかに挑戦しないでくれ。そーゆーのは、そーゆーのやっても壊れない、心の丈夫な人に任せておけばいいから。

人生には、経験しなくてもよいことがある、と、教条的なことを言いつつ、、、(なんか、おいらまで感化されて教師っぽい?、、、)
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「オトコTanto」

2005-08-05 22:26:59 | 吉岡秀隆
蛍の墓は、よう観られん。でも、見てない人は、絶対見てな。頼むし。

ってなとこで、「オトコTanto」の宣伝を観た。

やっぱり「北の国から」だなぁ。I Love Youだし。(歌ってるのは違う人だけど。)そこでやっぱり思うのは、「吉岡を観てぇ。。。」

Prius命(?)の自分としては、どー宣伝されても「Tanto」乗る気にはならんのだけど。いーぜ、Prius。今の燃費25km/L。今日、女の子乗せたら、めっちゃ誉められたし^^(ってお世辞なのはわかってるけどさ^-^;)

うー、やっぱだめっす。「蛍の墓」。悲しすぎるわ。あの時代も、あの兄妹も。(いい作品だとは思う。多くの人に見てほしいとも思う。おいらも見た。でも。)昨日のクローズアップ現代「広島が伝わらない」でも泣きそーだった自分としては、この辺で撤退です。(軟弱。。。)

だめだ。何をどーしたらいいのか、ようわからん。じーちゃん。どうしたらいいんだ、おいら。じーちゃんが身を挺して守ってくれた日本に住みながら。

実に平穏に、日常は過ぎていく。その中で、おいらも、実に平穏に何食わぬ顔で生きている。

それは、身の程にあっている、ということなのだろうか。
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