二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

ジュンと秘密の友だち

2009-10-23 23:09:38 | 
今のブログスキンは、そのことも記憶にあったからかも。

知ってる人おる?

「ジュンと秘密の友だち」佐藤さとる:著

おいら、この本は思春期のバイブルでした。きっと、今も。

こんな風に生きたい。こんな世界に住みたい。そう思わせてくれた、佐藤さとる氏、ありがとう。心から、敬意と感謝を込めて。


蛇足として:コブクロの黒田氏が、幼少時、ガキ大将に連れられて隣町(丘陵地?)まで遠征し、帰りがわからなくなって大変だった、という話を聞いて、即座に思い出したのは、この話のイメージでした。(ALL SINGLES BESTの副音声だったかなぁ。。。間違ってたらすんまへん。)

おかしいんやけど、子どもの頃に読んだ本って、映像で記憶に残ってるんね(笑)挿絵とかとは無関係に。


中年の今も、佐藤さとる氏に癒されてます。

追伸:佐藤先生、ほとんどの(昔の)本のファンは、作者に手紙書こうなんて、思いつかんです。以前、何かのインタビューで「確か、指摘してきたのは一人でしたねぇ。」って答えていらっしゃいましたが、その数十倍の数、本を読みながら色々考えてたファンはいる、ということ、ここに改めて(その中の一員として)告白し、申告します。^-^;

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山田洋次監督と22人の学生たち♪(NHKニュース)

2009-10-23 21:51:30 | Weblog
「今の学生は、人間に慣れていないね。」
「多くの人とつきあうことで、自分にどんな個性があるかわかる。」
「自分の居場所をつかむことができる人間になってほしい。」

by山田洋次監督。

(「この映画作成活動で一番勉強になったことは?」とレポーターに聞かれて)
「人付き合いですかね。映画作りって、監督が指示を出して、役者が演じて、ってだけだと思っていた。」
(出演してくれる太秦の町内の人々に出演交渉する役割を果たしている大矢君(学生)のことば)

映画出演のスケジュール調整をしながら、2時間も進路相談に乗ってくれた、クリーニング店のご主人。

出演終了日、クリーニング店の床を丁寧に拭いて、感謝を全身で表していた大矢君。


NHKニュース見てます。
山田監督、すごいな。
折しも、山田監督の作品のことをぼんやり考えていた時だったから、ものすごくツボにはまったニュースでした。

山田監督、かっこええ。


さて。

新潟中越地震から今日で5年。

5年経って、今、危機を乗り越えた後の燃え尽き症候群のように、鬱病に悩んでいる人が多く出ているらしい。

さもありなん。


目の前で、命が消えていくのを眼にしてしまった人、命の瀬戸際を辛くも生き延びた人、自分のことを忘れて、ひたすらに皆のために働き続けた人、、、痛みは残るのだ。どうしたって。

それは、ぼくらの日常の中でも。


だからこそ。思う。改めて。

"Be kind, for everyone you meet is fighting a hard battle."
(by Plato)

ぼくらの目の前にいる人の心から、真っ赤な血がどくどくと流れていても、ぼくらには見えない。


だからこそ。


大事にしたいのだ。
隣にいる人の、ささやかな幸せを。
通り過ぎる人の、安全な道行きを。


今日は、空が綺麗だ。

輝く星を、見上げる。日々草と一緒に。


明日も、頑張ろう。
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