二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

テレビ朝日『渡辺謙presents 日本人力スペシャル』

2012-02-05 23:13:24 | はやぶさ 遙かなる帰還
テレビ朝日『渡辺謙presents 日本人力スペシャル』

“渡辺謙が徹底取材!世界と戦う男たちの感動秘話▽町工場から宇宙へ!下町の巨人の挑戦▽世界一のエンジン!友情の絆▽人生を逆転させた電池職人▽“金の毛布”の秘密(他)”

以上、番組解説から転載。



・・・素晴らしい番組でした!

國中教授と堀内さんの出演が多かった!対話も聞けて良かった!
清水機械の山崎さんが南魚沼市の人だったとは!
古河電池の担当者さん、素晴らしい!
サーモス・ブランケットの「ふんわり感」を産み出す手縫いの技に感嘆した!

そして、それぞれの人へのインタビューは見応えがとてもあった。
特に、大気圏突入時のはやぶさについて。


國中先生は「(全てのミッションをやり遂げて)はやぶさは嬉しかったでしょう」と笑顔で言うんだな。ポジティブな國中先生らしい。
オーストラリア派遣隊のとりまとめ役で、ウーメラでカプセル回収が控えとるし、気を抜く間が一切無かったから、逆に、情緒的なこと考える余裕がなかったのかもしれん^-^;

堀内さんは、インターネット中継を家族で見ていたらしい。
「家族に、泣いているの気づかれるといけないから、わからないように、目に涙を溜めて見てました」と答えておられた。家族の名前をイオンエンジンにつけていたり、(今回の番組では触れていなかったけど)トランプのジョーカーをわざわざ買ってきてリレーのように次の主担当チームにパスしていったり、この方の語るエピソードはとても人間味にあふれている。

古河電気のバッテリー製作担当の方も「リチウムイオンバッテリーが我が子のようで、よく最後まで頑張ったと、その晩はずっと泣いていた」とおっしゃっていた。
川口先生は「パートナーだと思っていましたから。(中略)ありがとう、ですね」とおっしゃっていた。以前、川口先生は、燃え尽きるはやぶさのことを「痛ましい」としか形容できない、とおっしゃっていた。
清水機械の山崎さんは、「私達もはやぶさに少し関わったので、少しは国民のためになったかな、と思うと、嬉しかったですね」とおっしゃっていた。なんて謙虚なんだ、、、


「はやぶさ」関係の研究者や技術者たちの姿が、くっきり見えた今日の番組でした。

あ~、崖っぷち降りられへん。
逃げ切れないまま夜が更けたところで、また~
コメント
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