二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「「ポアンカレ予想」を解決したペレルマン氏、賞金拒否」に思う

2010-07-03 13:36:11 | コブクロ
変わり者数学者、やっぱり賞金拒否 ポアンカレ予想解決(朝日新聞) - goo ニュース

どうも。暑くなってきましたね。
W杯(これで通じるからすごいなぁ)で盛り上がる日本全国の一員として、おいらもそれなりに燃えました(^-^)もっとも、崖っぷち継続中で、試合を見る余裕はなかったなぁ。。。ニュースで見るだけ、といういささか寂しいお祭りでした。でも、すごく元気出たなぁ。。。ありがとう、代表チーム、岡田監督、関係者御一同。(選手達のチームワークと個々の働きがもちろん素晴らしかったけど、実は、最初から密かに(口外できなかったのが日本の生きづらさ。。。)応援していた岡田監督がヒステリックな下馬評に負けず、堂々の選手管理+采配をしてくれたことが、一番嬉しかったかも^-^;よかったよなぁ。。。ほんま素晴らしかったです。)

今は小休止。

さて、冒頭のニュースは、こんな内容です。(以下、引用)
「数学の難問の一つ「ポアンカレ予想」を解決したロシアの数学者グレゴリー・ペレルマン氏(44)が、米国のクレイ数学研究所(CMI)が3月に贈呈を決めた賞金100万ドル(約9千万円)の受け取りを最終的に断った。」

この記事では、ペレルマン氏が「変わり者」で、4年前には(このポアンカレ予想の解決により受賞した)数学界最高栄誉のフィールズ賞を辞退した、と伝えています。asahi.comに続きが書かれていますが、「自分の証明が正しければ賞は必要ない」と言って辞退した、とか。

ポアンカレ予想は位相幾何学の難問で、100年間解けなかったとされています。

2007年10月22日に放送されたNHKスペシャル『100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~』によると、「解説を聞きに来た数学者のほとんどはトポロジーを専門としており、ペレルマンほどには微分幾何学や物理学に精通していなかったために彼の解説を理解できず、まず、ポアンカレ予想を解かれたことに落胆し、それがトポロジーではなく微分幾何学を使って解かれたことに落胆し、そして、その解の解説がまったく理解できないことに落胆した」といわれています。(以上、下記nhkサイトおよびwikipedia参考)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/071022.html

記事によると、ペレルマンは今回の賞金拒否の主な理由として「数学界の決定は不公平で異議がある」と主張したそうです。ポアンカレ予想の解決に貢献した米国の数学者リチャード・ハミルトン氏の功績が十分に評価されていないことを挙げた、とか。

ペレルマン氏、変わり者というよりは、私利私欲の無い実直な人なんではなかろうか。。。本人の為人(ひととなり)は知らないが。まぁ、天才の考えることは凡人には想像もつきませんが、彼の生き方に少し憧れを感じました。(おいらは、くれるって言われたら、もらっちゃうけどね!(←バカ。。。))

それから、おいらがもう一つ(ミーハー的に)好きな難題は「リーマン予想」です。これもNHKスペシャルで見た。以下のページに詳細があります。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091115.html

数学わからんのやけど、なんか惹かれるよね。何も生活と関わらない形而上学的なことやスポーツや芸術に興味を持てるのは、人間が持つ幸せの中でも最高の幸せの一つかもしれない。(だから、科学技術や学問、スポーツや芸術の世界への追求を「無駄」と仕分けられると腹が立つんだよな~、自分のことじゃなくても^-^;←お金のことは置いといても、価値観の問題としてね。)


話題変わって。

7月2日より始まった、全国FMネット(TokyoFMをキーステーションとする)の「コブクロ Dear Songs」(毎週金曜日午前11:00~11:30)。もうお聞きになられたでしょうか。

おいらも聴きました♪「Layla」と「太陽のメロディー」がかかってました♪「太陽のメロディー」制作の経緯も語られていた。

さて、そろそろ小休止終了。崖っぷちを離れて、久しぶりに潜りに行こう。
自由に泳いで、魚らしく、何かいいもの発見したいです。

(注:別に海に行くわけじゃないので(笑)念のため。ネット関連でもないです。おいらの言うことわけわからんね。ごめん。)

よい週末を。
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4 コメント

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こんばんは。 (MAY)
2010-07-03 22:40:14
数学、幾何学、物理学・・・私もさっぱり理解不能な分野です。でも、素直にすごいと思います。「なんで?」っていう単純で純粋で人なら誰でも持つ『疑問』に対する『解答』をつねに探求してる感じがするので。

虹を見てキレイだな~、と思うだけの私。けど、なんで虹ができるのか?ってことを真剣に考える人達がいて、虹ができる理由が解って、さらにその感動が膨らむことって、あると思うのです。
実を言うと私、コブクロのファンではないのですが、『虹』という曲を初めて聴いたとき、その詩にものすごく感銘を受けたのを覚えています。とても科学的であり、すごく観念的であり、なんだか気持ちが奮い立つような力強さのある歌が、とても好きです。

三月の風さんの詩の感想を書きたかったのですが、一緒にある「虹」の写真が印象的だったので、よくわからない感想をグダグダと書いてしまいました。すいません。
それでは、失礼しました。
返信する
「虹」の向こうに♪ (三月の風)
2010-07-04 23:12:14
MAYさん、コメントありがとうございます!

詩と写真をご覧くださったとのこと、ありがとうございます相変わらず意味不明ですみません(汗)

コブクロのファンでないMAYさんに「虹」がどのように響いたかを伺って、とても興味深いです。素敵な感想をありがとうございます♪

おいらは、「虹」がJALとのコラボで生まれた歌だ、というのがすごく運命的に感じました。(コブクロのファンでもあったという)JALの当時の社長が、最後に社員とお客さんに贈ったプレゼント、そんな願いを感じたんです。(それは私的な趣味、というよりは、JALの歴史が変わる前の最後の記念に、できるだけよいものをJALに残していきたい、できるだけ誇り高いイメージを残していきたい、という祈りのような気持ちにも思われ、、、)コブクロがどんな意志であのコラボを受け止めたかはわかりませんが、「虹」を聴くたびに、ものすごい逆境の地から青空へと、轟音とともにジェットエンジンで離陸する雄々しいJAL機の姿が浮かぶんですよね。MAYさんの「科学的」「観念的」「奮い立つような力強さ」という印象を伺って、同感でしたのでとても嬉しかったです

おっと、語りすぎ(汗)すみません。

「虹」の写真の方は、おいらにしては珍しくよく撮れた写真だったので載せてみました。楽しんでいただけて嬉しいです。ありがとうございました!

返信する
ありがとうございます (MAY)
2010-07-05 21:51:11
丁寧なお返事、ありがとうございました。
『虹』という曲が生まれた背景には、とても素敵な人の想いが含まれているみたいで・・・。いいお話が聞けてなんだか嬉しいです。

でも、よくよく考えれば、純粋に応援されているファンの方に対して、ファンではない私が曲の感想を書くことは、少し浅はかだったようにも思います。この度は同感を頂けて良かったですが、今後は十分に気をつけてコメントしますね。
それでは失礼します。お返事は、お気遣いなく。
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ここは気楽なところですから (三月の風)
2010-07-05 22:38:17
MAYさん、コメントありがとうございました!

どうかご遠慮なさらず、これからも自由な感想を聴かせてください^-^

ここは野原の真ん中みたいなところですから(苦笑)、おいらものんびり好き勝手なこと書いています。

ここに来てくださるのは、皆さん優しい方ばかりだなぁ、、、といつもありがたく感じています。

MAYさんに興味を持っていただける記事が最近少ないかも、と、ドキドキですが(汗)、コメントは常に大歓迎です。

コブクロファン、というか、ね。彼らの声と歌と生き方が好きなんですね、かなり(苦笑)。

でも、他にもたくさん好きな人やものがありますし、それらについても書いていきたいです。これからもどうぞよろしく!
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