Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

四万六千日とほおずき市

2019-07-10 23:41:56 | 季節行事

昨日と今日、東京・浅草の浅草寺では、なつの風物詩である「ほおずき市」が行われていました


7月10日は浅草寺の御本尊である観世音菩薩の「四万六千日」と呼ばれる縁日で、この日に参詣すれば四万六千日参詣したのと同じ功徳があると言われています


室町時代の頃から観世音菩薩には「功徳日」という縁日が設けられていました。功徳日とは、その日に参詣するとたとえば100日分や1000日分の功徳が得られるという特別な日のこと


浅草寺が始めた四万六千日の縁日が次第に広がり、明和年間に芝の愛宕神社でも四万六千日の縁日が行われ、その日に境内にほおずき市が立ったそうです


もともとほおずきの実を食べると病気が治るという民間信仰があったため、愛宕神社のほおずき市が縁起物として人気を博し、それを受けて浅草寺でも四万六千日の縁日にほおずき市を立てることになったとか


今年も100軒ほどの屋台が境内に並び、鮮やかな朱色のほおずきが売られています




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