Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お義母さまと母の日ランチ / お茶のお稽古(薄卵色地花の丸柄小紋) / おうちごはん(夫作)

2013-05-11 23:37:15 | 着物
せっかく夫と一緒のお休みなのに、今日はあいにく雨模様のお天気でした。

5月の第二日曜日は母の日ということで、実家の母には既にリクエストされていた
スチームアイロンをプレゼントしていたのですが、今日はお義母さまと一緒に
ランチに出かけました。

もうだいぶ良くなってはきたのですが、念のために、朝一番で腰痛の治療をしに
接骨院へ行ってきました。帰宅後、夫がジムへ行っている間に身支度を開始。


2月~3月のつわり中には着物を着る気力がなかったり、着てもヘアセットまでは
する余裕がなくてお団子ヘアにしたりしていましたが、4月になってからは少し
ずつ気力が戻ってきて、最近はヘアセットも前のように出来るようになりました

やはりこの髪型が一番しっくりきます。ただセットするのに数十分かかるので、
赤ちゃんが生まれてからお稽古に復帰するときには、しばらくは5分間でできる
お団子ヘアになりそうです


今日の着物は例年5月に着ている爽やかな地色のものです。とっても淡い黄色地の
着物で、柄の色使いも黄緑色系が中心なので、少し暑くなってきたこのくらいの
時期にピッタリな一枚。柄も初春~初夏のお花が中心になっています


着物はごく淡い卵色の縮緬地に、黄緑色系を中心とした色使いで梅や桜や菖蒲の
花の丸が描かれ、その中に張子犬や雪うさぎが配置された可愛い柄の小紋です。
帯は鶸色の塩瀬地に可愛らしいふくら雀が描かれた「菱健」さんの名古屋帯。
帯揚げは「きねや」のダイヤ地紋の白い綸子地にピンクのハート絞りの輪出し。
帯締めはピンク~白のグラデーションになった組紐。


近くのお花屋さんで、お義母さまにお渡しするカーネーションのブーケを購入
して、車で夫の実家へ向かいました。残念ながら今日はお義母さましかご都合
がつかず、お義母さまと夫と私の3人でランチとなりました。


行ったのは夫の実家の近くにある可愛らしいカフェ。ランチタイムにしては少し
遅い時間に行ったので、ティータイムを楽しんでいるお客さんが多かったです。



前菜はピクルスや野菜の梅和えなど、さっぱりしたものが3品ほど。パスタ
クリームベースのソースの上にミートソースが乗っている珍しいタイプのもの。
どちらも優しいお味でとっても美味しかったです


食後には八朔のタルトを頂きました。八朔の酸味と香り、そしてクリームの
ほどよい甘さが美味しいケーキでした。

お義母さまとお会いするのはお正月以来だったので、妊娠のご報告をしてからは
初めてということで、赤ちゃんのことなどをたくさんお話しました。私が出産後
里帰りをしないつもりでいる事をお伝えしたら、「体が一番大事だから、無理を
せず実家にお願いしたらどうかしら」としきりに勧めていらっしゃいました。

私たち夫婦としては、実家からも車で5分ですし、家事は夫と家電と宅配に任せて
私は赤ちゃんの世話をするだけなので、昼間に数時間、母に様子を見に来てもら
えたら充分なのではと思っていたのですが、そんなに甘くはないのでしょうか
もう少し考えてみようと思います

お義母さまとお別れしてからは、お茶のお稽古へ行ってきました。

今日のお稽古は5月に入ったので、炉ではなく風炉のお稽古でした。風炉になって
初めてのお稽古という事で、今日はシンプルな薄茶の運び点前です。5月に入って
初めて風炉を使うことを「初風炉」と言いますが、この時には室礼はもちろん、
お点前も軽やかに涼やかに行うのが風流とされています

お軸は「薫風自南来(くんぷう みなみよりきたる)」と書かれた墨跡で、この
句は「殿閣生微涼(でんがく びりょうをしょうず)」という言葉が続きます。
言葉自体の意味としては南から薫風が吹き殿閣(皇帝の住居)が涼しく心地よい
空間にしているという、初風炉にふさわしい涼しげなものですが、禅語としては
また違った意味があるそうです。

茶花は、綺麗に咲いた大手毬が活けられていました。青々とした葉を多く見せて
花は小さいものをひとつだけにした活け方で、霧が吹いてあり雨上がりのような
涼しげな風情を演出していました


お稽古場が混んでいたので帰宅したのが遅くなってしまったため、今日の夕飯は
とっても簡単に、焼肉にしました。相変わらずの肉食夫婦です(笑)

今日はお義母さまにお会いして色々とお話ができたので、赤ちゃんを楽しみに
してくださっているのが伝わってきて、幸せな一日でした


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