株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(9.22.10)

2010-09-21 16:43:47 | 明日のモニタリング銘柄
明日、9月22日のモニタリング銘柄です。

1.9022東海旅客鉄道(658K円)
2.2413エムスリー(374K円)---参考
3.9501東京電力(2358円)
4.9020東日本旅客鉄道(5170円)
5.3626ITホールディングス(899円)
6.3861王子製紙(380円)

今日は、押されている内需銘柄が、明日以降にもし反転するとすれば、どのような軌跡を描くのかをシミュレーションしてみました。

例えば、今日の4751サイバーエージェントや4755楽天が参考になります。いずれも金曜日にはマイナス終了でしたが、OSCはコンバージェンスさせて終わっております。これがまず第1条件。

そのサイバーの直近のOSCのボトムは15日の42%でした。その時の終値は144900円。今日は144500円で始まり、この144900円を抜いてからは、後は上昇一途。この勢いに乗じて買うのが第2条件。

楽天の場合はもう少し複雑です。9月6日にOSC45%をマークしたのが、直近の最低値で、この時の終値は57900円でした。それを終値で上回ったのが9月9日でした。OSCも2%ですが上回っておりました。さて、翌9月10日は100円高の58100円で始まり、1度もそれを下回ることなく、2200円も上昇。恐らく前日の終値を見てここで底打ちと見た方々が寄りつきから積極的な買いを入れたものと思われます。

今日の楽天は16日のOSC52%、終値59400円を下回って始まりましたが、59400円を下から抜いてからは、1度もそれを下回っておりません。しかし、今日でOSCは57%にまで伸びているので、この難解株にこれから手出しするにしても短期勝負となります。

ということで、節目の数字(OSC、終値)から、OSCで上昇基調になって、その時の終値を下から勢いよく抜く時が、買いタイミングということになるのが、どうやら相場のセオリーのようです。

今までは、その節目に至る前に買ってしまい、揉み合っている最中に篩い落とされといったことで、随分とロスをしていたようです。

その観点から、上記の6銘柄を明日はモニタリングすることにしました。

2413エムスリーは、明日374K円を下から抜く段階では買いと見ておりますが、今日の安値を割り込むようだと、恐らくその時点でのOSCが前日&前々日のそれを下回っている筈ですので、そこで損切りとなります。

もう1つの9843ニトリは、16日のOSC39%、終値6900円を今日は上回り、かつ、OSCも+2%の46%にコンバージェンスさせておりますので、そのままプラス圏へ浮上するかどうかが焦点です。これも6860円が割れれば撤退。このニトリの短期的に見た買い時は17日に6900円を下から抜く時でした。その時の5分足を見ても6900円を挟んで揉み合いからの上放れは結構なものでした。その時に追随した方々の利確売りが今日のマイナス終了だと思います。しかし、6900円が見事に今日は抵抗線になっておりましたね。

以上、これからはこうした観点からエントリータイミングを間違わないように、トレーディングをしたいと思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(9.17.10)

2010-09-21 07:28:51 | 市場概況
9月17日(金)の市場概況です。 下部に更新情報

◆日経先物:9570円(+140円)OSC53%(+4%)9月8日のOSC43%、終値9010円から切り返し中。 RSIは+1%の66%。
◆日経平均:9626円(+117円)OSC63%(+8%)9月8日のOSC46%、終値9025円から切り返し中。 RSIは-1%の64%。
◆TOPIX:852(+7)OSC54%(+6%)9月8日のOSC47%、終値821ポイントから切り返し中。 RSIは-1%の59%。
◆マザーズ指数:374(+1)OSC43%(-8%)9月16日のOSC38%、終値373ポイントから切り返しに転じたか?RSIは-2%の55%。
◆ヘラクレス指数:574(+-0)OSC53%(+6%)9月13日のOSC63%、終値575ポイントから下落中。RSIは-3%の64%。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:59%(+6%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:16%(-5%)

終わってみれば、動きが少ないものの、日経平均などは25本移動平均にタッチしては上げ、タッチしては上げといった、絵に描いたようななだらかな上昇曲線を描いて終了。昨日の押し目はセオリー通りの押し目。

さて、日本市場が3連休の間に、これ以上のNY市場の上昇はあまりないと考え、持ち越すのは止めようと思いましたが、市場とは逆行する値動きの9843ニトリがずっと膠着状態でしたので6990円で買い。それに、モニタリング銘柄からは、4813ACCESSが、安値をキープして、OSCを+2%の32%と上げて切り返し気配でしたので、これも追加で仕込みました。

以下は、21日朝の更新
◆ドル・円:85.7円(9銭の円高)20日終値。OSC67%(+1%)RSIは64%(+3%)ほとんど動かず、凪状態継続。
◆ユーロ・ドル:1.306ドル(+0.002ドル)20日終値。OSC60%(+-0%)16日の64%から下落に転じたか? RSIは70%(+-0%)
◆USドルインデックス:81.3(-0.1)20日終値。50MA(82.22)に跳ね返され、更に200MA(81.75)も割れて停滞中。
◆米10年債利回り:2.72%(-0.03)20日終値。50MA(2.8%)に再度近づく。これを抜けると株などリスク資産の上昇につながるが。
◆NYダウ:10754ドル(+146ドル)OSC70%(+8%)20日終値。RSIは87%(+14%)9月10日の65%から一旦下落調整に入ることを示唆するダイバージェンス中であったが、一気に70%まで伸ばす8月10日の75%以来。RSIは3月23日以来の高水準。 
◆VIX指数:21.5(-0.51)20日終値。200MA(23.44)を再度下抜くも、そこでほぼ停滞中。 
◆原油先物:76.1ドル(+1.63ドル)20日終値。50MA(76.71ドル)に肉薄。200MA(77.76)が抜ければ強い。8月後半からのは反転基調にある。 
◆半導体指数(SOX):336.12(+1.77)20日終値。9月から50MA(338.91)目指して上昇中。 
◆NY金:1278.5ドル(+4.1ドル)20日終値。7月末あたりから上昇し新値更新中。 
◆シカゴCME(円建て):9675円(+105円)20日終値。

ミシガン大学消費者マインド指数は予想より悪化。6ヶ月先の景況感も2009年3月以来の水準に落ち込む。物価は食品・エネルギーだけは上昇。それ以外は横ばい。こうした経済指標が株式の上値を押さえ込む。テクノロジー関連株の上昇が続く。

これからの相場の引き金となるのは、金融不安のアイルランドかも知れません。独国債との利回り格差(スプレッド)が過去最大(387bp=3.87%)に拡大中。いずれギリシャと同じく、EUとIMFへの支援要請となる日が近づいております。

20日のNY市場は株が大幅続伸。FOMCでの緩和期待で債券も金利を下げております。米住宅指数は昨年3月以来の最低になるも、住宅建設大手のレナーの決算が予想を上回ったとのことなど、良いニュースにだけ反応する形。ちなみに、VIX指数は不気味に停滞中。テクニカルには既に上昇幅は上限一杯に近づいております。何かのきっかけで利確売りとなるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする