株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(1.7.11)

2011-01-07 15:23:55 | 市場概況
1月7日(金)の市場概況です。 下に7日の海外市況

◆日経先物:10550円(+40円)OSC60%(+2%)12月30日のOSC50%から切り返しに転じる。RSIは63%(+-0%)
◆日経平均:10541円(+11円)OSC64%(+-0%)12月30日のOSC51%、終値10229円から切り返しに転じる。RSIは62%(+1%)
◆TOPIX:926(+2)OSC64%(+-0%)12月30日のOSC50%、終値899ポイントから切り返しに転じる。 RSIは68%(+1%)
◆マザーズ指数:450(+4)OSC70%(+5%)12月29日のOSC57%、終値434から切り返しに転じる。RSIは83%(+-0%)

◆騰落レシオ(25日間、東証1部):149.27%(+8.4%)-1月7日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率62%(-1%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率13%(+-0%)

上海やダウが悪かった割には日本市場はほとんど動かず。マイナスへと動くモーメンタムはなく、押し目は買いが入っておりました。今日は、新興市場の代表銘柄のユビキタスとDeNAにやられました。DeNAは朝方に、R1とピボットを突破。これは上放れかと思って、出遅れた分、2948円という中途半端なところで待っていて、そのままさらわれ水面下に沈没。その過程で10円安で損切り。ユビキタスは前場の終わりにかけて買い上がりがあり280100円で拾うも、後場の開始時点で大量の売り。ボリンジャーバンドが上限に達していたためかも知れませんが、結局278000円で損切り。

その分は二度にわたるプロミスでほぼ取り返しましたが、後場は昨日マクロをいじってしまったせいか、RSSの調子が悪くなり、その修復にほとんど時間を取られておりました。今日は、今晩の雇用統計待ちで3連休前の週末でもあり、見送りが正解だったのかも知れません。

それにしても、新興市場の朝方のあの脱兎のごとく買い上がるパワーに幻惑されてはろくなことはないというお手本のような1日でした。新興銘柄はほとんど寄り天臭い終わり方ですね。

以下は7日の海外市況

◆ドル・円:83.08円(-26銭)OSC61%(+2%)12月31日のOSC36%から円安へと切り返す。 RSIは43%(-1%)
◆ユーロ・ドル:1.292ドル(-0.009ドル)OSC36%(-7%)1月3日のOSC57%からユーロ安へと転じる。RSIは38%(-1%)
◆USドルインデックス:81.08(+0.29)200MA(81.66)目前から急落して50MA(79.36)付近から反発し200MAに接近中。
◆米10年債利回り:3.34%(-0.1%)50MA(3.05%)を突破し、金利上昇過程に突入中。200MA(3.08%)を突き抜けて少し調整後揉み合い。
◆NYダウ:11675ドル(-23ドル)OSC65%(+1%)RSIは74%(-4%)1月5日の67%から下落に転じたか?
◆Nasdaq:2703(-7)OSC66%(+1%)12月31日の51%から上昇に転じる。RSIは71%(-5%)
◆上海総合:2839(+15)OSC61%(+4%)12月30日の37%から切り返しに転じる。RSIは44%(+3%)
◆VIX指数:17.14(-0.26)50MA(18.74)を割り込み6月以来の最低値レベルの下限に達し反発後揉み合い中。
◆原油先物:88.49ドル(-0.28ドル)50MA(87.07ドル)を大きく抜け再上昇するも再度接近。
◆CRB指数:323.94(-1.13)50MA(315.06)を大きく抜けて上昇し、再度接近中。
◆NY金:1368.6ドル(-2.6ドル)50MA(1381.22ドル)を割り込む。
◆シカゴCME(円建て):10475円(-75円)

雇用統計は失業率が9.4%に下がったお陰で増加数は予想を下回るも株価への影響は限定的でした。バーナンキ議長の雇用正常化には5年かかるとの発言で米国債が上昇(金利低下)。しかし、アキレス腱を抱えるユーロ圏に比べるとアメリカの景況感はよくドルインデックスはコンスタントに上昇する気配です。それはじり貧となっている金の価格、それに原油の動きも示唆しております。商品全般に行き過ぎの是正が見て取れます。フランスでも食料品が上がりデモが起きるなど、新興国だけがインフレに直面している訳ではなさそうです。ここは少しペースダウンしないと副作用が大きすぎると市場が判断したのか。

ユーロ圏では、15銘柄国債のCDSスプレッドが過去最高を記録するなど、ユーロそのものの下落が再度開始されております。
ここしばらくは、ドル高、ユーロ安、円安、商品安、米株調整といった流れになるのではないでしょうか。日本株も円安の恩恵はあるにしても、ドル高から来るNY株の調整のあおりで相殺される動きとなり、騰落レシオが163.5%に達した12月9日の水準までは行かずに、むしろジリジリと120%台あたりまで調整するのではと思っております。



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市場概況(1.6.11)

2011-01-07 07:06:00 | 市場概況
1月6日(木)の市場概況です。 下に6日の海外市況

◆日経先物:10510円(+130円)OSC58%(+5%)12月30日のOSC50%から切り返しに転じる。RSIは63%(+3%)
◆日経平均:10530円(+149円)OSC64%(+9%)12月30日のOSC51%、終値10229円から切り返しに転じる。RSIは61%(+6%)
◆TOPIX:925(+13)OSC64%(+8%)12月30日のOSC50%、終値899ポイントから切り返しに転じる。 RSIは67%(+4%)
◆マザーズ指数:446(+6)OSC65%(-1%)12月29日のOSC57%、終値434から切り返しに転じる。RSIは83%(-1%)

◆騰落レシオ(25日間、東証1部):140.87%(+1.0%)-1月6日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率63%(+12%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率13%(-5%)

終日、10500円を割り込まない強い動きでした。10DHMA超の銘柄数%は12月15日以来の60%超えです。その前日に71%という数字がありますが、75%程度まで過去上昇していることからすると、日経平均のOSCはまだ?64%ですので、あと少しの上昇余地はあろうかと思う動きです。

今日は、昨日早まって買ったDr.シーラボを317500円で売り、こうした相場では不遇をかこつのが分かっている7947エフピコはプラスになっているうちに撤退。後は、内需株で今日はあまり伸びないと勝手に思っていた4536参天製薬を早めに利確しすぎ、終盤にかけて9022JR東海の明日の形が良いので参戦し、とりあえず+2Kで利確。

ということで、昨年末から適用しているテクニカルな方法で、今日、何故ユビキタスやイーガーデンがマイ転したのか、スタートトゥデイが何故上に行ったのかが説明できますので、今のやり方で十分に株の動きの想定が出来そうです。

持ち越しはゼロ。

以下は6日の海外市況

◆ドル・円:83.34円(+7銭)OSC59%(+2%)12月31日のOSC36%から円安へと切り返す。 RSIは44%(+2%)
◆ユーロ・ドル:1.3ドル(-0.014ドル)OSC43%(-1%)1月3日のOSC57%からユーロ安へと転じる。RSIは39%(-5%)
◆USドルインデックス:80.8(+0.54)200MA(81.66)目前から急落して50MA(79.28)付近から反発し200MAに接近中。
◆米10年債利回り:3.43%(-0.04%)50MA(3.02%)を突破し、金利上昇過程に突入中。200MA(3.09%)を突き抜けて少し調整後揉み合い。
◆NYダウ:11697ドル(-27ドル)OSC64%(-3%)RSIは78%(-7%)12月15日の50%から依然上昇中。
◆Nasdaq:2710(+8)OSC68%(+6%)12月31日の51%から上昇に転じる。RSIは76%(-2%)
◆上海総合:2824(-14)OSC57%(+6%)12月30日の37%から切り返しに転じる。RSIは41%(+-0%)
◆VIX指数:17.4(+0.38)50MA(18.81)を割り込み6月以来の最低値レベルの下限に達し反発後揉み合い中。
◆原油先物:88.34ドル(-2.24ドル)50MA(86.93ドル)を大きく抜け再上昇し90ドルを割り込み。
◆CRB指数:325.07(-4.13)50MA(314.57)に1度タッチしてから再度上昇し高値圏で揉み合い中。
◆NY金:1372.0ドル(-4.9ドル)50MA(1380.36ドル)を割り込む。
◆シカゴCME(円建て):10495円(-15円)

相変わらず欧州からは債務問題に関するネガティブなニュースが漏れてきます。デンマークの年金基金が信用度の低い国債は買わないと言ったり、銀行破綻の際には優先債保有者に応分の負担を求めると欧州委員会が言ったり、OECDがユーロ圏はリスク局面にあると今更言ったり。ドル・ユーロは当然のごとく下落。但し、景況感はドイツが牽引して上昇し株は上げております。NY株はまちまちですが、雇用統計はさほど良くないという臆測が流れたらしい。それで売られすぎた米国債が反発。株はハイテクが健闘しナスダックが上げるもダウは利確が優勢に。なお、ドルインデックスは雇用統計への期待で上げております。

新規失業保険申請件数は再び40.9万件となり40万件に戻しております。まだまだ不安定な雇用情勢が続いております。ADP雇用統計と本番の雇用統計は必ずしも過去は連動しておりません。どちらもいい加減と言えば言い過ぎかも知れませんが、調整要素が多すぎます。
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