今日の休日のバッハは、カンタータ第65番「シバよりもろもろの人、来たりて」から冒頭の合唱です。
これは先週ご紹介すればよかったようです。というのは、この曲は顕現節である1月6日のために作られたからです。顕現節とは、キリストがヨハネから洗礼を受けた日のことですが、今では、東方より3人の博士が赤ちゃんのキリストに贈り物を捧げた日であり、クリスマスのお祝いの最後の日とされております。
東方からの3人の博士とは誰であるのか(注)定かではありませんが、何ともほほえましい物語です。人は、このように「祝福」されて生まれ出でるものなら、人の死もまた超越されるのではないかと思うほどです。
逆にいうと、誕生と死後の安穏たる世界は、実は全く同一ではないのか、そうした想像に駆り立てるような曲です。
とにかく、このホルンが導く合唱をお聴き下さい。何と透明感のある明るい雰囲気の曲なのでしょう。これは、OVPPといって合唱の1つのパートを1人が担う方式を採用しているせいかも知れません。
演奏は、イギリスのポール・マクリーシュ(PAUL McCREESH)指揮、ガブリエリ コンソート&プレイヤーズの1998年録音盤です。このCDは教会の鐘の音に始まり、バッハの時代の礼拝を再現している珍しい盤です。いつものガーディナー盤もありますが、こちらの方が新年の雰囲気にふさわしい演奏ですので採用しました。
HMVやアマゾンで発売しているかどうか検索しましたが、既に発売は中止になっているようです。
この曲を聴くと、マクリーシュが出しているマタイ受難曲も聴いてみたくなりますね。
歌詞は次のようなものです。
「もろびと シバより 来たり 宝を ささげ 主の ほまれ のべ伝えん」
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
注:どうやら3人の占星術師らしい。占星術師というのは中世当時では学識ある「博士」だったようです。あのケプラーも実は占星術師だったのは有名な話。
これは先週ご紹介すればよかったようです。というのは、この曲は顕現節である1月6日のために作られたからです。顕現節とは、キリストがヨハネから洗礼を受けた日のことですが、今では、東方より3人の博士が赤ちゃんのキリストに贈り物を捧げた日であり、クリスマスのお祝いの最後の日とされております。
東方からの3人の博士とは誰であるのか(注)定かではありませんが、何ともほほえましい物語です。人は、このように「祝福」されて生まれ出でるものなら、人の死もまた超越されるのではないかと思うほどです。
逆にいうと、誕生と死後の安穏たる世界は、実は全く同一ではないのか、そうした想像に駆り立てるような曲です。
とにかく、このホルンが導く合唱をお聴き下さい。何と透明感のある明るい雰囲気の曲なのでしょう。これは、OVPPといって合唱の1つのパートを1人が担う方式を採用しているせいかも知れません。
演奏は、イギリスのポール・マクリーシュ(PAUL McCREESH)指揮、ガブリエリ コンソート&プレイヤーズの1998年録音盤です。このCDは教会の鐘の音に始まり、バッハの時代の礼拝を再現している珍しい盤です。いつものガーディナー盤もありますが、こちらの方が新年の雰囲気にふさわしい演奏ですので採用しました。
HMVやアマゾンで発売しているかどうか検索しましたが、既に発売は中止になっているようです。
この曲を聴くと、マクリーシュが出しているマタイ受難曲も聴いてみたくなりますね。
歌詞は次のようなものです。
「もろびと シバより 来たり 宝を ささげ 主の ほまれ のべ伝えん」
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
注:どうやら3人の占星術師らしい。占星術師というのは中世当時では学識ある「博士」だったようです。あのケプラーも実は占星術師だったのは有名な話。