1月18日(火)の市場概況です。 下に18日の海外市況
◆日経先物:10520円(+20円)OSC51%(+3%)1月7日のOSC60%、終値10550円から下落に転じたか?RSIは61%(+2%)
◆日経平均:10519円(+16円)OSC49%(-5%)1月13日のOSC69%、終値10590円から下落に転じたか?RSIは64%(+6%)
◆TOPIX:932(+3)OSC51%(-4%)1月13日のOSC70%、終値938ポイントから下落に転じたか? RSIは71%(+5%)
◆マザーズ指数:470(-6)OSC63%(-9%)12月29日のOSC57%、終値434から切り返し中。RSIは82%(-10%)
◆騰落レシオ(25日間、東証1部):128.14%(-4.0%)-1月18日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率40%(-1%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率32%(+8%)
今日は上海が無難に始まり、後場にGDということもなく僅かなプラスで終了。上げすぎていた新興市場銘柄に押されるものが多かったようです。
前場に4500円で仕込んだ4543テルモ。後場の寄りつきでこの日の最高値をマーク。そのまま安心していたら、それが頂点。追加買いの4505円も巻き込み、後は、窓を開けての落下でマイ転。OSCも前日比マイナスでしたので、やむなく4495円で損切り。
全く、この株だらしないったらありませんが、25本線を割り込んでの弱気株ですのでやむを得ません。
こちらの損失は、後場に自己償却のニュースが飛び込んで急に動意付いた4021日産化学と、明日の切り返し気配を示していた3393スターティア、それに最後は7717Vテクで取り返しましたが、チョイと気を抜くと足下を掬われるという例。セオリーにはアンテナを張っていないと、プラスがマイナスとなり上下で大きな差が出てきますね。
このところ、明日の動きがだいたい読めるので持ち越しはしない方針です。よほど良い形でないと今の揉み合い相場では、今日上げた株は押され、今日押された株は上げるといったシーソーゲームのような様相ですから。
【以下は18日の海外市況】
◆ドル・円:82.59円(-13銭)OSC51%(+4%)1月7日のOSC61%から円高トレンドへと回帰中。 RSIは60%(+7%)
◆ユーロ・ドル:1.339ドル(+0.01ドル)OSC65%(+3%)1月7日のOSC36%からユーロ高へと転じる。RSIは56%(-1%)
◆USドルインデックス:79.02(-0.32)200MA(81.62)に近づくも、50MA(79.77)を割り込み揉み合い中。
◆米10年債利回り:3.37%(+0.02%)50MA(3.12%)を突破し、3.5%で頭打ち&揉み合い。
◆NYダウ:11838ドル(+51ドル)OSC66%(+2%)RSIは76%(+2%)12月31日の61%から上昇継続中。
◆Nasdaq:2766(+11)OSC77%(+2%)12月31日の51%から上昇に転じる。RSIは80%(+3%)
◆上海総合:2709(+2)OSC43%(+3%)1月7日の61%から下落に転じる。RSIは47%(+6%)
◆VIX指数:15.87(+0.41)50MA(18.24)を割り込み6月以来の最低値レベルの下限に達っし少し上昇。
◆原油先物:92.15ドル(+0.03ドル)50MA(88.02ドル)を大きく抜け、再度高値更新を窺う。
◆CRB指数:333.06(+0.06)50MA(317.41)を大きく抜けて上昇し、再度高値更新を窺う。
◆NY金:1367.4ドル(+8.0ドル)50MA(1383.02ドル)を割り込み下落中。1300ドル程度までの下落はありうるか?
◆シカゴCME(円建て):10575円(+55円)
NY株はしぶとく上昇。OSCもRSIもこのところの高値水準からはもう少し間があるので、こうしたじり高は、ジェットコースターがコトコトと上昇するような感じで、もう少し続く気配。但し、落ちるときはジェットコースターと同じで急降下するのが常。
ところで、対米証券投資が11月は海外の851億ドルの買い越しと伝えられております。米国債の金利上昇は12月に本格化しておりますので、11月分のこの大きな買い越しは驚くに値しませんが、その中でも中国が前月比112億ドルも減らしているのに対して日本は22億ドル増。米国債一辺倒はまずいと認識している中国に対して、莫大なドル建て外貨準備高の損失(この間の2割のドル安で110兆円)を抱えているこの日本の米国への忠誠心は一体何か?政府を批判することのない国民性も影響か。
この米国債の30年ものと2年ものの金利差が過去最大になったとのこと。短期国債の金利が低く抑えられているのは金融システムが安定している証拠でもあるのでOKとしても、長期債はどうみてもこれまでの金利ではリスクが大きいと投資家が考えている証拠ですね。それはインフレ予想からくる懸念でもあります。