株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レジスタンスライン(R1)に跳ね返される(レーザーテック)

2024-10-29 17:46:17 | レーザーテック研究
10月29日(火)のレーザーテック研究です。

今日もほぼ1日不在。タイトルにあるように、10時半頃、R1ラインの22698円にほぼ高値が到達。そこからはなだらかな下落トレンドでしたが、高値・安値ともに前日比プラス。

総合指数は昨日に1.011をマークし、調子は上向いております。終値は22270円。この数字がベースライン1です。ベースライン2は、この日の高値の22425円。

明日以降は、この2つのベースラインに注目。今日のところは,ベースライン2の22425円より今日の高値が225円上回っており、かつ、安値はベースライン1の22270円より380円下回りましたが、引けにかけて22360円まで戻しておりますので、22270円を上回った段階での買いが正解。

筆者が見ている楽天証券のマーケットスピードでは、前日終値に緑のラインが引かれております。14時半頃、このラインに一瞬タッチしておりますが、ここからは反発。22270円のベースライン1が効いていたようです。

こうした見方で、今現在の位置取りが売りか買いかを察知できるようにエクセル関数シートの改変を行なっております。

今日のレーザーは、何のシグナルも点灯してはおりませんが、上記のような目で見ると、復調気配が漂っていることが分かります。ちなみに、場中にこのようなベースラインをウォッチしながら、その日の買い圧力や売り圧力の強さが分かる売買指数を参考にしてのエントリーが良いでしょうね。

100%の場合は、寄り付きの値段と同値。55%以下は売られすぎ、144%以上は買われすぎのラインです。今日のレーザーは141%です。ちなみに、14時半ごろに押された時の売買指数は79%でした。シミュレーションしてみると、22060円の時に売買指数は101%で100%にほぼ達しておりました。ここから22270円の昨日の終値の間が、買いエントリーのタイミングだったということになります。

実際には、13時半ごろからはなだらかな下降曲線を描いておりますので、やはり14時半頃に底打ってからの上昇トレンドを確認しての買いが正解ですね。もちろん、昨日終値をその後に下回ってしまえば、そこでの損切りとなります。

このようにかなり精緻なテクニカル分析を行なっても、その通りにデイトレの値動きがなる訳はありませんが、こうした見通しの判断の下で、買いや売りのエントリーをするのとしないのでは、実績には差が出てしまうものと思います。

また、テクニカルな講釈が長くなりましたが、新たなテクニカル分析ポイントを発見しましたので、この方式の有効性をしばらくは確認してみたいと思います。有効性が確認できれば、今日のようにベースライン1と2について、PIVOT分析と合わせて公開する予定です。

そのための格好の材料が、出来高が多いレーザーテックなんですね。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(10.29.・2024)

2024-10-29 15:29:33 | 市場概況
10月29日(火)の市場概況です。

1.日経225 
 一旦、安値に沈みながらも、粘り強く切り返してOSCを6%高の46%にまで押し上げております。25日MAラインも上方乖離に攻略。いやはや強いの一言。総合指数も9月20日以来の1.000超え。明日からは、今日の終値の38904円(ベースライン1)と高値の38904円(ベースライン2)の2つがベースラインとなります。高値引けのため同値。

2.TOPIX
 こちらも同様の動き。ベースライン1は2680ポイント、2は2693ポイント。OSCは54%に達しております。225同様に全てのMAラインを制覇。

3.グロース250
 2日連続での切り返しでOSCは50%に。但し、MAラインは10日MAだけ水面上。ベースライン1は645ポイント、2は660ポイントです。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NY市場概況(10.28.2024)

2024-10-29 06:57:51 | NY市場概況
10月28日(月)のNY市場概況です。

1. NYダウ
 4日ぶりにMIN値の点灯から脱出。ここから戻すかどうかですが、その1つのサインは今日の安値をきちんと上回れるかどうか? 先週末の総合指数が9月6日以来の1.000割れでしたが、今日はまだ0.965にしか達しておりません。これはよくあることですが、明日に1.000以上を回復していれば問題なし。

2.Nasdaq
 こちらは好調が持続しており、9月11日に総合指数を1.000以上に浮上させてからは、一貫して1.000を上回り続けております。MAX値が1.000(上限)なのにIndex/Match関数値が点灯していないという「異変」がテクニカルには生じております。これが何のサインなのかを今後見極めて行きたいと思います。

3.ドル・円
 1円を超える円安でMAX値が再点灯。総合指数が1.000以上を回復したのが、10月2日でした。この時の終値146.46円がベースライン。これを安値で上回った日が10月7日の安値147.85円。以後、これを下回っておりません。では、買い時の判断はいつがベストなのかを見てみると、この間に高値・安値の変動が目まぐるしく、確率された方法を提示するのが困難ですが、1つ言えるのは、高値を切り上げながら安値を切り下げている時、という見立てが可能です。10月2日から7日まで高値を切り上げておりますが、その間に4日に145.92という安値をマークしております。この日の現在値が、先程の10月2日の終値の146.46円を抜いた時、つまり、10月4日に146.46円以上になった時が「買い時」ということになりそうです。

この市場の気まぐれな振幅波動に、テクニカルなメジャメントをきちんと合わせて、タイムリーな売買を行うのはかなり難易度が高いが、日々チャレンジ中。

4.CME日経225先物
 6時55分現在、38605円で、日経225の終値比+-0円。

5.米10年債利回り 4.284%(+0.052%)
 上昇は続いており、円安トレンドは変化なし。

6.VIX指数 19.8(-0.53)20の節目付近に張り付いたまま。

7.SOX指数 5212(-1)

8.バルチック海運指数 1410(-7)

9.レーザーテックADR株価 22190円(-80円)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする