10月29日(火)のレーザーテック研究です。
今日もほぼ1日不在。タイトルにあるように、10時半頃、R1ラインの22698円にほぼ高値が到達。そこからはなだらかな下落トレンドでしたが、高値・安値ともに前日比プラス。
総合指数は昨日に1.011をマークし、調子は上向いております。終値は22270円。この数字がベースライン1です。ベースライン2は、この日の高値の22425円。
明日以降は、この2つのベースラインに注目。今日のところは,ベースライン2の22425円より今日の高値が225円上回っており、かつ、安値はベースライン1の22270円より380円下回りましたが、引けにかけて22360円まで戻しておりますので、22270円を上回った段階での買いが正解。
筆者が見ている楽天証券のマーケットスピードでは、前日終値に緑のラインが引かれております。14時半頃、このラインに一瞬タッチしておりますが、ここからは反発。22270円のベースライン1が効いていたようです。
こうした見方で、今現在の位置取りが売りか買いかを察知できるようにエクセル関数シートの改変を行なっております。
今日のレーザーは、何のシグナルも点灯してはおりませんが、上記のような目で見ると、復調気配が漂っていることが分かります。ちなみに、場中にこのようなベースラインをウォッチしながら、その日の買い圧力や売り圧力の強さが分かる売買指数を参考にしてのエントリーが良いでしょうね。
100%の場合は、寄り付きの値段と同値。55%以下は売られすぎ、144%以上は買われすぎのラインです。今日のレーザーは141%です。ちなみに、14時半ごろに押された時の売買指数は79%でした。シミュレーションしてみると、22060円の時に売買指数は101%で100%にほぼ達しておりました。ここから22270円の昨日の終値の間が、買いエントリーのタイミングだったということになります。
実際には、13時半ごろからはなだらかな下降曲線を描いておりますので、やはり14時半頃に底打ってからの上昇トレンドを確認しての買いが正解ですね。もちろん、昨日終値をその後に下回ってしまえば、そこでの損切りとなります。
このようにかなり精緻なテクニカル分析を行なっても、その通りにデイトレの値動きがなる訳はありませんが、こうした見通しの判断の下で、買いや売りのエントリーをするのとしないのでは、実績には差が出てしまうものと思います。
また、テクニカルな講釈が長くなりましたが、新たなテクニカル分析ポイントを発見しましたので、この方式の有効性をしばらくは確認してみたいと思います。有効性が確認できれば、今日のようにベースライン1と2について、PIVOT分析と合わせて公開する予定です。
そのための格好の材料が、出来高が多いレーザーテックなんですね。
以上です。