11月11日(金)のレーザーテック研究です。
ついに2万円割れ。8月5日の18665円の安値こそ上回っての終了ですが、9月26日にみずほ証券が出した、レーザーテックの目標価格32000円から19000円への引き下げが現実となってきました。
みずほ以外の証券会社も目標価格を下げていたとは言え、2万円を切るのを提示していたのはみずほだけ。ASMLによるEUV露光装置の台数見通しの下方修正などが、10-11月にかけて発表される可能性があると見ていたようですが、ずばり当たっておりますね。
うーん、ちょっと厳しい。今年はレーザーテックの厄年なんでしょう。例のスコーピオンという疫病神に取り憑かれてしまったのが運の尽きか。。
そうは言っても、下値の目処は一体全体どこになるのかをテクニカルに解くのがこのサイトの唯一の長所なので、一応紐解いてみます。
1.昨年の7月13日安値 19465円。
2.昨年の5月10日安値 17760円。
3.一昨年の10月12日の安値 15980円
その前日は16480円の安値。これがしこり玊。
4.一昨年の9月29日の15285円の安値。これもしこり玊
というような流れからすると、一昨年2022年の8月31日から始まった下落過程に沿うような下落を演じる可能性が高まってきております。
この時は、8月31日の終値19405円が10月3日の安値14320円まで25%ほど下落しております。
一方、高値を見てみると5月23日の45500円というのが光っております。半値8掛け2割引は極端ですが、最悪のケースは想定しておかねばなりません。そうなると14560円となる計算です。さすがにこれはないでしょうが、株価は往々にしてオーバーシュートします。つまり行き過ぎ。
そうなると現実的には、一昨年の9月29日のしこり玉の15285円がかなり見えてきますね。その前の16480円のしこり玉と合わせて、このあたりの水準が下値の目処ということになりそうです。もちろん、これはあまり根拠のない与太話的予想ですので、皆さん、それぞれの自己判断と責任でお願いします。
以上です。
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