株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

気を吐いた新興でやられる

2007-12-26 11:17:38 | 株に出会う
またしても、最悪のトレードをやらかしてしまいました。

昨日高値引けしていた6256ニューフレアテクノロジーですが、朝の気配値もよく、出来高が湧きあがりながら上昇。リバウンド狙いで最初はVWAP近辺の197Kあたりに入れておりましたが、少しオーバーランするとみて193Kに変更。しかし、これも大きくオーバーラン。

こうしてモーメンタムが下落1色になると、売り板は薄くても誰も買い上がりを見せません。分足を見ながら、我慢するところは我慢しようと、昨日の185Kの高値まで届いたら撤退と決めておりました。

しかし、ずるずるとボディに効いているパンチは、ついに185Kに届いたところで身に堪えたためか、そこで売ってしまいました。これは最悪の選択でした。

案の定、その後少し切り返しての小反発ですが、25本MAラインに上値は抑えられております。この株の3分足のMACDのシグナルラインの切り返しが、ちょうどこの185Kあたりでした。もう数分だけ我慢をすべきところを、最悪のタイミングで切ってしまうとは情けないものです。要は、買い時を間違えたということとなります。急落過程での反発のパターンが身に染み付いていたせいもあります。

後は、動意付いた8728M2Jを159Kで拾うも、残りの分は再度の押し目の前にキャンセル。この株、プラ転した時は少し気長に引け際まで待った方が良さそうです。右肩下がりの日は逆に手をつけないことですね。

市況は悪くはありません。マザーズ指数、ヘラクレス指数が今日のような膠着の日には値動きが軽いので飛ばしております。昨日の反動です。

後場は何とか、ニューフレアの損失を巻き返さねば。しかし全く、とらえどころのない相場です。
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明日のモニタリング銘柄(12.26.07)

2007-12-25 20:59:03 | 明日のモニタリング銘柄
テクニカル用語の簡単解説

★市場の概況(12月21日)

・NYダウ
 OSC52%(前日比-1%)12月17日&19日の39%を底にリバウンド中だが、OSCを下げて終了。上げも一服か?ここ3日ほどは買われすぎ。直近ピーク値は12月5日の63%、次の上値ターゲット13624ドル。

・ドル・円相場
 114.15(前日比-0.15の円高)19時半現在。

・日本国債先物
 OSC:41%(前日比-9%)下げ調整強める(金利高)

・日経平均先物
 OSC44%(前日比+4%)2日連続上昇。15700円が次のターゲット。イーブニングセッションでは15660円(大証終値比+20円)となっております。 

・日経平均
 OSC50%(前日比+12%)OSCも大幅高。これはチョイと戻しすぎか。

・マザーズ指数
 OSC32%(前日と変わらず)これで3日連続同値。

・ヘラクレス指数
 OSC37%(前日比+4%)不動産銘柄の貢献で上昇か?

国債が続落しており、株式市場には好環境が継続中。しかし、日経平均に見られるように薄商いの中、戻しすぎの反動が明日あたり出る可能性があります。その意味では明日も下落したところを拾うのが基本。マザーズ指数が停滞しており、ここからの下げは限定的な雰囲気です。明日は、ひょっとするとマザーズ指数が反発するかも知れません。そこは、朝の気配値などで確認すると良いかと思います。

★モニタリング銘柄と目標価格

1.8728M2J(153K、買い)
2.8992日本レップ(340K買い)
3.6222島精機(4970円買い)
4.9438エムティアイ(285K買い)
5.2142ユー・エス・ジェイ(71500円買い)
6.6503三菱電機(1150円買い)

以上です。明日も薄商いの中、買い上がりがあまり見られないようなら、朝方の30分程度の様子見から、その日賑わっている業種に対しての、押し目買いが良いのかも知れません。

持株はすべて処分。6486イーグル工業の特売り始まりには肝を冷やしましたが、売りでもうまくとれました。
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後が続かず息切れ

2007-12-25 11:16:21 | 株に出会う
新興市場を狙っていた方々は、いささか梯子を外された気分かと思います。日経銘柄にしても買いが細っており、先物もほぼ膠着状態ですが、傾向としてはジリジリと押されております。

そんな中、海運株が活発な商い。前場の後半に入って気が付いたのですが、今から、この薄商いの中参戦はチョイとリスクありか。

先週からこのブログの閲覧者数もかなり減ってきておりますので、もう個人は年末の処分も終わり、単に筆者のような短期のトレーダーしか参加していないようです。従って、参加者が多くて果実がとれそうな、3859シナジー、3858ユビキタス、2167ウェブマネーなどが、今日新規上場の7774J-TECに引っ張られたせいか、好調な値動きのようです。

前場は、誤発注でつなぎ売りヘッジをかけてしまいました。6486イーグル工業を1280円で返済売りしたつもりが、新規の空売りをかけてしまっておりました。前場の終了間際に気が付く次第。全く、注意しないとこれは最近よくやらかしてしまいます。特に急ぐ場合がそうです。

後場は値段がどちらに行くか見極めた上で、どちらかを手放すことになりそうです。

今日のこの環境で勝てないと分かれば、余計に参加者が減るかもしれませんが、テクニカルには、マザーズ指数を除いては反発体勢にはあります。但し、これも先物の後場の動き次第ですね。
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明日のモニタリング銘柄(12.25.07)

2007-12-23 21:23:05 | 株に出会う
テクニカル用語の簡単解説

★市場の概況(12月21日)

 ・NYダウ
  OSC53%(前日比+7%)12月17日の39%を底にリバウンド中。
  直近ピーク値は12月5日の63%、次の上値ターゲット13624ドル。

 ・CME日経先物
  15630円(大証終値比+310円、イーブニングセッション終値比+180円)

 ・ドル・円相場
  114.13(前日比+0.96の円安)

 ・日本国債先物
  OSC:50%(前日比-2%)

 ・日経平均先物
  OSC40%(前日比+3%)

 ・日経平均
  OSC38%(前日比+3%)

 ・マザーズ指数
  OSC32%(前日と変わらず)

 ・ヘラクレス指数
  OSC33%(前日比+2%)

24日のNY市場他の動きが多少下ブレしたとしても、25日の日本市場は買い先行で始まるのは確実。

★モニタリング銘柄と売り目標価格

 1.9020東日本旅客鉄道:940K
 2.4080田中化学研究所:1000円
 3.6432竹内製作所:4500円
 4.3402東レ:890円
 5.7236ティラド:760円
 6.3774インターネットイニシアティブ:470K
 7.6767ミツミ電機:4200円
 8.5707東邦亜鉛:640円
 9.7456松田産業:2800円
10.5563日本電工:700円
11.6779日本電波工業:5700円(自社株買い)
12.9113乾汽船:1750円
13.4563アンジェスMG(600K)
14.6254野村マイクロ・サイエンス(1430円)

以上です。今日から結論を中心に簡潔化を心がけます。

新興市場については、個人の参加者さえ増えれば、どれも押されすぎ銘柄ですので、資金が大きく回ってくることもあり得ます。とりあえず、明日は主力市場銘柄のリバウンドを、テクニカルには読みました。
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長期国債価格と株式市場

2007-12-22 22:07:16 | 金融全般
先のブログで最後に書いたとおり、債券価格と株式市場の値動きは密接な関係があります。但し、スタグフレーションに陥った場合は、株も下がり、債券価格も下がります。(金利は上昇)

今はまだスタグフレーションの段階ではありません。そこで日本の長期国債価格と株式市場は逆相関の関係にあると先般検証しました。

そこを、もう少し細かく検証してみます。日経先物のOSCとの比較です。

★先物のOSCvs.国債のOSC

①先物ボトム値 国債ピーク値  先物終値での買い 
 8/17(27%)8.21(56%) 8.20(32%)
                    8.22(36%)

 先物ピーク値 国債ボトム値  先物終値での売り 結果
 8/28(50%)8/29(44%)8/29(48%) ◎(+320円)
                              △(+140円)

②先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い 結果
 9/13(43%) 9/12(50%) 9/14(47%)×(翌日損切り) 
                      9/18(47%)
 
 先物ピーク値    国債ボトム値   先物終値での売り  結果
 10/5(66%) 9/28(35%)10/9(64%) ◎(+1420円)


③先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い  
 10/25(35%)10/17(54%)10/26(42%)

 先物ピーク値    国債ボトム値   先物終値での売り  結果
 11月1日(55%)11/5(32%)11/2(48%) △(+-ゼロ)

④先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い  
 11/13(30%)11/13(53%)11/14(42%)

 先物ピーク値    国債ボトム値   先物終値での売り  結果
 11/14(42%)11/20(33%)11/15(41%)×(-140円)

⑤先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い
 11/19(39%)12/4(50%) 11/20(47%)

 先物ピーク値    国債ボトム値   先物終値での売り  結果
 11/20(47%)11/20(33%)11/21(45%)×(-390円)

⑥先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い
 11/22(44%)11/21(41%)11/26(51%)

 先物ピーク値    国債ボトム値   先物終値での売り  結果
 12/6(67%) 11/20(33%)12/7(63%)◎(+740円)

⑦先物ボトム値    国債ピーク値   先物終値での買い
 12/20(37%)12/19(53%)12/21(40%)

以上の数字をいきなり眺めても何のことやらかと思いますが、結論的には、国債価格のOSCが50%以上のピーク値を付けた後、日経先物が20-30%台のOSCからの控えめな反転を示したその日の終値で買い、後は日経先物のOSCが上昇基調を辿る限りホールドし、下降を示したその日の終値で売るというのが、基本的には正解のようです。

注意すべきは、前日よりOSCが下降しただけで売らないことです。前々日との比較でまだ上昇基調が保たれていれば、その日にマイナス終了したとしても、我慢の子で保有することが肝要です。普通は軽微なマイナスの筈です。

逆に、国債価格のOSCが30%台の底からプラ転し、日経先物が50%-60%のピーク値から反落した、その日の終わりで空売りをかけるのが正解のようです。

両方のOSCが中途半端に推移している時はあまり参考にはなりません。

たまに、逆行ではなく巡行現象を示す時があります。つまり、日経先物が上げており、かつ国債価格も上げている時です。これは後から日経平均の下げがきつくなる(反動安)の前兆と考えることができます。従って、ほどほどの利益が出た段階での利確が良いかも知れません。

しかし、例外やら騙しも当然にあります。例えば9月12日に国債価格のOSCが50%のピークを付けて、9月14日に日経先物のOSCが前日比+4%の47%に切り返した日に買っても、翌日-310円での損切りとなっておりました。しかし良く見ると、国債価格のOSCはそれ以前の9月7日に54%のピーク値を付けており、日経先物ともども下落過程にあったのです。市場のこの異変に対してはFRBが9月18日に0.5%の利下げで対応しております。そして、その18日の日経先物のOSCは前日比同値の47%でしたので、ここで買いという選択肢が正解でした。

結論的には、日本国債先物価格と日経先物のOSCを比較する時は、両者のピーク値とボトム値を認識しながら、逆相関の関係をうまく利用して、日経先物のOSCが比較的低い値からのささやかなプラ転を確認して買いに入るのが良さそうです。売りはその逆です。

今後、当ブログで市況情報を書く時は、なるべく日本国債と日経先物のOSCとの相関関係も含めて、今の両指標のポジション関係をサマリーするようにしたいと思っております。
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