私の前にいた会社でリストラをやるとの話。世間でリストラを行う会社が続出していて、親会社も去年の秋大量のリストラを行うと報道されていたので、恐らくやるとは思っていました。業績は多少落ち込んでいますが、株式の配当を増額予定している程ですから、リストラをする必要は当然ありません。この時期に乗じて人件費という固定費の削減を図りたいという意図が見え見えです。聞くところによると、100人強の削減を行うらしい。まず60歳以上の嘱託さんの契約を更新しない、60歳以下は成績の悪いものを辞めさせるか、元社員が経営している派遣会社に就職させ、今までやっている仕事を引き続きやらせる。会社にとっては、人件費は削れるし、仕事には支障がないので万々歳です。頭にくるのは、そのことを個別面接で伝えにくる役員です。今年の3月で退職して、紹介する派遣会社の顧問になるとの噂です。功成りとげた者がまだまだ弱者から搾取する側に立とうとしている。このような輩が多い。功成りとげた人間がこれでは情けないし恥ずかしい!人の人生をなんだと思っているんだ!と怒りが押し寄せてくる。
ところで最近感銘を受けたのは村上春樹さんのイスラエルにおいてのスピーチです。
”わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。”
私も常に卵(弱者)の側に立ちたい!
ところで最近感銘を受けたのは村上春樹さんのイスラエルにおいてのスピーチです。
”わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。”
私も常に卵(弱者)の側に立ちたい!