団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

『何歳から「おじさん、おばさん』なのか?

2018-02-27 06:06:59 | 日記
 ネットのニュースを読んでいましたら、『何歳から「おじさん、おばさん』なのか? 境目は○歳、その根拠はこれ」という
記事が載っていました。(笑)

 私は中学生の時に子供連れの奥様に「あのおじさん」と言われて、ショックを受けたことがあります。
この奥様、中学生に向かって「おじさん」は、ないですよね。(苦笑)
「あのお兄さん」というのが、妥当のように思いますが。(笑)

 また定年後 老人ホームの宿直をしていましたが、私より15歳も年上の入居者のおばさんに
「おじさん!」と話しかけられたのには、頭にきました。(苦笑)
同年代か年下の方なら許せますが。

 幾つになっても「おじさん」と呼ばれるのは、気持ちが良いものではないですね。

 下記に『何歳から「おじさん、おばさん』なのか? 境目は○歳、その根拠はこれ」という
ネットからの記事を添付しました。
長い文章なので、さらっと読んでください。(笑)


 結論は、少なくとも43歳になっていない「若さ」のあなたが「おばさん、おじさん、中年」などと言われたら
「猛然と反発したくなる」のは自然なことだ。

 一方、45歳を過ぎて、「おばさん、おじさん、中年」の3つのうちいずれかを言われた場合、
「まあ、そういう言い方もあるかなあ」ぐらいの「大人の対応」をするほうが賢明かもしれないと言っておこう。

ということらしいです。(笑)






 何歳から「おじさん、おばさん」なのか? 境目は○歳、その根拠はこれ
2/25(日) 12:10配信


 まだまだ自分は若いと余裕で思っていたのにある日突然、
「おばさん!」と声を掛けられたり、「そこの、おじさん!」と呼び止められたりしたら多分ショックだろう。

某フリー女子アナウンサー「姉の子供から『叔母さん』といわれるなら、確かに私の立場は叔母だから、がまんもするけど、
赤の他人に『おばさん、テレビ出てる人?』って、私をおばさんよばわりしした中学生を私は今でも許さない!」

 夏のイベントでご一緒した、普段は上品な彼女が一瞬、「憤怒の表情」を浮かべ語った「あの日」が忘れられない。

女子社員A「うちの主任、もういい加減おじさんなのにツーブロックヘアなのよね」

女子社員B「笑える!」

 部下が自分の噂話をしているのをたまたま耳にして落ち込んだ話を、
セミナー参加者から聞かされたのは2017年秋のことだった。
「腹が立ったというより、僕は何とも哀(かな)しかった」。

彼の自己開示が会場にいた「その世代」の共感を得ていたのを思い出す。
■辞書の「定義」は割とまちまち
 ある世代にとって「強烈なインパクト」となる「おじさん」「おばさん」の「本当の意味」を探るべく、
今さらながら、その意味を片っ端から辞書で引いてみた。「バカみたい」だが、意外な成果が上がった。

 辞書で「おばさん」を引くと、「おじさん」の語釈がセットでついてくるケースが多い。
男女の差こそあれ、意味するところは「おばさん」も「おじさん」も変わらないらしい。

●『大辞林 第3版』(小学館) よその年配の女性(男性)を親しんでいう語。
『広辞苑 第6版』にも主に年少者がよその年配の女性(男性)を、との記述がある。

●『新潮現代国語辞典 第2版』(新潮社) 中年の女性(男性)に対する敬称・親称おばさま(おじさま)よりくだけた言い方。

●『三省堂現代新国語辞典 第5版』(三省堂) 中年ぐらいの年のよその女(男)の人を親しみをこめて呼ぶ言葉。

●『新明解国語辞典 第7版』(三省堂) 親族関係に無い中年以上の女性(男性)に呼びかける(を指していう)語。
もう若くはないという、相手に対する皮肉や自嘲をこめて用いることもある。例→二十歳を過ぎるともうおばさんよ、おばさん趣味の洋服。

●『三省堂国語辞典 第7版』(三省堂) おば(おじ)を、したしみと尊敬の気持ちをこめて呼ぶ言い方。

 最後に挙げた『三省堂国語辞典』のように、「年配」だの「中年」だのという年齢を一切絡めない解釈を、私は好むが、少数派のようにも見える。


■「中年」は何歳から始まる?
 「おばさん」「おじさん」と呼ばれ、
嫌な感じがしたのは語釈に登場する「年配」だの「中年」だの「もう若くない」だのというという「直裁に年齢的自覚を迫る言葉」にあるような気がした。

 「年配」は、『大辞林 第3版』では「~中年以上の年頃~」、

『明鏡国語辞典 第2版』(大修館書店)では「~相当の年齢の人・中年以上の人~」とある。中年以上って何だ? 相当って、あいまいじゃないか?

 そう思ってあらためて「中年」を辞書をで見なおすと、
こちらは「年配」とは違い、比較的具体的な数字をあげて「中年とは何歳のことを言うのか?」に答えている。

●『広辞苑 第6版』 40歳前後の頃。

●『新潮現代国語辞典 第2版』 40歳前後、あるいは40歳代。

●『新選国語辞典 第9版』(小学館) 40歳前後から50代に掛けての年齢。

●『岩波 国語辞典 第7版』(岩波書店) 40歳ぐらいから50歳の半ばぐらいの年齢の人。

●『集英社国語辞典 第3版』(集英社) 青年と老年の間の年齢。40歳前後から50歳代後半ぐらいまで。

●『三省堂国語辞典 第7版』(三省堂) 50代の半ばから60代の前期に掛けての年。

 「数字」だけを見ると、辞書によって相当開きがあることも分かった。
とくに『広辞苑 第6版』の「40歳前後」と『三省堂国語辞典 第7版』の「50代半ばから60代に掛けて」ではだいぶ差がある。

 39歳で「中年呼ばわり」されたとき、
『広辞苑 6版』の読者は「辞書でもすでに中年だと言っていることだし」とあきらめがつくかもしれないが、
『三省堂国語辞典 第7版』の読者であったなら「私を中年だと呼ぶなんて10年、いや15年も早い!」と抗議したくなるかもしれない。

■大型調査で「おじさん」「おばさん」のイメージが浮き彫りに
 「おばさん」「おじさん」「中年」とは一体、何歳ぐらいからなら「呼ばれても仕方がないのか?」と、
辞書を前に「むなしい探検」に明け暮れていた私のもとにとんでもない調査結果が届いた。
これまでの努力(辞書をめくっただけですが……)は何だったのか?

 情けなくなるほど「わかりやすく、優れた結果」が『放送研究と調査 2017年12月号』に掲載された
「日本語のゆれに関する調査」で報告されていた(満20歳以上の全国男女4000人を対象にした調査員による個別面接調査)。

 なんのことはない、これさえ見ておけば「おばさん」「おじさん」「中年」と言われたことが「理不尽だったのか?」
「世間相場的には妥当だと甘んじて受け入れたほうがよかったのか」の境界線がくっきり見えてくる。

 「報告書」の一部で、いくつかの言葉の「想定年齢」が示されている。「想定年齢」とは、私流に解釈すればこういうことだ。

 「平均寿命が60歳のときは40歳の人について初老と言ってもよかったかもしれない。
しかし、平均寿命が80歳を超える今なら、初老と言えば、60歳過ぎの人を指す呼び名じゃない?」

 こんなふうに多くの人々が「言葉から想定する年齢」が「想定年齢」。論文の記述にもこうある。
「人に関する、あることば(梶原注 おばさん、おじさん、中年も含まれている)が、
だいたい何歳から何歳までの人のことをさすのかという社会認識は時代によって変動することがある」

 要するに、言葉に関する認識は「揺れる(変化する)」。
詳細はぜひ『放送研究と調査 2017年12月号』で確認していただきたいが、
私が知りたかった「おばさん」「おじさん」「中年」という3つの言葉(ほかに「女子」「男子」「初老」「高齢者」「お年寄り」も興味深い)」が
「何歳の人を指すことばか?」という調査から判明した「平均年齢の試算」という部分だけ強引に引き抜いて紹介してしまう。

 2つ並べた数字のうち、前の数字が呼ばれ始める平均年齢、後ろの数字が呼ばれなくなる平均年齢だ。

●おばさん 44歳7カ月 60歳3カ月

●おじさん 44歳10カ月 60歳1カ月

●中年 43歳1カ月 56歳4カ月

 ざっくり言えば、少なくとも43歳になっていない「若さ」のあなたが「おばさん、おじさん、中年」などと言われたら
「猛然と反発したくなる」のは自然なことだ。

 一方、45歳を過ぎて、3つのうちいずれかを言われた場合、
「まあ、そういう言い方もあるかなあ」ぐらいの「大人の対応」をするほうが賢明かもしれないと言っておこう。


以上です。




Mariya Takeuchi Medley
コメント (10)
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