団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

1人くらしになった寂しさのあまり、たまに涙ぐむことが今もあります。

2025-03-09 01:49:56 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「孫の成長 亡き妻に届け」というタイトルで、70歳の男性が投稿されていました。

 妻が61歳で亡くなって5年半近く過ぎました。

 1人くらしになった寂しさのあまり、たまに涙ぐむことが今もあります。

 それでも、週3日の仕事、月2回のそれぞれ友人とのマージャンや、高校時代の同級生の集まりと外出の機会は多く、周りのおかげで楽しい毎日を送っています。

 この間、既に家庭を築いたわが子3人は仕事や育児を頑張ってきました。

 隣市に住む長女は何かと私を気遣い、毎晩安否確認で「おやすみ」とメッセージを送り合います。

 5〜14歳の孫7人も皆健やかに成長し、顔を見るたび元気づけられます。

 そんな私は70歳になりましたが、健康維持のためゴルフや水泳、散歩といった運動を続けています。

 妻の遺影に孫たちの成長ぶりを少しでも長く報告し続けたいと思います。

 以上です。

>妻が61歳で亡くなって5年半近く過ぎました。

 1人くらしになった寂しさのあまり、たまに涙ぐむことが今もあります。

 ああ、そうだろうなと思います。

 作家城山三郎さんの本「そうか、もう君はいないのか」の
 巻末に「父が遺してくれてたもの」という次女の井上紀子さんの文章が載っており、 これが両親の真の姿を伝えてくれる。

 「・・・その後、母との終の棲家には帰れず、仕事場が父の住居と化してしまった。・・・父だけの祈りの場。誰にも邪魔されぬ所で、父と母との会話をし続けようとしていた。・・・しかし、以後の7年間、父はどんなに辛かったか、計り知れない。想像以上の心の傷。その大きさ、深さにこちらの方が戸惑った。連れ合いを亡くすということは、これほどのことだったのか。・・・・」

 この本を読んだことがありますが、男が奥様を亡くすということの辛さが滲み出ています。

 五十数年前 かみさんをもらいに行った時、義父から「この娘(こ)は、子どもの頃から身体が弱い、それでもいいのか」と、訊かれた覚えがあります。

 何て返答したのかよく覚えていませんが、恐らく「かまいません」と、言ったと思います。

 それほどかみさんが好きでした。

 今から思うと、かみさんは健康で丈夫な女性が一番ですね。

 自分より長く生きてくれる人を嫁さんにしたいです。

 身体が弱いかみさんは、私より元気です。

 手や指が痛い!

 腰が痛い!

 と、毎日のようにこぼしていますが・・・。

>1人くらしになった寂しさのあまり、たまに涙ぐむことが今もあります。

 こんな辛さは、味わいたくないです。

 かみさんより少しでも早く、あちらに行きたいです。



青春 II
コメント (6)
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