本日、お越しくださった皆様、誠にありがとうございました!
内容はとても良いショーとなったのに、残念ながらお客様は少ない状態でした。
とはいえ、今回はサウジアラビア人のお客様が見に来てくださり、「あなたのアラビア語は、とても綺麗な発音でした。」と、とても褒めて下さいました。「次回は友人を誘ってきますよ。」とまで言ってくれました。
実は、来月、私、ミッチー、伸子ちゃん、ペタシ君の4人でサウジアラビアに演奏に招かれて行く(この音楽の演奏家で訪サするのは、我々が初めてです。常味さんですら行った事がありません。)ので、これもまたとても偶然ですね、とサウジ人の彼と話したのでした。
さて、この「ベリーダンスと音楽の夜」というイベントも118回目、10年を超えて行ってきましたが、今後の事を考えない行けなくなってきている状態だな、と去年あたりから考えています。
つまり、このイベント自体、何らかの対策を高じない限り、続けて行けない、という事になると思います。
ショーの終了後、Millaさん、Minaさん達と、何故このような素晴らしいイベントに今回人が来なかったのか、という事を議論し、様々意見が出たのですが、
私の結論として、プロのダンサーが、下らないイベントにギャラの条件も関係無しに出演し、最終的には、その主催者の為に集客しなければいけない(本来、集客は主催者がするのであって、出演者はギャラに見合ったパフォーマンスをするのが仕事)、
しかも、そのショーが、チケットの値段に対して全然見る価値もないような学芸会レベルのステージで、更に、海外から呼んだというダンサーが、これまた対して見る価値もないレベル、という本当に素人でも主宰出来るようなショーが横行している所にある、と言えます。
素晴らしいパフォーマンスを見るから、やってみたくなる、また見に来たくなる。
きっと今夜お越し頂いた皆さんには、入場料に見合った素晴らしい物を見る事が出来たと思います。
そうでない限り、時間とお金を使って、人によっては地方からも来られるのに、「見て損した!」みたいなショーが続けば、誰もやる気がしないし、見に行きたいとは思わないでしょう?
元々、この「ベリーダンスと音楽の夜」というイベントは、真剣に研鑽するミュージシャンと、ダンサーが、一緒に協力してショーを行えば、お互いに有益になる、という事で始めたイベントです。
そういう意味でも、プロのベリーダンサーの皆さん、そろそろ真剣に「ショーを行う」という事はどういう事か一緒に考えませんか?