ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

「ベリーダンスと音楽の夜 第139夜」後記

2018-02-26 02:08:30 | ベリーダンス


2月24日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 第139夜」でした。最終的に、大勢のお客様にお集まり頂けまして、誠にありがとうございました!

良く、2月、8月を「ニッパチ」と言って商売が難しい等と言いますが、私の主催するイベントも同じく、2月はとても集客が難しくて2011年以降、満席になった事が2回しか無く、2年前は「ベリーダンスと音楽の夜」史上、残念ながら最低記録の動員数でした。

とはいえ、ダンサーの皆さんとアラディーンのパフォーマンスは、いつものように素晴らしく、お越しになって頂いたお客様には楽しんで頂けたのですが。

実際、その当時のアラディーンのメンバー間の関係も最悪だった事もあり、このままいくとマズい事になるな、という焦りを感じていた事を思い出します。

ともあれ、その後サウジアラビアに行った後、メンバー間の不和も決定的になり、困難な状況を経て現在のメンバーになり、

去年のレコーディング(まだ完成してませんがw)を経て先日の2月の「ベリーダンスと音楽の夜」を迎えた訳ですが、

漸く他の月と同じ感じで再始動できた感じです。

お越し頂いた皆様、大変にありがとうございました!

今回、出演して頂いた、USHAさん、Sham さん、Maysoonさん、Nisaa さん、それぞれ個性あふれる、とても素晴らしいパフォーマンスで、演奏している我々も、とても楽しんで演奏していました。

さて、今回、ラピスの青木カヨウさんからの推薦で出演する事になったCHAMELIさんは、韓国の方です。

韓国と日本の政府間では色々とヤヤコシイ事がありますが、彼女が、我々の演奏で踊りたいという希望があって出演して貰えて、とても嬉しく思っています。

何故ならば、こういう民間交流こそが日本と韓国との関係をより良いモノにできるからであり、

そういう意味で言えば、我々日本人がエジプト、トルコ等の音楽を演奏し、楽しむこと自体、中東の国々への深い理解と共感を感じる訳であり、

ベリーダンスを踊り、楽しむ事自体が、日本と中東間の関係を緊密に良好にする事でもある訳です。

とかく政治的なモノや、経済的な利害関係、宗教的倫理を前面に押し出すとギスギスしますし、人間が不在になります。

しかし、文化に着目すれば、そこには人間を不在にして語る事は出来ないし、突き詰めて見れば、多少の違いはあれど、同じ人間であることを実感できるわけです。

そういう意味でも、完全なアナログの文化運動である「ベリーダンスと音楽の夜」は、継続する事の困難さを常にはらんでいるものの、出来る限り、このスタイルを維持して続けて行って、多くの人材を輩出し、共に成長していく場として行きたいと思っています。

まぁ、偉そうな事を長々と書きましたが、舞台芸術として一番大事な事はショーの内容であり、それには去年以来、ずっと自信があります。

本年は、本当に大きく飛躍していきたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします!

2月24日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.139」
1部:
悟空(Gokoo)(インスト)
Fada(CHAMELI)
Eshuta Ya Amar(Maysoon)
Luxor Baladna(USHA)
Lailat El Hob(Sham)
Ya Musaafer Wahedak(Nisaa)
2部:
飛天(Hiten)(インスト)
lest sexy(CHAMELI)
Laoudali(ラウターリ)(Sham)
Lamma Bada(Maysoon)
Mawoud(USHA)
疾風(Hayate)(Nisaa)
Rakkas(フィナーレ)

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当日席あります!2月24日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 vol.139」へ

2018-02-23 21:30:12 | ベリーダンス


さて、いよいよ明日です!まだお席に余裕がありますので、

24日(土)空いている方は、是非ともお越しください!

今回も現在、大活躍中のダンサーの皆さんを始め、次世代を担うダンサーも含め、

正統派エジプシャンから、東ヨーロッパのジプシー音楽まで、

唯一無二の比類なき「アラディーン」サウンドをベースに、

素晴らしいダンスと音楽のショーをお届けします!

乞うご期待!!

2月24日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.139」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/17:00~
Show/18:30~ 2stage
Charge/4,500yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。

ベリーダンス /Nisaa、USHA、Maysoon、Sham、CHAMELI

松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ベース
佐々木絵実/アコーディオン
ハスィン・ジュベリ/ヴァイオリン


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席に余裕あり!2月24日は「ベリーダンスと音楽の夜 第139夜」へ!

2018-02-19 16:20:30 | ベリーダンス


今週の土曜日はアラディーン主催の月例イベント「ベリーダンスと音楽の夜 第139夜」です!

今回もエジプト黄金期の名曲を中心に、サイーディーや東ヨーロッパのジプシー音楽、

そして私の作曲した未発表曲「疾風(はやて)」の初披露をいたします。

一つとして同じ夜はない「ベリーダンスと音楽の夜」、

絶対に見に来て損は無いと断言できます!

情熱的で他を圧倒する迫力の演奏と、

素晴らしいベリーダンサーとの競演の一夜、お見逃しなく!

●2月24日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.139」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/17:00~
Show/18:30~ 2stage
Charge/4,500yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。

ベリーダンス /Nisaa、USHA、Maysoon、Sham、CHAMELI

松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ベース
佐々木絵実/アコーディオン
ハスィン・ジュベリ/ヴァイオリン

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ベリーダンスと音楽の夜 第138夜 後記

2018-02-02 01:33:58 | ベリーダンス


1月28日(日)は「ベリーダンスと音楽の夜 vol.138」でした。日曜日の夜、しかもまだ雪が残っていて寒い中、本当に大勢の方々にお越し頂きまして、誠にありがとうございました!

なかなか、当日まで予約が伸びずにハラハラしていましたが、本番当日は、ギュウギュウの熱気あふれる会場に変化していて一安心。

ステージに立つものとして、やはり大勢の方々にお越し頂きたい、と思うのは当たり前。演奏もさらに熱が入るというモノ。

去年の2017年は、2枚目のアルバムの為の作曲とレコーディングに集中したい、という理由から1~3月はお休みしていた「ベリーダンスと音楽の夜」でしたが、その後の4月から12月は、毎月とてもイイ感じでショーを終える事が出来、

その充実したエネルギーを引き継ぐ形で2018年初回の「ベリーダンスと音楽の夜 第138夜」も素晴らしい夜となりました。

長年、お互いに切磋琢磨して共に演奏して来ているメンバーが奏でる音は、他の追随を許さない確固たる音に変化してきていると自負しています。

今回は1部がインストと即興演奏が主体の曲が中心、2部が歌が中心という内容でしたが、演奏も、ダンスも、共に全て見応えのある濃密なパフォーマンスでした。

幸先の良いスタートを切った2018年、今年も更に発展し、更に進化する内容のショーをお送りしていきたいと思っています。

皆様、よろしくお願いいたします!

「ベリーダンスと音楽の夜 第138夜」
1部:
悟空(インスト)
Aziza(Hikaru)
Laylat Hob(Kumi)
Fakkarouni(FaRida)
ジプシーの宴(Selena)
Enta El Hob(Nasim)
2部:
飛天(インスト)
Ya Musaafer Wahedak(Hikaru)
Wahashutini(Selena)
Zay El Assal(Kumi)
Nebtedi Mein El Hekaya(FaRida)
Min Hobbi Feek Ya Garri(Nasim)
Rakksa(フィナーレ)

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スーパー・ブルー・ブラッドムーンの最中のフラメンコ・デュオでした!(後記)

2018-02-01 00:58:45 | 音楽


本日は、月の距離が地球に最も近くなる「スーパームーン」と、月に2度目の満月となる「ブルームーン」、そして皆既月食により月が赤っぽく見える「ブラッドムーン」がすべて同時に起こった、「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」の最中のフラメンコ・ピアノ・デュオ・ライブでした。

しかも、今日、アメリカはオレゴン州からやって来たイーライ、マイケルの二人は、我々のライブを、以前、偶然見に来てくれたアメリカ人の記事から興味を持ってくれて、わざわざこの日の為に見に来てくれたそうですw。

インターネットの効果、というのは凄いですね。

イーライ、マイケルの二人は、ヴィオロンの素晴らしい雰囲気と、紀子さんのフラメンコ・ピアノに、私のダラブッカの伴奏というシンプルな編成での情熱的な演奏と、紀子さんのオリジナル曲も含めた素晴らしい演奏を楽しんでくれました。

誠にありがたい事です。

まだまだ、このデュオの認知度は低いですが、こうやってアメリカからわざわざやって来て見に来てくれるなんて、それこそ誠実に、真面目に演奏に取り組んできた甲斐があったというモノです。

ライブ終了後、いつもの打ち上げで、今年はもっと活動の場を広げよう、という事を話し合いました。

ともあれ、次回は2月22日(木)夜19:30、同じく阿佐ヶ谷ヴィオロンで行いますので、お時間のある方は是非ともお越しください。

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