2月24日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 第139夜」でした。最終的に、大勢のお客様にお集まり頂けまして、誠にありがとうございました!
良く、2月、8月を「ニッパチ」と言って商売が難しい等と言いますが、私の主催するイベントも同じく、2月はとても集客が難しくて2011年以降、満席になった事が2回しか無く、2年前は「ベリーダンスと音楽の夜」史上、残念ながら最低記録の動員数でした。
とはいえ、ダンサーの皆さんとアラディーンのパフォーマンスは、いつものように素晴らしく、お越しになって頂いたお客様には楽しんで頂けたのですが。
実際、その当時のアラディーンのメンバー間の関係も最悪だった事もあり、このままいくとマズい事になるな、という焦りを感じていた事を思い出します。
ともあれ、その後サウジアラビアに行った後、メンバー間の不和も決定的になり、困難な状況を経て現在のメンバーになり、
去年のレコーディング(まだ完成してませんがw)を経て先日の2月の「ベリーダンスと音楽の夜」を迎えた訳ですが、
漸く他の月と同じ感じで再始動できた感じです。
お越し頂いた皆様、大変にありがとうございました!
今回、出演して頂いた、USHAさん、Sham さん、Maysoonさん、Nisaa さん、それぞれ個性あふれる、とても素晴らしいパフォーマンスで、演奏している我々も、とても楽しんで演奏していました。
さて、今回、ラピスの青木カヨウさんからの推薦で出演する事になったCHAMELIさんは、韓国の方です。
韓国と日本の政府間では色々とヤヤコシイ事がありますが、彼女が、我々の演奏で踊りたいという希望があって出演して貰えて、とても嬉しく思っています。
何故ならば、こういう民間交流こそが日本と韓国との関係をより良いモノにできるからであり、
そういう意味で言えば、我々日本人がエジプト、トルコ等の音楽を演奏し、楽しむこと自体、中東の国々への深い理解と共感を感じる訳であり、
ベリーダンスを踊り、楽しむ事自体が、日本と中東間の関係を緊密に良好にする事でもある訳です。
とかく政治的なモノや、経済的な利害関係、宗教的倫理を前面に押し出すとギスギスしますし、人間が不在になります。
しかし、文化に着目すれば、そこには人間を不在にして語る事は出来ないし、突き詰めて見れば、多少の違いはあれど、同じ人間であることを実感できるわけです。
そういう意味でも、完全なアナログの文化運動である「ベリーダンスと音楽の夜」は、継続する事の困難さを常にはらんでいるものの、出来る限り、このスタイルを維持して続けて行って、多くの人材を輩出し、共に成長していく場として行きたいと思っています。
まぁ、偉そうな事を長々と書きましたが、舞台芸術として一番大事な事はショーの内容であり、それには去年以来、ずっと自信があります。
本年は、本当に大きく飛躍していきたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします!
2月24日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.139」
1部:
悟空(Gokoo)(インスト)
Fada(CHAMELI)
Eshuta Ya Amar(Maysoon)
Luxor Baladna(USHA)
Lailat El Hob(Sham)
Ya Musaafer Wahedak(Nisaa)
2部:
飛天(Hiten)(インスト)
lest sexy(CHAMELI)
Laoudali(ラウターリ)(Sham)
Lamma Bada(Maysoon)
Mawoud(USHA)
疾風(Hayate)(Nisaa)
Rakkas(フィナーレ)