いじめで子供が自殺、というニュースを見るととても心が痛みます。
それぞれ、色んなケースがあるとは思いますが、死を選択する程、相当追い込まれたのでしょうし、残された家族や友人は、もっと悲しい気持ちになるでしょう。
もし、いじめに悩んでいる人がいるとしたら、私の師匠の池田先生の言葉を送りたいと思います。
「いじめは、いじめをする方が100%悪い。」
という事です。いじめる側は何でも理由をつけてイジメて来ます。
理由がどうであれ、それでイジメをして良い訳がない。
大体、イジメを行う側は、必ずと言ってイイほど、憎悪を誘うような汚い言葉を使い、相手を貶める言葉を使います。
これは、虐める側の生命が濁っている証拠です。
そんな奴らの言う事など、聞いてやる必要も無いし、見る価値もない。
そういう下らないメッセージを送ってくる連中は「無視」が一番効果的です。SNSでつながっているのであれば、つながっている必要も無いし、ブロックしてやればイイのです。
生命が清浄であれば、色んな人の多様性を認めるし、長所を見ようとするし、仲良くなろうとするでしょう。
人間は極善にも極悪にもなる、だから、極善になるよう日々精進するべきだ、というのが仏教の考えです。
イジメを受けて悩んでいる人は、それで価値が落ちる訳ではないし、自殺で、これから先に待ち受けている素晴らしい未来への可能性を閉じてはいけません。
更には、周り、特に大人の側が、虐めは絶対に許さない、積極的に関わっていく、という姿勢が必要だと思います。
イジメの状況が、学校側に相談しても効果がない場合は、最終的には、学校に行かせない、ボイコットという手を使っても良いのではないでしょうか?
大事な事は、自殺を予防する事、生命を守る事だと思います。
イジメは、人間の本性に根差している事なので、無くなりはしないでしょうが、イジメを苦に自殺する、という行為は無くすことはできると思います。
イジメを失くす社会を構築していきましょう!!