ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

いよいよ!ベリーダンスと音楽の夜 vol.54(当日席あり!)の告知と、初のフルアルバム!

2010-10-29 10:59:09 | 音楽
Alla101030
やっと、季節らしい気温になってきましたね~。

今年の夏と秋は気温は異常でした。なんか秋がすっ飛んで一気に冬に来た感じです。

さて、遂に来月のアラディーンの結成5周年に、初のアラディーンの1st
CDが完成します!

5月のゴールデン・ウィークにレコーディングを行い、やっと完成です。

実は、今月の半分はトラック・ダウンと、マスタリングの作業にずっと追われていて、先週、今週と明け方まで作業に追われていました。

CDに収録する曲は全部で10曲。その内の2曲はオリエンタルの古典曲。6曲の私のオリジナル曲に、2曲のドラム・ソロ。ドラム・ソロは、それぞれ、ペタシ君、私の多重録音による物です。

で、今回収録した先の船本英雄さんのレーベル「Studio273」から、私のプロデュース作品という形で発売。配給はアオラ・コーポレーションさんにして頂く予定です。

私個人としても初の全国流通作品となるので、感慨深いです。

しかし、大変でしたし、勉強になりました。船本さんも初めて扱う音楽というだけに手探りでトラック・ダウンを行う、という形になり、私も昨日の朝まで、最終のマスタリング・チェックをしていました。

船本さんには、本当に親身になってくださり、こちらのしつこいぐらいの(笑)細かい注文にも全て応じて頂き、本当に感謝しています。

「松尾君はイイ耳してるね。指示が的確で逆に勉強になるよ」と逆に褒めていただきました(笑)

さてさて、今週の土曜日は「ベリーダンスと音楽の夜、第五十四夜」です。

今回は、Tanishq と久しぶりの共演です。

更に、エジプトのタンヌーラ舞踊団のイケメン、サイードと結婚したミレイユちゃん、

そして、いつもエネルギッシュに前進しているSali の3人に出演していただきます。

以前から演奏したかったファリーダル・アタラシュの「ガミール・ガマル」を演奏いたします♪

席は今回予約無しでも入れますので、明日時間のある方は是非ともお越しください。

ところで、入場料が上がりましたが、これだけ素晴らしいオーケストラを維持していくにはやむを得ない結果なのです(泣)

楽屋がもっと広くなれば別なのですが、収容人数が限られている関係上、どうしてもこうなってしまいます。

他では絶対に見られない迫力ある演奏にご期待ください!

10月30日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.54」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://<wbr></wbr>www.rak<wbr></wbr>uya.net
Open/18:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/3,700yen

ベリーダンス /Sali、Tanishq、Mireille

松尾賢/ウード
テディ熊谷/フルート
瑞穂/ヴァイオリン
佐々木憲/アコーディオン
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ダブル・ベース
宮城康夫/ダフ
鈴木未知子/カヌーン

そろそろ完成間近!

2010-10-15 03:00:04 | 音楽
今年の5月3日にレコーディングを行い、それから、あっという間に時間が経って、そろそろミックス・ダウンも完了しそうです!

ジャケットもやらないと!

最後まで執念持って仕上げます!

がんばるぞー!

PCが来ました!(続き)

2010-10-12 02:34:11 | 音楽
私の他愛の無い日常の話し、つまり、サブ・マシーンで購入したPCが壊れ他という日記の続きですw

で、土曜日の朝にPCが届きました!

購入したのは、2006年に発売になったテレビPC。きっと発売当時は20万円近くしたものだったのでしょうが、約10分の一近くに値下がっていました。液晶画面が綺麗です。で、メモリを2Gに増設しました。

実は、私はエジプトに行く前のおよそ2年間、精密溶接機の販売会社でセールス・エンジニアをしていて、液晶モニター裏にあるバック・ライトの開発に関係した事があり、

抵抗溶接では不可能だといわれていたレア・メタル同士の部品の溶接が出来る条件を発見して大きな商談をまとめた事があるので、

液晶モニター、液晶テレビについては、少し思い入れがあります。

その話は置いておいて、さて、外付けのHDDも接続し、さて準備OKと行きたい所でしたが、このHDDは、フォーマットしないと4G以上のファイルは保存できないということで、FAT32からNTFSにフォーマットを実行して・・・・・、

すると、結局2TBのHDDのフォーマットに物凄く時間が掛かり、結局半日以上時間をとられて、その日は何も作業が出来ず、

次の日、HDビデオ・カメラのファイルを、その外付けHDDにバック・アップを行うと、これがまた合計30G近いので、このバック・アップの時間が掛かり・・・、

動画の編集に掛かったら、こちらはサクサクと事が進みましたが、

今度は、DVDに焼くのに約2時間を要し、

結局、撮った動画の編集は作業時間+DVD作成時間を合わせて、私のPCだと4時間は最低とられるということが判明しました(笑)

やっぱり、サブマシーンを購入して良かったですw

実は、HDビデオ・カメラを購入してからというもの、その映像を出演者にDVDに焼いて渡そう、という計画を立てたのは良かったのですが、

作業を始めると、結局DVDを焼くまで、な~んにもPCで作業が出来ないという事が続き、

更に熱暴走で、PCが突然、電源OFF(!)という悲しい出来事に何度も出くわし(笑)

それからという物、映像を編集してDVDを作る作業はペンディング状態にしてましたw

いずれにしろ今回の出来事により、新たな知識も加わり、新たなサブPCも手に入り、

困難を乗り越えるごとに新たな能力と境涯を開くという、難即利益、という仏法の法理を体感した1週間でした(笑)

これで、安心して映像を増やす事ができます。

そろそろアラディーンの動画をアップしようかな。

PCが壊れまして・・・・。(その1)

2010-10-08 23:19:52 | 音楽
実は、月曜から今日まで、サブ・マシーンとして使おうと思っていたPCが壊れて大変でした。

去年から、HDビデオカメラを購入して以来、私のメインのPC(2005年に購入した東芝のノートパソコン、Dynabook。理由は海外でもサポートが受けられる為。)での作業がかなり辛く、良く作業途中でフリーズしたため、

結局、メモリを1.5Gに増設。サクサク動くようになったものの、

今度は、容量が足りなくなり、外付けのHDDを増設して問題を解決・・・・、

と思いきや、

DVDに焼くようになると、動画編集&DVDに焼く作業で半日という時間が費やされるので、サブ・マシーンをほぼ無料で手に入れ、その作業用に使おうと、

2TBのHDDを増設して使用しようと思ったら、

ウィンドウズが起動しなくなり、ネットで色々とこの状況を解決しようと色々と試みましたが、時間と日数をとられるばかりで、

結局、ハードに問題があるのでは、と思い、秋葉原の東芝PC工房に持って行き、調べてもらった結果ハードディスクが損傷しているとの事。

という事で、かなり悪戦苦闘させられたそのPCを引き取り、そのまま秋葉原の町に繰り出して、結局中古のPCを買いました。

しかし、流石、秋葉原、中古PCが安い!

しかも、2005年以来、パタリと必要以上のPC関係の事に首を突っ込まなくなっていた私にとって、かなり新鮮でした。(今更ですがw)

しかも、町が、変わってる!(今更ですがw)あんなにメイド服着た女の子がいっぱいいるとは(今更ですがw)。

という事で、あちこち行って色々回った挙句、色々散財してしまったものの、結構良いスペックのPCを購入し、色んなアクセサリーも買い揃えました。

余談ですが、私のメインのPCは、CPUがノートパソコンの癖にかなり良い物がついているため、内蔵のファンでは冷却が上手くいかず、

ある時から、熱暴走により自動的にPCの電源が作業途中に切れてしまうようになった為、

ついに、最近は小型扇風機を横に置いて作業しないと、どうにもこうにも、何にも出来なかったのですが、

夏だから耐えられた横殴りの風は、作業中のパソコンも、指も思いっきり冷却するので、何かと修行だな、と耐えてきていたものの、

冬も近づいたゆえ、本日、冷却ファン付の台を買いましたw。

内蔵のUSB2.0ポートの異常な少なさ(その割りに外付けのモニター用のポートとか、S-video出力などが充実しているw)も、外部アクセサリーを購入してかなり快適になりました。


やっぱり、PCは楽器と同じで、凝り出すと、使い勝手が良いもの、気に入ったものが欲しくなるなぁ、なんて思います。

明日、ニューマシーンが到着するので、落ち着いたらメインのPCもリカバリーしてみようと思っています。

Arabian Night Fever vol.1 後記

2010-10-08 01:33:10 | 音楽
3月に名古屋で活躍されているAmaniさんと共演した事がきっかけとなり、

Amaniさん、Izumiさん、Jamilaさん、Mayumiさん、Reehaneさん、Sibelさんという6名の小松舞踊団の元、現ダンサー陣によるショーの伴奏を勤めさせていただきました。

皆、同期のダンサーという事でもあり、テクニック的なものなど、非常にレベルが高く、かなり見応えがあったショーだったと思います。

ところで、リハーサルの時、アラディーンとの初共演となったダンサー陣は、即興部分(タクシーム)をどう踊って良いか分からず、というような感じになり、色々と試行錯誤していて、本番は流石に実力のあるダンサーばかりなので、しっかりと踊っていただきました。

ともあれ、生演奏との共演って、ダンサーにとっては、やはり大事な事なんだと思います。

生演奏の醍醐味は、きっとタクシームにある、と私は思っていて、ここをどう踊るのか、という所にセンスが必要なのだと思います。

とはいえ、奏者もオリエンタル音楽の事が分かっていないと駄目な訳ですが。

さて、当日、ダンサー人のアイデアにより、なんと小松先生が見にいらっしゃいまして、弟子達のパフォーマンスを楽しんでいらっしゃいました。

小松先生は、駄目出しをしっかりされるそうで、皆、ちょっと怖かったようでしたが、その話を聞いて、それはプロとして素晴らしい態度だな、と思いました。

発表会、仲間内のハフラなら、褒めて、讃えあうのは物凄く大事な事ですが、

お金を取る側として人前で踊る、という事になった場合、プロとしての責任が出てきます。

友人、知人やコアなファンで無い限り、その演者に対して「アレが駄目だった」なんて言わないに決まっています。

あまりクヨクヨするのも良くはありませんが、第三者的に自分のパフォーマンスを厳しくチェックするという視点を忘れたら、単なる「趣味」の領域に留まってしまうでしょう。

ともあれ、小松先生は最後のフィナーレにも出てくださり、かなり上機嫌で、しかも、そんなに駄目出しは無かったそうでした。

いつか小松先生にアラディーンの伴奏で踊ってもらいたいものです。