ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

練習。

2005-12-30 01:59:26 | 音楽

ウードの弦も張り終わりました。

ピラミッド社の弦、シルバープレートだったはずなのに、銅色になっていました。

マァ、別に音がよければいいけど。

Fの高音弦も、日本製の釣り糸に買えたお陰で、音量もテンションも問題なくなり、「おぉ完璧!」って感じです。

やっぱり、このウード、ナセール・シャンマのような繊細かつ、細かくて早いフレーズが合うようです。

さて、ウードの調整もひと段落して、今日は「大ちゃん」「ヒデちゃん」の師匠の「ハッサン・ヨセフ」のソロのコピーに挑戦!

兼ねてから疑問だった「左手の人差し指と薬指を使ったパラの音」の叩き方が、なんとなく掴めてきたような・・。

その「パラの音」は、「薬指のダブルアクション」と音の細かさは一緒なのですが、音色が違うので、知りたかったテクニックのひとつなのです。

う~ん、ますますインド・タブラのようになって来た・・。

つまり指を当てる位置で音色が全然違うというモノなのですが、上手くマスターできた暁には「音色」に豊かさが現れる訳です。

さ、ますます頑張らねば。

ちなみに、「ハッサン・ヨセフ」という人のプレー、ワイルドで高速、それでいて正確に叩け、パワーもある、細かいフレーズも綺麗という、凄いプレーヤーです。

大ちゃん曰く、「凄い馬鹿ですよ。」と言ってました。

確かに馬鹿テクです。

大ちゃん、その師匠そっくりなんですけど。いろんな意味も含めて。(笑)


とりあえず、今日で演奏納めか?

2005-12-27 02:26:36 | 音楽

急遽、高円寺の「ボルボル」でキキちゃんの伴奏をすることに。

今日は、昨日の常味さんに触発され、普段は、ペルジアン・ミュージック・バンド「Rumi」や、空中紳士&天才アコーディオン弾き檜山学との時にしか弾かない、ワン・ホールのウードを練習していたので、それを持っていきました。

う~ん、やっぱり「ピラミッド(ドイツ製のウード弦)」の弦の方がいいなぁ。

いつも使っているウードには、クラシック・ギターの弦を張っているのですが、ウードには太すぎる上、テンションが強すぎるので、あの独特の「ベロベロ」した感じがしません。

やっぱり、これからはずっと「ウード弦」を張るように決めました。

さて、パフォーマンスの方は、コアラさんも間に合ったため、「サマーイ・クルド」「ロンガ・シャヒナーズ」「ラクス・ライラ」の3曲を、ウード&ダラブッカ・デュオでキキちゃんの伴奏をしました。

リハも一回通しただけでしたが、演奏上手く行きました。

コアラさん、やりますね。

ちなみに、キキちゃんとは、23日から毎日顔を合わしているので、気の知れた感じで伴奏も上手く行きました。

てか、ジプシー一族だね、こりゃ。

「ボルボル」に行く前は、「ナセール・シャンマ」のタクシームをコピーしてましたが、美味しいフレーズ盛りだくさんで、早速今日使いました。

さ、明日は弦の張替え&コピー練だ!!


万博Again を見て

2005-12-26 17:02:28 | 音楽

Bannpaku1 Banpaku2

先週から、外出する時は「ウード」か「ダラブッカ」を持って出る日が続いていたのですが、今日は久しぶりに、何も持たずに、中目黒の「楽屋」へ「万博Again!」を見に行きました。

いや~、良かったです。

Ziziさん、マコさんの踊り、素晴らしい!の一言。

立岩さんのダラブッカや、レク、ダフの伴奏、正確で、色々と勉強になりました。

そして、常味さんのウード、これが最高でした。

アラブ世界でも、あれほどのウードを弾ける人はなかなかいないと思います。

ずっと常味さんのウードに釘付けだったので、マコさんから後で「ケンさん、寝てたでしょ!」といわれたぐらい「じっ」として見ていたようでした。

う~ん・・・・、ウード、もっと修行しなければ・・・・。

パコ・デ・ルシアを生で見たとき以来の衝撃を、久々に受けました。

実は2月3日(金)に、フラメンコ・ギタリストの「長尾ゆうたろう」主催のノーマッド・セッションvol.2で、常味さんと初共演する予定なので、今、かなり気合が入っているところです。

というわけで、年末から年始にかけては、ウードは勿論、ダラブッカの個人練習に明け暮れる予定にしました。

頑張るぞ!!!


ま裏ジャン後記

2005-12-26 15:54:25 | インポート

Maurajan1 Maurajan2 Dragonteam

濃かったですね。ま裏ジャン。

素晴らしい演奏、ダンス。どれを見ても見応えがありました。

私は、ドラゴンチーム、タンヌーラ、タブラ・クワイエサで出場しました。

今回、出場させてもらえて、本当にラッキーでした。

特に、他のミュージシャンとより親密になったのが、大きな収穫だった気がします。

ドラゴン・チームはリハ部屋で、あわせた程度だったのですが、さすがはノミヤさんと、アツ志さんでした。

面白いのが、それぞれ長いキャリアを持っているモノ同士なので、リズムの選定方法とか、色々と違いがあって、「へぇ~、そう聞こえるんだ」なんて思いました。

映像が残っていたら、是非見たいです。

タブラ・クワイエサは今回最多人数だったので、迫力満点だったのではないでしょうか。


プチ・アラディーンのライブ後記

2005-12-25 18:38:53 | 音楽

SaphaiaoujiAlladeen23

23日(金)のプチ・アラディーンのライブをおなじみの高円寺のイラニアン・レストラン「ボルボル」で行いました。

メンバーは、今井ドラゴン龍一(ウード)、私(ダラブッカ)、ミン・ケンキ(バイオリン)のトリオ編成+キキ嬢のダンスと言うシンプルな構成。

お客さんは少なかったものの、アット・ホームな雰囲気で終始和やかに楽しく演奏できました。

皆さん、ノリが素晴らしくて、中東ではおなじみの「ザグルート」(甲高い声で「ララララララッ!」と雄叫びを上げて祝う声援)も一緒に練習してくれました。

面白かったのが、今回見に来てくれた方々のほとんどは、ベリーダンス関係ではない人たち。

純粋に演奏と踊りを楽しんでくださり、「1月29日も是非来ます!」と感想を述べてくださった方もいて嬉しかったです。

演奏も、キキちゃんとのダンスのコンビネーションもシックリとしてきて、より完成度が増してきました。

来年もバリバリと活動して行こうと思っています。

キキちゃんの「剣のせ」、男前でした。

*写真は、三銃士のダルタニアンのようにキキちゃんの「剣」を振り回し、ポーズをつける「サファイア王子」こと、ミンさん。23日(金)のプチ・アラディーンのライブをおなじみの高円寺のイラニアン・レストラン「ボルボル」で行いました。

メンバーは、今井ドラゴン龍一(ウード)、私(ダラブッカ)、ミン・ケンキ(バイオリン)のトリオ編成+キキ嬢のダンスと言うシンプルな構成。

お客さんは少なかったものの、アット・ホームな雰囲気で終始和やかに楽しく演奏できました。

皆さん、ノリが素晴らしくて、中東ではおなじみの「ザグルート」(甲高い声で「ララララララッ!」と雄叫びを上げて祝う声援)も一緒に練習してくれました。

面白かったのが、今回見に来てくれた方々のほとんどは、ベリーダンス関係ではない人たち。

純粋に演奏と踊りを楽しんでくださり、「1月29日も是非来ます!」と感想を述べてくださった方もいて嬉しかったです。

演奏も、キキちゃんとのダンスのコンビネーションもシックリとしてきて、より完成度が増してきました。

来年もバリバリと活動して行こうと思っています。

キキちゃんの「剣のせ」、男前でした。

*写真は、三銃士のダルタニアンのようにキキちゃんの「剣」を振り回し、ポーズをつける「サファイア王子」こと、ミンさん。