2月11日(火祝)は、本年最初の「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第二十五夜」でした。大勢のお客様にお越しいただきました!真にありがとうございました!!
各ダンサーさんが出てくる度に、大きな声援がおき、時には、自分達の演奏の音が掻き消されるほどの盛況ぶりで、こちらも、本当に楽しかったです!
今回、初出演の月桃(げっとう)さん、長い手足を使った滑らか動きと、且つ、アクセントをしっかり取ったパフォーマンスが印象的でした。
こちらも初出演のKumiko さんは、私の手配ミスで、当日のリハーサルでしか、アラディーンと合わせる時間が無かったのですが、そんな事を感じさせない、曲とピッタリのパフォーマンスでした。
去年も出演して頂いた、Yoshino さん、物凄い声援の中、安定したパフォーマンス&技術力もさる事ながら、ステージで観客を魅了する所も、余裕さえ感じさせるパフォーマンスでした。ちなみに、カーヌーンの未知子と同い年だそうで、二人とも、次代を担う実力派がステージに揃っているのが面白いなぁ、なんて思って見ていました。
上記の3人は、皆、タクシームを踊った訳ですが、全員、即興演奏であるタクシームを、余裕を持って踊っていた事は特筆すべき事だと思います。
正直に言わせて貰うと、長年踊っているベテランのダンサーでも、タクシームになると「どうしていいか分からない!」というオーラが出る人が居たり、中にはタクシームになると、途端にパフォーマンスのレベルが落ちる人が居るのですが、今回出演して頂いた皆さんは、生演奏で踊る醍醐味の一つの「即興演奏」にも強い人ばかりで、我々も楽しんで演奏できました。
さて、毎年共演させてもらっているものの、横浜サムズでは初出演となるKANAKO さん、Fada では、正統派エジプシャン・オリエンタル・ダンスを、ラッカスでは、情熱的なジプシー・スタイルで、場内を沸かせていました。やはり、スクールの主宰者だけあって、余裕を感じるパフォーマンスと、盛り上げ方が素晴らしかったです。
そして、Lana さんは、流石、元ウクライナ・フィギュア・スケート代表だけあって、高い身体能力から生み出される、誰にも真似できない高速スピンと、創作力溢れるパフォーマンスで、オンリーワンなパフォーマンスでした。
丁度、ソチ・オリンピックで、フィギュア・スケートが話題になっていますが、Lana さんのYearning でのパフォーマンスを見ていて、あぁ、これはフィギュア・スケート的な発想なのだ、と思って見ていました。
アラディーンの方では、アコーディオン無しの6人編成ではありましたが、ますます演奏力に磨きが掛かってきたカーヌーンの未知子のパフォーマンスと、素晴らしいタクシーム&インプロヴィゼーションの酒井絵美の20代女子の演奏が良かったと思います。
アンサンブルに関しては課題が出来ましたが、ともあれ、この調子で、今年1年、飛躍して行きたいと思っています。