ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

九州ミニ・ツアー②~長崎

2011-12-23 12:09:25 | 音楽
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長崎に母親を連れて一日観光した翌日、今回のツアーの個人的一大イベントである、ショーの準備に朝の11時から出かけました。

長崎県で幅広く活躍されているShino さんに、何から何までお世話になりっぱなしで、本当に素晴らしい会場で演奏することが出来ました。

Shinoさんは、長崎ではTVパーソナリティーとしても活躍されている方です。
http://<wbr></wbr>bellyqu<wbr></wbr>een.blo<wbr></wbr>g119.fc<wbr></wbr>2.com/p<wbr></wbr>age-1.h<wbr></wbr>tml(Shinoさんのブログ)

今年の木村カスミさんのショーで、ライラット・ホッブを演奏をした事がきっかけで知り合うことが出来たわけですが、

なんと、Shinoさんが一番最初に習った先生がトルコ人ダンサーのハーレ・スルタンだったそうで、

ハーレの事を個人的にも知っている私としては、かなり驚きでした。

さて「Laylah Al Oud wa Raqs Sharqi~音楽とベリーダンスが紡ぐ夜~」と題されたウード・ソロ&ベリーダンスのショーでしたが、大勢のお客様にお越し頂きました。

真に、ありがとうございました!

2時間を越える長丁場だった訳ですが、じっくりと耳を傾けて頂きまして、真にありがとうございました。

Shinoさんにも6曲踊って頂き、ダンスの方もかなり見応えのあるショーだったと思います。

最後のダラブッカ・ソロ以外では、ダラブッカが無かったものの、Shinoさんは自由に乱舞されていて、ウードだけで伴奏している側にとっても、しっくりして非常に楽しかったです。

私自身のパフォーマンス、特にウード・ソロには色々と課題が残ったので、次回へ向けてしっかり改善をしよう思った訳ですが、

個人的には、初のウード・ソロ・コンサートだった割りに上手くいったと思います。

スタッフの皆さんにも随分助けて頂きました。ありがとうございました!

MCも好評だったようで、終演後Shinoさんは「あの人、面白いけど、吉本の人?」と尋ねられたそうです(笑)

実家でずっとコタツに入ってバラエティを見ていたおかげでしょうか?(笑)

長崎の皆様、今後もよろしくお願いいたします!

写真左:長崎でのステージ。ウード一本なのに外部スピーカーが計6発もある素晴らしい音響でした!
写真右:Shinoさんと記念撮影。

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里帰り&九州ミニ・ツアー①

2011-12-22 02:18:24 | 音楽
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約4年ぶりに故郷の山口県下関に帰りました。

今年の7月に弟が結婚して母親が一人暮らしに為った事もあり、少し心配していましたが、

今年の4月に呼んでいただいた福岡県のNPO法人ラテン文化センターのティエンポさんから12月のイベントに招待された事をきっかけに、

そこで、里帰り&ミニ・ツアーを組んでみようと思って、今回の九州ミニ・ツアーが実現しました。

まずはティエンポさん、真にありがとうございました!

さて、久しぶりに里帰りし、下関市の旧市街の唐戸市場を歩いて見ると、物凄く綺麗になっていて驚きました。

魚市場も、セリを観光客が見ることが出来るように、上に観覧用の通路があったり、更に小売で魚を買えるようになっていたりして、お昼時には新鮮な魚が安く買い求めるお客で行列が出来るそうです。

母親も、近くに住んでいる為、逆にあまり出向かない所らしく、しきりに変化した市場に感心していました(笑)。

さて、故郷の下関で3日間滞在した後、母親を連れて長崎に出向きました。

親不孝の馬鹿息子が初めてプレゼントした旅行になりました(笑)

実は、長崎は初めて行きました。母親も40年ぶりだそうで、二人して「ちゃんぽん」を食べたり、グラバー邸を見に行ったりしました。

下関もそうですが、長崎も江戸末期から明治に移行する動乱期の舞台であって、大好きな坂本竜馬ゆかりの地でもあり、かなり感慨深い旅になりました。

大学生だった頃、画家を目指して頑張っていて、自分の力を試してみたい、と意欲的に作品を描いていた私にとって、幕末の志士の行き方に共感していました。

そういえば、その頃、漫画の「おーい!竜馬」が流行っていました。

「幕末で活躍した志士は、皆20代だったんだよね・・・。」と良く先輩が言っていたのを思い出しましたが、既にゴッホよりも長く生きている私(笑)にとって、グラバーの一生の方に興味がいきました。

グラバー邸は、長崎が一望できる所に建っていて、どんな気持ちで幕末から明治を見ていたんだろう、なんて事を考えていました。

ともあれ、母親も大変喜んでくれた長崎旅行でした。

写真左:下関の唐戸魚市場での巨大ふく(笑)
写真中:私が通った保育園のイチョウの木にしがみつく母親
写真右:グラバー園からの長崎風景

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ウード・ケース完成!

2011-12-09 18:16:06 | 音楽
以前の日記に載せた、オーダーしたウードのケースが完成しました!!

思った通りの素晴らしいケースを岡野さんが作ってくれていました。

これで、安心して来週の九州へのツアーに行くことが出来ます。

本当に素晴らしい職人技です。とにかく仕上がりが丁寧で、色々な気配りがされていて、今後何年も、楽器と共に歴史を歩む大事なパートナーになってくれそうです。

今まで使っていたトルコ製のソフトケースも頑丈で、まだ十分使えますが、

やはり東京に暮らしている限り満員電車に乗らざるを得ない状況と、最近は地方へ行く事も増えつつあるので、やはりハードケースでないとね。

岡野さんにとっても相当の自信作だったようで色々と説明して頂きました。

思った通りなかなか作るのが大変だったそうです。

いろんな古楽器メーカーが岡野さんにお願いするのが分かる気がします。

きっとどんな楽器のケースでも作ることが出来ますので、特注のケースを作りたい方は岡野さんに是非連絡してみてください。

問い合わせは電話でお願いしたいそうです。
http://<wbr></wbr>www6.oc<wbr></wbr>n.ne.jp<wbr></wbr>/~okano<wbr></wbr>21/sub4<wbr></wbr>.htm

写真右:ケースと製作者の岡野さん
写真左:ウードを入れてみた!ぴったり!

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アラブ音楽とベリーダンスの宴 vol.4後記

2011-12-07 02:59:54 | 音楽
忙しくて日記が滞っていました。

先月でアラディーン結成6周年でしたが、こちらもIzumiさんにお世話になってから2周年です!「アラブ音楽とベリーダンスの宴 vol.4」

大盛況おめでとうございました!

Izumiさん始め、ダンサーの皆さん、お疲れ様でした!

このイベントの特色は沖縄&東南アジア料理を出す「くんくんしーらや」の美味しいバイキング料理が食べられ、更にベリーダンスと生演奏が見れるという、最高の組み合わせと、

Izumi先生のお弟子さん達に生演奏のパフォーマンスを実地体験させる、という目的もあるそうです。

ともあれ、毎回編成が変わりますが、今回は私のウードの腕前も上がった(笑)事もあり、ペタシ君と二人のデュオでした。

もちろん、二人になると、自由度が増しますが、最近は「歌」が多いため、ソロを弾く瞬間、少し戸惑いました(笑)

また来年も よろしくです!

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祝!6周年

2011-12-02 02:08:04 | 音楽
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387100_10150387822462046_53568704_2 怒涛のライブ週間終了!

11月26日(土)の「ベリーダンスと音楽の夜 vol.67」と、27日(日)の「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 vol.18」、共に大、大、大盛況!で終えることが出来ました!

ご来場頂いた皆様、本当に本当にありがとうございました!

また、共演頂いたダンサーの皆さん、本当にありがとうございました!

アラディーンも結成して6年が経ちました。

振り返ってみると、本当にいろんな事がありましたが、その色んな出来事を通して今の成長した姿があることを実感しています。

2005年に結成した時には無かったカーヌーン、レク。演奏しようと志す人は、果たして現れるのか、と疑問さえ抱いた楽器であり、夢見た楽器でしたが、現在のアラディーンのサウンドに無くてはならない存在になってくれました。

やはり、一歩一歩積み重ねてきた努力と経験に勝るものは無く、今後も毎日、毎回のライブで進歩、躍進するよう頑張ってまいりますので、皆様今後とも、よろしくお願いいたします!

写真上:「ベリーダンスと音楽の夜 vol.67」の記念撮影、台湾のダラブッカ奏者リン・イーシャンの飛び入り参加もあったスペシャル・ナイトでした。

写真下:「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 vol.18」6年間で最高のパフォーマンスだったと思います!

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