ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

Y154 に参加してまいりました!

2013-05-27 23:45:40 | 音楽
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そして、ベリーダンスと音楽の夜 第八十五夜の次の日は、横浜のY154 の山下公園メインステージにて、私、ヴァイオリンの瑞穂、アコーディオンの佐々木君の3人で演奏して参りました。

思い返せば、4年前の2009年にY150 に、佐々木君からの紹介で、ルカさんと、私、佐々木君と、3人の編成で、ほぼ毎月2回ぐらい参加していまいした。

佐々木君と、懐かしいねぇ、見たいに話していました。あの時は、クモのお化けのような、ラ・マシーンがいました。

ともあれ、山下公園メインステージでは、素晴らしいアーティストが次々にパフォーマンスを披露していて、お客さんも、楽しそうに見ていました。

私達のパフォーマンスでは、途中、ベリーダンサーのRiya さんにも1曲踊っていただき、盛り上げて頂きました。

天気にも恵まれ、久しぶりの野外での演奏、気持ち良かったです!!

ステージを運営されていた、アークシップの皆さん、ありがとうございました!




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ベリーダンスと音楽の夜 第八十五夜

2013-05-27 02:30:37 | 音楽
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ベリーダンスと音楽の夜 第八十五夜、軒並みビッグ・イベントが続いた後でしたが、大勢のお客様にお越しいただきました!真にありがとうございました!!

今回は、2部は、アラディーンのオリジナル曲が中心という、ちょっと珍しいセットリストでした。

また、ダンサーについても、それぞれ個性的な、スタイルの違いがあり、バラエティに富んだショーになりました。

ちょっとした経緯から、今回初共演となったAcoさん、トライバルの素敵な衣装で(アクセサリーは自作だそうです!!)踊っていただきました。マリオヴスカ、ユーラシア、共に素敵に表現していただきました。

トライバル・フュージョンは、アメリカで独自の進化を遂げたスタイルのダンスですが、身体能力と柔軟性を要求される上、やはりヴィジュアルが美しいなぁ、と思いながら伴奏してました。舞台芸術なので、やはり、人の心を掴むような花がないと、なんでも駄目だと思う訳ですが、Aco さんの作り出す世界観は美しかったです。

今回、4回目(前回のブログでは3回目と書いてしまいましたが)の共演となるMaysoonさん、今回も切れのある素晴らしいパフォーマンスでした。回転も速いし、動きのヴァリエーションが豊富で、毎回、こちらも楽しく伴奏をさせて貰っています。

定番のライラット・ホッブは勿論、我々のオリジナルの「ジプシーの宴」も、インプロヴィゼーションの途中に9拍子を織り交ぜた複雑な構成にもばっちり対応してくれ、本当にエネルギッシュで楽しかったです。

そして、2年ぶりの共演となるAyeshaさんですが、毎回、リハーサルを元に、しっかりアイデアを練ってくれてるので、こちらも曲を演奏しやすいダンサーの一人です。アナ・バスタンナック(女優さんのように美しいナガット・サギーラの曲)~私は、いつも待っています、という、泣きの曲(と私は解釈している)も、素敵なオリエンタル・ダンスで表現してくれた上、

更に、サズで演奏するオリジナル曲、ステップ・ロード~草原の道では、私の長大な前奏のタクシームにも、しっかり付いてきてくれ(笑)、優雅なパフォーマンスを披露してくださいました。

個人的にも、先週、ボルボルさんの所で受けた、ペルシャ、クルドの音楽の洗礼が残っていて、アラディーンで演奏している様々な音楽に対する姿勢が、少し深くなっていたような気がします。

やはり、音楽って、人類が育んで来た偉大な知恵と文化の遺産であるし、

ダンスも同様、人間の根源的な生命力を引き出す知恵なのだと、終わった後、3人のダンサーの話を聞いていてつくづく思ったのでした。

と言うわけで、これからも、ベリーダンスと音楽の夜は続きます。

皆さん、よろしくお願い致します!




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空き席あり!ベリーダンスと音楽の夜 第八十五夜

2013-05-15 03:01:22 | 音楽
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告知です。
5月25日(土)に、アラディーン主催の月例ベリーダンス・ショーを行います!

まず、久しぶりの共演となります、Ayesha さん。前回の出演時(2年前)は、お腹の中にお子さんがいましたが、無事に出産され、今は育児も一段落、今回も素晴らしいパフォーマンスを見せて頂きます。

そして、今回初共演となるのは、aco さん。彼女のBlog で「アタシはここに出演することはきっと無いのだろう。。と思っていたのです、ずっと。。。」と、あるのを発見しましたが(笑)、そんな事は、ありません!こちらこそ、初共演楽しみです!!

最後に紹介するのは、今年で3回目の共演となります、Maysoon さんです。最近、独立を果たされたそうで、今回もエネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれる事でしょう。

今回は、ダンサーの選曲の関係で、2部のステージでは、アラディーンのオリジナル曲でまとまるという、今まで余り無かった珍しい形式になるので、私も楽しみです♪

ともあれ、毎回、素晴らしいダンサーと、比類なき素晴らしい演奏で御贈り致します、「ベリーダンスと音楽の夜」、

お時間のある方は、是非ともお越しください!

5月25日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.85」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/18:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/4,000yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。

ベリーダンス /
Maysoon (http://ameblo.jp/maysoon-bellydance/)
Ayesha (http://www.ayesha.jp/bellymammy/index.html)
aco (http://acobellydance.jugem.jp/)

松尾賢/ウード
瑞穂/ヴァイオリン
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ダブル・ベース
佐々木絵実/アコーディオン
未知子/カヌーン

Alladeen HP:(http://www18.ocn.ne.jp/~alladeen/index.htm)


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最高動員数御礼!「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第二十一夜」後記

2013-05-03 01:17:52 | インポート
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ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第二十一夜、過去最高の動員数、真に、真にありがとうございました!!

今回は、Haruka さん、と、そのお弟子さんのUna さん、
Lana さん、と、そのお弟子さんのYoshino さん
未佳(Mika) さん、と、そのお弟子さんのMayu さん

の6名のダンサーさんにご出演していただきました。

告知が遅れたり、しかもGW前半の最終日ということもあり、動員を心配していましたが、結果的には、サムズ・アップの店長の小山さんが、「危うく座席が無くなるかと思って心配でした。」と言われるぐらいの盛況ぶりで、

久々に声援と拍手で、自分の演奏している音が聞き取り辛くなる事が多々あった位盛り上がりました。本当に、皆さん、ありがとうございます!

さて、今回は、本当に凄いショーだったと思います。

Yoshino さん、Mayu さん、それぞれ、東京国際ベリーダンス・コンペティションでの優勝者なだけあるなぁ、と感嘆させられる位、曲の把握力、リズム感、インプロヴィゼーションでの即興など、抜群のパフォーマンスでした。

また、お客さんも、皆暖かかった。

Una さんは、リハーサルの時点から相当緊張していて、「全くどうしていいのか、分からない」状態だった訳ですが、私の叱咤激励にも、本番はちゃんと答えてくれ、ポイントをしっかりと抑えて、最後まで「やり切った」パフォーマンスをしてくれました。

また、その気持ちに答えるかのように、観客席からも「良くやった!」という声援が聞こえ、いやー暖かいなぁと思ったのでした。

誰でも最初は素人な訳で、私もステージ上で散々苦い思いをし、冷や汗をかいてきたので、彼女の気持ちは良く分かりました。

が、ステージに立てば、結局、自分との戦いであり、ステージに上がるまで費やした練習の成果を、どれだけ発揮するか、そこに集中するしか無いわけで、そう意味ではUna さんは、良くやったと思います。

Una さんの師匠のHaruka さんは、他の皆さんとは違った、オリエンタル・ダンスを披露してくれました。Haruka さんは、良く古典的なラクス・シャルキーを研究していると思います。非常に可愛らしいパフォーマンスでした。

さて、圧巻だったのは、Lana さん、未佳さんでした。
Lana さんは、彼女の出身地のウクライナのフィギュア・スケート代表であり、更にウクライナ国際舞踊団メンバーと言う経歴からも分かるように、素晴らしい身体能力の持ち主で、

エンタ・オムリでの、歌詞にそった、憂いと、喜びを表現した、素敵なパフォーマンスも素晴らしかった上、

アラディーンのオリジナルの「ラウターリ」では、ジプシースタイルのエネルギッシュなパフォーマンスと、ステージが氷上かと勘違いするほどの、物凄いフィニッシュ・スピンを見せてくれ、お客さんからは大歓声が上がっていました。(この時の、瑞穂嬢のヴァイオリンも、パガニーニの奇想曲を髣髴とさせる素晴らしい内容の演奏でした。)

そして、未佳さんですが、日本人離れした素晴らしい身体能力と、音楽のフレーズを良く理解したコリオグラフィ、そして、なんと言っても、タクシームに素早く反応する耳の良さ。

全て素晴らしかったです!

演奏の方も、先日の夜のパフォーマンスも良かったのですが、今回のサムズの演奏は、PAの片桐さんの協力もあって、ベストとも言えるほど、良い演奏ができました。

まさに、音楽とダンスが相乗的にお互いを高めあった「ベリーダンスと音楽の夜」でした。

また、再演したいと思います。




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ベリーダンスと音楽の夜 第八十四夜

2013-05-01 21:20:19 | 音楽
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満員御礼、真に、真にありがとうございました!!

今月の、「ベリーダンスと音楽の夜 第84夜」は、毎年出演して頂いています、Zumy & Chie さんと、

知り合ってから何年も経ちますが、アラディーンとは初の共演となるNagwa さんに出演していただきました。

Zumy さんは、元々、プロのジャズ・ダンサーだけあって、華麗なスピン・ターンを披露して、黄色い声援を浴びていました。

Nagwa さんは、アラディーンとの共演と言う事で、我々のオリジナルである「ジプシーの宴」で、タンバリンを使ったジプシー・ダンスを披露してくれました。きっと、他ではあまり見る事ができないパフォーマンスだったと思います。

そして、毎回、我々にとっても、チャレンジになる曲をリクエストしてくれる(笑)、Chieさん。
素敵なオリエンタル・ダンスを披露していただきました。

そのChie さんのリクエストにより、遂に演奏する事になった、Abdel Harim Hafez のMawaoud(マワオウド)~約束と言う曲。

実は、先月、マゲドさんが呼んだサファー・ファリードのレパートリーでもある、Mawaoud ですが、この曲、バリグ・ハムディ作曲らしい、歌詞を重視したメロディなので、初めて聞くと、何でこんな展開になるのか、理解できませんでした。

実は、長大な曲の真ん中の楽章に当たる部分のパートなので、どんどん展開して、最後に一番盛り上がる繰り返しのメロディ、つまり、どの楽章にも登場する主題のメロディに戻る訳ですが、

その大本の曲を知らない人には(勿論、私もYouTube でオリジナルのMawaoud を発見しなかったら分かりませんでしたが。) 、何故、このような強引な展開になるのか、ちょっと不思議に感じるはずです。(少なくとも、私には不思議でした。)

こうやって考えてみると、やはり、ベリーダンスで使われるエジプトの曲については、原曲を知る事が大事な気がしました。

ともあれ、積極的に歌物をリクエストしてくれる、Chie さんには感謝です!

個人的には、ウードを確実に安定して演奏できるようになった事で、全体のアンサンブルにも良い影響を与えられたようで、良い演奏だったと思います。

これからも、頑張って参りますので、皆さん、よろしくお願い致します!






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