ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

大塚グレコ・ライブ後記

2006-04-27 02:49:57 | インポート

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今回の長尾ゆうたろう&檜山学とのトリオ・ライブも満員御礼でした。ありがとうございます!!

この大塚にあるグレコというライブ・ハウス、モロ住宅街にあるうえ、一見、こじゃれた普通の家みたいなので、「本当にここなのか?」と最初思いましたが、結構有名どころのアーティスト達がライブをやってるんですねぇ。

しかし、PAもすべて自分達でやる羽目になって、演奏以外で色々と神経を使って疲れましたが、内容はというと、3人とも余裕のある演奏で良いできでした。

アンコールが2回もかかりましたし、ね。

今回、檜山学のオリジナル曲の披露もあり、ゆうたろうの楽曲&歌の、アコーディオン&ギター&ダラブッカというアレンジの演奏も冴えてました。

しかも、イフティファールでもお世話になりました。アコーディオン奏者の田ノ岡三郎が見に来てくれたので、1曲ほど、ダブル・アコーディオンの火花を散らす演奏も見れて大満足のライブでした!!

*写真は、ライブ終了後の歓談の一時。Noel様、見に来てくださってありがとうございます!!


今週の2本のライブ告知

2006-04-24 02:59:10 | 音楽

まずは、昨年から一緒に良く仕事をしているフラメンコ・ギタリストの長尾ゆうたろうとのライブ。

今回は、久しぶりにアコーディオンの檜山学との3人編成。つまり昨年の10月に行った赤坂のノーベンバー11でのライブのときのトリオ編成。

一段と磨きのかかった「ゆうたろう」の新曲、特に歌モノは必聴ですよ!!

その中でも「マグレブの竪琴」という曲。

これ、いつも私の頭の中で鳴っていて、魅了されてます。 「マグレブの竪琴」というのはウードのこと。ゆうたろうの尊敬するウード弾きのオスマンのことを歌った曲だそうで、彼の声にピッタリな、やさしくて、なつかしい、ジ~ンと来る曲です。

4月26日(水)

「長尾ゆうたろう&檜山学、松尾賢」

 場所;東京都豊島区北大塚1-34-18
 開場;19:00
 開演;20:00
 チャージ;3000円(店内はドリンクのみ。食事は出来ません)

そして4月のライブのトリは28日(金)のアラディーンのライブ。

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今回も、オリエンタル音楽あり、ジプシー音楽あり、歌あり、踊りあり(もちろん!)の盛りだくさんの夜、しかも金曜です!

今回の演奏陣は、イタリア青年コンクールで1位に入賞し、全国的に活躍するボタン式アコーディオン奏者の檜山学を久しぶりに加え、おなじみのフルートのテディ熊谷、ウードの今井龍一、ヴァイオリンのミン・ケンキ、ダラブッカの空中紳士と、私こと松尾賢が、サズ、ウード、そして歌を披露します。

ベリーダンサーは、ロマ、オリエンタル共に素晴らしい、おなじみの「大藤キキ」、東京イフティファールでも素晴らしい踊りを披露してくれました、アイニー5の「Chisako」、大分県を拠点に全国的に活躍している「イシス・アツミ」の3人です。

まだ、席があるみたいですので、是非是非お見逃し無く!!

4月28日(金)

「ベリーダンスと音楽の夜 vol.5」

@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://www.rakuya.net
Open/19:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/2500yen

ベリーダンス /大藤キキ、Chisako、イシス・アツミ

テディ熊谷/フルート
ミン・ケンキ/ヴァイオリン
今井龍一/ウード
松尾賢/ウード
檜山学/アコーディオン
空中紳士/ダラブッカ

お席に限りがありますので、お早めにご予約を!!


同志という人々

2006-04-22 03:20:26 | 音楽

同志とは文字通り「志(こころざし)を同じくする人」のこと。

友人のなかで、最も大事なのはこの「志を同じくする人」、つまり同志ではないでしょうか?

更に更に、その志の中身が重要になってきます。

単純に「音楽やダンスで食っていきたい」だけなのか、それとも「一緒に素晴らしい音楽を作り上げていきたい」「ゆくゆくは偉大な歴史的足跡を残していきたい」という気持を持つのか、ただそれだけの差で1年、2年、10年と月日が経つ内に大きな差が開いてくるわけです。

しかもその志の差は、お互いの人間関係も変えてしまいます。

仏教ではその「一念(思い)の差」は、実はその瞬間から未来を決定付ける重要な原因だと注目します。

つまりは「使命感」みたいな真剣さが、その行動に差をつけるということですね。

最近は、そういった人達と打ち合わせをする機会があって、今の自分には素晴らしい同志がいる、と感慨深く感じました。

人生は真剣勝負。

「勝ち組」というような薄っぺらい経済用語ではなく、同志と共に素晴らしい仕事を創り上げて勝利していきたい、と深く決意したのでした。


タンエリ後記

2006-04-18 02:31:40 | 音楽

タンエリ、凄かったですね。

流石はトルコのスーパースター・ダンサーです。
ホント余裕って感じでした。

特筆すべきは、タブラ・クワイエサの演奏を気に入ってもらえて、急遽一緒にショーを行った事。

しかもスルクレという9拍子のリズムを演奏できる?というタンエリのリクエストにバッチリ応えることが出来ました。

彼女のリクエストはとにかく「強烈にリズムを叩いて!」ということ。元々9拍子はゆっくり、じっくりと演奏されるものなんですね。

なんか最後は一人、一人呼び出されてソロ、というよりは弄ばれる形でしたね。

青木香葉さんとミホさんとの演奏も上手くいって、大満足のライブでした


ひょんな事からライブ

2006-04-16 02:38:04 | 音楽

今日はフラメンコ・ギタリストの「長尾ゆうたろう」と打ち合わせに渋谷へ。

実は6月4日(日)に鳥取県の境港で行われるコンサートの打ち合わせをしていました。

メンバーは、ゆうたろう(G)、今泉孝文(カホン、カンジーラ)、稲田進(フラメンコ・ダンサー)で、私(ウード&ダラブッカ)という4人編成。

長尾ゆうたろう、稲田進、共に本場スペインでのフラメンコ修行したツワモノ。今泉孝文は常に進化し続けるカホン&カンジーラ奏者。

本番が非常に楽しみ!なのですが、これから本格的にフラメンコのリズムとか用語とか覚えないといけなくなって来ました。

ううう・・・。こりゃ本当に基礎からみっちりやらないといけなくなってきました。

さて、その後はひょんな事から、ゆうたろうの友人の結婚式に参加し、PA兼友人として参加。

たらふくブラジル料理を堪能した後は、次の日の朝に佐渡に帰らなければいけないけど演奏し足りなさそうな今泉孝文を連れてCoZmos Cafe & Bar へ。

偶然にも先週トライバルフュージョン・ナイトで共演したイレーネの友人が本国のベネズエラに帰る為、さよならパーティーをするとか。

それに便乗する形で、演奏したい今泉孝文と私が、ホントは帰りたかったであろう長尾ゆうたろうを引きずり込む形でライブをスタートさせ、大変盛り上がりました。

しかし、今泉孝文は凄いですね。こんな凄いミュージシャンと共演できてホント幸せです。

何が凄いかって、カンジーラのインドで叩かれる正統派な叩き方はもちろんのこと、次々と目を見張るようなオリジナルな奏法を惜しげもなく披露してくれました。

カンジーラに関してはもう自身を持って「日本一」と言っても良いと思います。だって彼のカンジーラの演奏は、インド人でさえやってないような細かくて早い正確なリズムのオンパレード。

リズムバトルもやりましたが、こういうホントの意味での凄い奏者とやると勉強になりました。

こういう即興演奏なら、いつでも大歓迎です!!

途中来てくれたNoel嬢、そして、ゆうたろう、今泉孝文お疲れ様でした