1月25日(土)は、本年最初のベリーダンスと音楽の夜 第九十三夜でした!
大勢の方にお越しいただきました!真にありがとうございました!!
今回は、アラディーンのフル編成としては初共演となる Riya さん、そして毎年出演して頂いている Zumy さん、Chie さんに出演していただきました。
今回は、レバノンの歌姫のフェイルーズの曲を、Riya さんからのリクエストで、
アブドゥル・ハリム・ハーフェーズのZay El Hawa を、Chie さんからのリクエストで歌うことになり、新曲も2曲増えて、個人的にも刺激的な夜でした。
毎回そうですが、今回も3人とも個性が違い、パフォーマンスも素晴らしかったです。
しっかりとエジプシャン・スタイルで踊るChie さん。彼女のリクエストのお陰で、エジプトの歌物が増えました(笑)。特に、私の歌のヒーローでもあるアブドゥル・ハリム・ハーフェーズの曲が増えているのもChie さんのお陰です。
抜群の身体能力で、今回も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたZumy さん。圧巻の技術で本当に凄かったです。
そして、先月の発表会でもお世話になりました、初出演となったRiya さん、彼女も身体能力が高く、リズム感も素晴らしくて、Misrlou では、即興演奏でのパフォーマンスは、ミュージシャンの即興演奏に負ける事無く、素晴らしいパフォーマンスでした。
3人とも、大きなフェスティバルで優勝したり、入賞していて(特にRiya さんはアメリカでのフェスティヴァルで入賞している)、こうやって考えてみると、やはりダンサーとしての基本的な能力が高い人の方が、ベリーダンサーとしてもレベルの高いパフォーマンスが行えるという良い証明のような夜でした。
勿論、そういった基礎的な素養は、ミュージシャンにも言えるわけであって、現時点のアラディーンに集っているメンバーは、皆、西洋クラシック的な素養(と言うか、2人は音大の大学院卒、1人は芸大大学院生)があり、Jazz の即興演奏ができる上、更にマカームとイーカーという、中東の音楽の理論を知っている(あるいは、私から学んだ)訳です。
こうやって考えてみると、オリエンタル音楽というのは、非常に難しい音楽な訳で、クラシックが出来るだけでも駄目、Jazz が出来るだけでも駄目、正確なリズム感が無ければ駄目、正確な音程が取れないと駄目、と、アラディーンに参加するには、かなりの狭き門なのだと理解できます。(あと、真面目で、根性があって、信念があって、性格が良くないと駄目です(笑)。)
ともあれ、今年も素晴らしいダンサーの皆さんと共に、質が高く、本当に喜んで貰える「ベリーダンスと音楽の夜」を届けて行きたいと思います!
皆さん、よろしくお願い致します!