今週の7月26日(土)はアラディーン主催の月例イベント「ベリーダンスと音楽の夜 第九十九夜」です。
席に余裕がありますので、お時間のある方は是非是非、お越しください。
7月は、おなじみのカナダ人ダンサーのEshe (エシェ)さんが出演します。
そして、同じく、全国的に活躍しているFarasha さん、その門下のKleha (クレア)さん、
最後に、久しぶりの共演となるOzma さんの4人ダンサーの皆さんに出演して頂きます。
Eshe さんと、Ozma さんは、彼女達がベリーダンスを始めた時から知っていて、いわば妹のような存在ですが、お互いに頑張っている姿を見て、感慨深い物を感じます。
彼女達の人生に大きな影響を与えたベリーダンスという芸術の力について深く感動を覚えるのです。
話が飛ぶように思われるかも知れませんが、7月8日から始まったイスラエル軍のガザ侵攻の件を踏まえて、最近はFacebook などで、その事に関する内容をアップしていました。
私は仏教徒として、絶対に戦争に反対です。戦争で一番犠牲になるのは一般市民です。
だから、とにかく、早く戦争が終わって欲しいと願っています。勿論、ウクライナも同じくです。
以前、沖縄を訪れた時、レンタカーを借りて1人でドライブをしに行き、ひめゆりの塔を訪れた後、偶然「魂魄の塔」と言う場所にたどり着きました。夕方5時過ぎだった事もあり、訪れた人は私1人。
ここには、戦後、住民と共に散乱した遺体約3万5千を集めて「今は敵も味方もないとの信念」で、日本人、アメリカ人のわけ隔てなく納骨堂に納めた金城和信氏の銅像が建っており、氏の偉業に深く感動しました。
また、それと同時に、この美しい沖縄本島での2ヶ月間続いた戦争で、当時45万人だった住民の内、約12万人が犠牲になり、日本軍、米軍も含めた全戦没者数が20万人以上に上った事に対して、偶然とはいえ、ここに1人でたどり着いた事に深く考えざるを得ませんでした。(勿論、各慰霊碑に、回向のお題目をあげました。)
小学生の頃、私が住んでいた山口県下関市では、反戦教育がしっかりされており、小学3年の時に、先生が道徳の時間で読んでくれた沖縄戦の絵本の内容について、ひどく心が締め付けられるような思いをした事を、今でも思い出します。
その絵本の詳しい内容は忘れてしまいましたが、物語の最終部分だけは良く覚えていて、主人公の女の子が、戦争が終わって、怖い怖いと聞かされていたアメリカ兵に逆に助けられ、こんな事だったら早くアメリカに負ければ良かった、と言うシーンがありました。
戦争と言う、圧倒的な暴力の前に、個人個人の力は無力に近いかもしれません。
が、その反対に、国籍、人種、政治的なイデオロギー、宗教、性別、年齢、住む場所、国など、あらゆる差異を越えて、感動を呼び起こし、人間の善性を奮い立たせ、人々を結びつけ、創造力を沸きあがらせ、未来へと生き抜く力を与える物が芸術なのだと思います。
否、芸術とは、そうでなくてはならないと思うのです。
今回、戦争に抗する芸術の力について思索したとき、以下に引用する私の師である池田先生の詩に、多大なインスピレーションを受けました。
「芸術は、完璧な、人間と人間、群衆と群衆、国家と国家を結ぶ、壮大なる翼であり、万人が渇望せる勝利の完全な足並みである。
深刻な悪徳を倒せ!
傲慢な権力を倒せ!
陰険な野獣どもを倒せ!
私は光る。私は挑む。
私は吼える。私は勝つ。
私は、全ての存在を幸福にする宿命の力を持っている。
大勢の人の前で、詭弁もなく、見栄でもなく、策略でもなく、人間を閉じ込めておく狂気から、一人も残らず、解き放ちゆく力の動作を、振る舞う。
―これが、芸術に生き抜く心だ。
芸術は、あらゆる人間が賛同し、全員一致の心の昂揚が、空高く翔びゆく力を与える。
その舞台では、孤独の人も、悩める人も、願望をもちたる人も、皆、芸術という魂に包まれ、燃え上がる火となる。」
平和がなければ、自由な芸術活動は許されません。
平和こそ、最も尊く、そして維持し続けなければならないものであり、その意味でも、今月も良いショーにして参ります!
皆さん、よろしくお願い致します!
7月26日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.99」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/18:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/4,000yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。
ベリーダンス /Farasha、Eshe、Ozma、Kleha
松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ダブル・ベース
未知子/カヌーン
佐々木絵実/アコーディオン
山宮英仁/レク
木村伸子/ヴァイオリン
席に余裕がありますので、お時間のある方は是非是非、お越しください。
7月は、おなじみのカナダ人ダンサーのEshe (エシェ)さんが出演します。
そして、同じく、全国的に活躍しているFarasha さん、その門下のKleha (クレア)さん、
最後に、久しぶりの共演となるOzma さんの4人ダンサーの皆さんに出演して頂きます。
Eshe さんと、Ozma さんは、彼女達がベリーダンスを始めた時から知っていて、いわば妹のような存在ですが、お互いに頑張っている姿を見て、感慨深い物を感じます。
彼女達の人生に大きな影響を与えたベリーダンスという芸術の力について深く感動を覚えるのです。
話が飛ぶように思われるかも知れませんが、7月8日から始まったイスラエル軍のガザ侵攻の件を踏まえて、最近はFacebook などで、その事に関する内容をアップしていました。
私は仏教徒として、絶対に戦争に反対です。戦争で一番犠牲になるのは一般市民です。
だから、とにかく、早く戦争が終わって欲しいと願っています。勿論、ウクライナも同じくです。
以前、沖縄を訪れた時、レンタカーを借りて1人でドライブをしに行き、ひめゆりの塔を訪れた後、偶然「魂魄の塔」と言う場所にたどり着きました。夕方5時過ぎだった事もあり、訪れた人は私1人。
ここには、戦後、住民と共に散乱した遺体約3万5千を集めて「今は敵も味方もないとの信念」で、日本人、アメリカ人のわけ隔てなく納骨堂に納めた金城和信氏の銅像が建っており、氏の偉業に深く感動しました。
また、それと同時に、この美しい沖縄本島での2ヶ月間続いた戦争で、当時45万人だった住民の内、約12万人が犠牲になり、日本軍、米軍も含めた全戦没者数が20万人以上に上った事に対して、偶然とはいえ、ここに1人でたどり着いた事に深く考えざるを得ませんでした。(勿論、各慰霊碑に、回向のお題目をあげました。)
小学生の頃、私が住んでいた山口県下関市では、反戦教育がしっかりされており、小学3年の時に、先生が道徳の時間で読んでくれた沖縄戦の絵本の内容について、ひどく心が締め付けられるような思いをした事を、今でも思い出します。
その絵本の詳しい内容は忘れてしまいましたが、物語の最終部分だけは良く覚えていて、主人公の女の子が、戦争が終わって、怖い怖いと聞かされていたアメリカ兵に逆に助けられ、こんな事だったら早くアメリカに負ければ良かった、と言うシーンがありました。
戦争と言う、圧倒的な暴力の前に、個人個人の力は無力に近いかもしれません。
が、その反対に、国籍、人種、政治的なイデオロギー、宗教、性別、年齢、住む場所、国など、あらゆる差異を越えて、感動を呼び起こし、人間の善性を奮い立たせ、人々を結びつけ、創造力を沸きあがらせ、未来へと生き抜く力を与える物が芸術なのだと思います。
否、芸術とは、そうでなくてはならないと思うのです。
今回、戦争に抗する芸術の力について思索したとき、以下に引用する私の師である池田先生の詩に、多大なインスピレーションを受けました。
「芸術は、完璧な、人間と人間、群衆と群衆、国家と国家を結ぶ、壮大なる翼であり、万人が渇望せる勝利の完全な足並みである。
深刻な悪徳を倒せ!
傲慢な権力を倒せ!
陰険な野獣どもを倒せ!
私は光る。私は挑む。
私は吼える。私は勝つ。
私は、全ての存在を幸福にする宿命の力を持っている。
大勢の人の前で、詭弁もなく、見栄でもなく、策略でもなく、人間を閉じ込めておく狂気から、一人も残らず、解き放ちゆく力の動作を、振る舞う。
―これが、芸術に生き抜く心だ。
芸術は、あらゆる人間が賛同し、全員一致の心の昂揚が、空高く翔びゆく力を与える。
その舞台では、孤独の人も、悩める人も、願望をもちたる人も、皆、芸術という魂に包まれ、燃え上がる火となる。」
平和がなければ、自由な芸術活動は許されません。
平和こそ、最も尊く、そして維持し続けなければならないものであり、その意味でも、今月も良いショーにして参ります!
皆さん、よろしくお願い致します!
7月26日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.99」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/18:00~
Show/19:30~ 2stage
Charge/4,000yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。
ベリーダンス /Farasha、Eshe、Ozma、Kleha
松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ダブル・ベース
未知子/カヌーン
佐々木絵実/アコーディオン
山宮英仁/レク
木村伸子/ヴァイオリン