世界が新型コロナウイルスの猛威にさらされる中、本日、誕生日を迎えました。丁度50歳、仏法者としても3日前に25年目の節目を迎えました。
誕生日を迎える数時間前に、マカーム・ヒジャーズカールと、ヒジャーズカール・クルドのウードの左手の運指について、どのようにすれば安定して正確な音程を得られるか試行錯誤していてましたが、丁度日付が変わる頃に、その運指の方法を見つける事が出来、喜びの最中に誕生日を迎えられました。
実は、ここ何か月間か、
「はたして、自分はウードの魅力を表現できているだろうか?また、感じているだろうか?」
という、根本的な部分で、ずっと悩み続けていました。そういった意味も含めて、より深く自身の演奏技術を顧み、精査して来ていましたが、その中でも、ウードで演奏するのがとても難しいマカーム・ヒジャーズカール(ド、レ♭、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド)に取り組んできました。
難しい理由は、まず基音が薬指。そして、薬指、小指の動きを多く使う上、それぞれの音のインターバルが広い為、音程を正確にとる事も、太い音を出すことも、とても難しく、改めて自分の左手の弱点を見出す事が出来、その克服に取り組んできました。
この長年苦心していたマカームについて、正確に、安定して音程を取る方法を習得できた!と確信して迎えた50歳の誕生日、
生涯の中でも、最も切りの良い節目の2020年なので、今後の人生を、更に大きく切り開いて行きたいと思います。
皆さん、よろしくお願いいたします!
(写真は、愛用している教則本。全てエジプトで購入。)