ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

誕生日を迎えました。

2020-04-10 03:02:33 | 日記

世界が新型コロナウイルスの猛威にさらされる中、本日、誕生日を迎えました。丁度50歳、仏法者としても3日前に25年目の節目を迎えました。

誕生日を迎える数時間前に、マカーム・ヒジャーズカールと、ヒジャーズカール・クルドのウードの左手の運指について、どのようにすれば安定して正確な音程を得られるか試行錯誤していてましたが、丁度日付が変わる頃に、その運指の方法を見つける事が出来、喜びの最中に誕生日を迎えられました。

実は、ここ何か月間か、

「はたして、自分はウードの魅力を表現できているだろうか?また、感じているだろうか?」

という、根本的な部分で、ずっと悩み続けていました。そういった意味も含めて、より深く自身の演奏技術を顧み、精査して来ていましたが、その中でも、ウードで演奏するのがとても難しいマカーム・ヒジャーズカール(ド、レ♭、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド)に取り組んできました。

難しい理由は、まず基音が薬指。そして、薬指、小指の動きを多く使う上、それぞれの音のインターバルが広い為、音程を正確にとる事も、太い音を出すことも、とても難しく、改めて自分の左手の弱点を見出す事が出来、その克服に取り組んできました。

この長年苦心していたマカームについて、正確に、安定して音程を取る方法を習得できた!と確信して迎えた50歳の誕生日、

生涯の中でも、最も切りの良い節目の2020年なので、今後の人生を、更に大きく切り開いて行きたいと思います。

皆さん、よろしくお願いいたします!
(写真は、愛用している教則本。全てエジプトで購入。)


2017年のウード部懇親会

2017-10-15 11:46:28 | 日記


今日は毎年、不定期開催の常味さんのお宅を借りて開催しているウード部懇親会でした。

今回は、朝早く参加できるメンバーが集って、買い出し&料理を皆で作って、

昼にその料理を頂きながら常味さんの門外不出の映像資料を見て、その後、参加者でウードを一緒に弾く、という一大イベントでした。(その後、夕方参加者も含めて夜中までパーティーは続きましたw)

作った料理は、ババガヌーシュ(炒めた茄子のペースト)、テュッル(野菜と鳥のトマト煮)、モロヘイヤ・スープ、トルコ風ヨーグルト、と勿論、沢山の中東料理でした。

皆さん、率先して料理に参加して貰い、かなりの短時間で沢山の料理を作れました。ありがとうございました!

楽しかったです~。



常味家の愛猫のヌーラも参加w

ベリーダンスと音楽の夜 第113夜後記

2015-09-27 01:13:53 | 日記


本日は、満員御礼、誠にありがとうございました!

初めて見に来られた方も大勢いらっしゃったようで、ベリーダンスと中東&バルカン半島のジプシー音楽に酔いしれて頂いた夜になったと思います。

今回初共演となるMarisah さん、「ベリーダンスと音楽の夜」初出演となるRemina さん、久しぶりの共演となるYoshie さん、毎年出演して頂いている眞寿美さん事、Nenuphar さんの素晴らしいダンサーの皆さんに踊って頂きました。皆さん、素敵なパフォーマンス、ありがとうございました!

ベリーダンスと生演奏のショーがそんなに珍しくなくなった昨今ですが、これだけの技術力とヴォリューム、圧倒的な演奏力でのショーは、きっと他では見られないと思います。

久しぶりにバルカン・ジプシーの音楽を演奏しましたが、とても楽しかったですし、それぞれの演奏者の力量の素晴らしさを垣間見れた夜でもありました。

アラディーンのコンセプトは、エジプトの曲はエジプトらしく、ジプシーの曲はジプシーらしく、世間で良く見られる「なんちゃって音楽」にならない、という事が基本にあります。

そういう意味でもウード、ダラブッカ、カーヌーン、アコーディオン、ヴァイオリン、ベースの6人編成になりましたが、逆にとても引き締まった音になってより良くなったと思いました。

まだまだアラディーンは知られていない分、もっと未来が広がる可能性を感じた一夜でした。

これからも、皆さん、よろしくお願いいたします!


ベリーダンスと音楽の夜 第112夜 後記

2015-09-27 01:10:31 | 日記


「ベリーダンスと音楽の夜 第112夜」にお越し頂きまして、誠にありがとうございました!満員御礼申し上げます!静岡県、福島県、宮城県と、はるばる見に来られた方々も多く、本当に感謝、感謝です。

出演者に、Sachiさん、Lunaさん、Barbee Makoさん、そして亜伊那ことイナコ先生という4名の超豪華ダンサーの皆様が参加してくださり、更に今回の夜は100回目達成より丁度一年目に当たっていて、ショーの内容としても、とても充実した物でした。

亜伊那ことイナコ先生は、今回の「Enta Omri」のヴァージョンで、ずっと以前から踊って見たかったそうで、控えめなイナコ先生は、リハーサルの時の終わりの方で「こうやってみたい」と言われ、では、やりましょう、という事で実現しました。

私は、無理な事は無理と言いますが、可能な事は出来る限り行うのがモットーなので、夢が叶えられて良かったと思います。

イナコ先生のパフォーマンスでは、泣いていた方も結構いて、素晴らしいパフォーマンスと言うのは、本当に人を感動させるのだという事を、改めて感じた次第です。

また、ハスィン・ジュベリの素晴らしいアラブ・ヴァイオリン演奏と歌、とりわけタクシームと呼ばれる即興演奏部分、これが本当に素晴らしくて、私も演奏中、何度も愉しくて思わず微笑む所が何度もありました。

やはり本物は違います。我々も、とても勉強になります。

7月もそうでしたが、アラディーンと言うグループの演奏というのは、今、とても素晴らしい所まで来ました。

が、とはいえ一つ越えなければならない壁に差し掛かりました。

そこを突き抜けるのは、結局はリーダーシップを取り続けてきた私の力量に関わる事なのだと、改めて思います。

建設は死闘、破壊は一瞬。

これからも頑張ります!皆さん、よろしくお願いいたします!


8月19日(水)はフラメンコ・ピアノ・デュオ

2015-08-18 21:09:03 | 日記

明日は、最近は定期的なライブになってきました、フラメンコ・ピアノの安藤紀子さんと、デュオのライブです。

とっても、素晴らしい、情熱あふれるフラメンコ・ピアノの曲目ばかり!

お時間を空けて、皆さんお越しください。

■8月19日(水)
名曲喫茶 阿佐ヶ谷【ヴィオロン】
http://meikyoku-kissa-violon.com/tempov.html
START:19時半~
チャージ:1,000円 (コーヒー付)
~Piano Flamenco~
安藤紀子(p)松尾賢(Darabuka)