ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

8月19日(水)はフラメンコ・ピアノ・デュオ

2015-08-18 21:09:03 | 日記

明日は、最近は定期的なライブになってきました、フラメンコ・ピアノの安藤紀子さんと、デュオのライブです。

とっても、素晴らしい、情熱あふれるフラメンコ・ピアノの曲目ばかり!

お時間を空けて、皆さんお越しください。

■8月19日(水)
名曲喫茶 阿佐ヶ谷【ヴィオロン】
http://meikyoku-kissa-violon.com/tempov.html
START:19時半~
チャージ:1,000円 (コーヒー付)
~Piano Flamenco~
安藤紀子(p)松尾賢(Darabuka)


ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第三十一夜 後記

2015-08-02 23:15:56 | 日記

さて、レヴューの続き。7月26日(日)は「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第三十一夜」でした。横浜サムズアップでの、Izumi さんと、Izumi Oriental Dance School のインストラクターの、Acali さん、Yomi さん、Madoka さん、Kamar さんと、ハーレ・スルタンという、超豪華イベントとなりました。

本当に超満員で、危うく立見席になるか、という処までいった第三十一夜、サムズの新人スタッフの気の利かない言葉で、折角予約された方が2名、座れないと思って帰られてしまった事故がありました。この場でお詫びいたします。お店には厳重注意を致しますので、帰られた方々には、お許しいただきたいと思っております。

ともあれ、今までの最高動員数を記録し、Izumi Oriental Dance School の結束力の素晴らしさを目の当たりにした次第でした。

こうやって書くと、アラディーンの力が二の次のように勘違いしている、どこぞのエセ主宰者や、エセ・ミュージシャンが存在するので、ハッキリ言わせてもらうと、

アラディーンの猿真似グループを結成して、ベリーダンサーを呼んで、同じようなイベントをやれば、同じようになる、と思っているようで、現実にそういうイベントがあるのは確かですが、

他のグループで、この日のような嵐のような感動が起きる訳がないと断言しておきたいと思います。(まぁ、私の記事を読んでいる人は、以上のようなイベントを手放しで称賛するような人はいないと思いますが(笑))

この日のアラディーンの演奏はとても素晴らしかったし、ミュージシャン同士、それぞれ要所要所に「どうだ!」みたいな変奏を入れ込んで、とても楽しく演奏できました。つまり、お互いに尊敬し合える程の実力を持ったメンバー構成になったという証だと思います。

ハーレと同じく、ミュージシャンを余り褒めない Izumi さんも、「今回のアラディーンの演奏については、何のストレスも無かったです。」と言っていました(笑)

つまり、今までのアラディーンのメンバー構成だと、必ず誰かがオリエンタルではないこと、しかもヘンテコな事を仕出かしたりしていた訳でしたが、

終に、今回の編成になって、アラディーンはオリエンタル音楽を奏でられるオーケストラに成長した、という事であると思います。

ハーレも、本当に楽しんで踊っていて、とても素晴らしかった、と言ってくれました。

特筆すべきは、アコーディオンの絵実さんが、マリオ・キルリスのアコーディオン・バラディを上手に弾きこなし、またそれをリクエストしたYomi ちゃんが踊って会場を沸かせ、とても盛り上がりました。このアコーディオン・バラディは、アラディーンのレパートリーにして行こうと思います。

また、ハスィンも、とても楽しかったようで、Sawah では、歌の即興、つまり、マッワールも突然飛び出し、Izumi さんも愉しく踊っていました。

私の歌も「上手くなった」と、ダンサーの皆さんに褒められ(笑)

Izumi さん同様、余り褒めないAcali ちゃんから「またやりたい」と言われる位、とても満足のいく内容の夜でした。

さて、これから、この布陣のアラディーンをどうやって展開して行くか、嬉しい課題ですが、しっかりと考えて、更に展開して行きたいと思います。

 


ベリーダンスと音楽の夜 第111夜 後記

2015-08-02 04:18:15 | 日記

さて、レヴューが遅くなりましたが、7月25日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 第111夜」でした。今回は、長年来の友人であるトルコ人ダンサーのハーレ・スルタンに出演して頂きました。

実は、25日は出演しない予定だったのですが、色々あって急遽出演となりました。そういう事態だったので宣伝・告知が遅くなってしまい、集客が危ぶまれましたが、当日は満席御礼となりました。誠にありがとうございました!

とはいえ、この日見に来られた方は、とってもラッキーだったと思います。これだけ間近で世界的に活躍するダンサーのパフォーマンスが見られた上、ライブ演奏付きだった訳です。

ハーレは、友人だからと言って、ダンスのパフォーマンスや、バンドの演奏に甘い点をつける人ではない事は、彼女を知っている人ならば分かりきっている事なのですが、ハーレはとても今回のアラディーンの演奏を褒めてくれました。

彼女から褒めて貰える事は、とても光栄な事です。

今回、彼女の伴奏で、タクシームを披露したアコーディオンの絵実さん、カーヌーンのミッチー、ヴァイオリンの伸子ちゃん、そして私のウードと、それぞれの個性に合わせて、とても楽しそうに踊っていたハーレを見て、我ながら良いオーケストラになったなぁ、と思った次第でした。

特に、セトル・ホスンでは、打ち合わせに無かった、メロディ楽器全員のタクシーム回しに対しても、当然と言えば当然ですが、とても素晴らしいパフォーマンスを展開してくれ、本当にベリーダンスって素晴らしいなあ、と伴奏しながら感動してました。

毎年、この7月に出演して頂いているファラーシャも、終演後、「アラディーンさんの演奏は、安心して踊る事が出来る。」と言ってくれましたが、我々も、ファラーシャのずば抜けた音に対する反応を見て、彼女はハーレ同様、世界的なレベルのダンサーだと再確認した思いです。

また、去年に引き続いて、今年も出演して頂いたミホさん、9拍子のジプシーの曲は特に圧巻で、やはりベテランだなぁ、と思いました。

ファラーシャのお弟子さんのサラさん、ミホさんのお弟子さんのアンバーさん、共にとても素敵でした。

ハーレを迎えて、今回で第111回を数える事となった「ベリーダンスと音楽の夜」ですが、2011年の震災以降、不安定なメンバー構成だったアラディーンも、今回で新しい形でメンバーもほぼ固まって来た事もあり、サウンドも確立しつつあります。

この新しい流れを元に、色々と新しい展開を考えて行こうと思っています。

皆さん、これからもよろしくお願いいたします!