ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

本日(2019年5月31日)の聖教新聞で紹介されました!

2019-05-31 23:34:45 | ベリーダンス

今月はPCが壊れ、ウードが壊れ(ていた!)、体調も悪くしてw、それぞれに膨大な時間とお金を費やしたという、令和元年の初月でしたが、

去年の11月以来、トルコのTVのニュースで紹介され、クウェートの新聞で紹介され、エジプトの雑誌に紹介され、

極めつけは本日(2019年5月31日)の聖教新聞の5面の信仰体験のページで紹介されました!

お祝いのメッセージを朝から沢山頂き、昨夜は深夜の3時半に寝た私は、朝からお祝いの電話とメッセージでたたき起こされましたw

今日の聖教新聞の1面では池田先生が戦後の苦しい生活の中で出会った「草の葉」という詩集を編んだ、アメリカの民衆詩人、ホイットマンの生誕200周年の特集記事が組まれていてとても感動してます。

自分の記事を読むと少々気恥ずかしいですが、アラブ世界の楽器の王様であるウードのマエストロとして、これから更に頑張ってまいります!


ベリーダンスと音楽の夜 第154夜 後記

2019-05-29 03:23:16 | ベリーダンス

令和元年の第1弾となった「ベリーダンスと音楽の夜 第154夜」、無事に終了、素晴らしいショーとなりました。出演者の皆様、お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!

世間では、5月初頭の超大型連休となったGWや、トランプ大統領の来日など、様々なことが重なった5月でしたが、

私個人的にはメインのノート・パソコンの不具合によって散々だった5月で、あまり十分な準備ができずに本番に臨んだショーでもあり、ゲネリハでは結構間違えまくりだったのですが、

本番では、いつも以上にリラックスして良い演奏になりました。

今回は、ダンサーリクエストで、アラディーンのオリジナル曲によるパフォーマンスも多数演奏し、またオリエンタルの名曲でハスィンと私のダブル・ヴォーカルで歌も披露するなど、

アラディーンらしさが、しっかりと打ち出されたショーとなりました。

特に久しぶりの競演となったYildiz さんが踊った「水のほとりの物語」のイントロに「草原らしさを」という私の提案で、

アンディーのベースで馬頭琴を、絵実さんのアコーディオンで笙を、ハスィンのヴァイオリンでケマンチェを、そして私がホーミーを、という感じで作り出した音の空間は、とても刺激的でした。

毎回ではありますが、ダンサーの皆さんが踊るそれぞれの曲への衣装や、振り付け、パフォーマンスなど、皆個性的で、一人として同じではなく、それぞれの個性が前面に出るので、伴奏していて本当に面白い。

毎月このイベントを続けるのは本当に大変ではありますが、これからも、アラディーンの演奏で踊りたい人がいる限りは続けていく所存です。

皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

1部:
悟空(インスト)
Alf Layla Wa Layla(CHII)
Fi Youm Wa Layla(Remina)
Mejance(TOMOKA)
Faddah(Yildiz)
Wahashutiny(Lamia)
2部:
飛天(インスト)
ユーラシア(TOMOKA)
Min Hobby Feek Ya Garry(CHII)
水のほとりの物語(Yildiz)
Ya Msaharny(Remina)
Hayyart Qalby Maak(Lamia) 
Rakkas(Finale)

※写真は飯塚さんより頂きました。


当日席あります!明日はベリーダンスと音楽の夜 第154夜」へ!

2019-05-24 22:54:27 | ベリーダンス

明日はアラディーン主催の月例イベント「ベリーダンスと音楽の夜 第154夜」です。

席はまだまだ余裕がありますので、お時間のある方は是非ともお越しください。

オリエンタルの名曲は勿論のこと、アラディーンのオリジナル曲など、今回も盛り沢山の内容です。

皆さん宜しくお願い致します。

5月25日(土)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.154」
@中目黒 楽屋
TEL/FAX 03-3714-2607 
http://rakuya.asia/top.shtml
Open/17:00~ 
Show/18:30~ 2stage
Charge/4,500yen
ご予約はお店に直接お願いいたします。

ベリーダンス /Yildiz、Remina、Tomoka、CHII、Lamia

松尾賢/ウード
平井ペタシ陽一/ダラブッカ
安藤亮輔/ベース
佐々木絵実/アコーディオン
ハスィン・ジュベリ/ヴァイオリン


こちらも平成最後の「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 vol.44」(昼公演)後記

2019-05-02 01:36:19 | ベリーダンス

そして4月28日(日)は、こちらも平成最後となった「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 vol.44」(昼公演)でした。大勢の方にお越し頂きまして、誠にありがとうございました!

特に、昨年は台風の影響でやむなくキャンセルをされたであろう静岡県方面の皆様にお越し頂き、本当に感謝でした。

さて、昼公演は、毎回時間が限られているので、今回は曲間のMCをほぼ排した形の進行でした。

アラディーンのフル編成では初共演、そして本当に久しぶりとなったReiko さん、サムズ・アップでは初出演のIlayda さん、沼津からMomo さん、そしてここ最近毎年出演して頂いている、YOSHINO さん、Ayesha さん、Yasmina さんと、6名のダンサーの皆さんに踊って頂きました。

今までにないショーの構成でしたが、終了時間も予定よりオーバーする事もなく、無事に終える事が出来ました。

こちらは、ほとんどがエジプト音楽黄金期のオリエンタルの名曲で構成され、会場のサムズ・アップは広い上、楽屋(らくや)とは違った、音質の素晴らしい迫力ある音で演奏されるので、大曲にはピッタリの会場です。

今回、特に特筆すべきは新曲となる、盲目のウード奏者、サイード・マッカウィ作曲、ウンム・クルスームの「Ya Msaharny (ヤー・ムサハルニー):あぁ眠れない!」を演奏出来た事でした。

この曲にはとても思い入れがあるのです。

3年前に、サウジアラビア企業主催のプライベート・パーティーで演奏を行った時に、パーティー終了後の機材の片づけを行っている最中、主催者がBGMでかけていた曲で、その時、一緒に演奏しに行ったハスィンが曲の解説をしてくれ、何れこの曲をレパートリーにしよう、と話し合っていた曲でした。

ウンム・クルスームの曲は勿論名曲揃いですが、この曲はマカーム・ラーストで作曲されているので、曲調も華やかで、とても楽しい曲です。

ともあれ、サムズ・アップの広い会場とキャパの大きさ、そしてアラディーンの演奏、今後はこの場所を使ってもっと大々的にショーを行っていきたいと考えています。

令和を迎えた新元号時代においても、新たな気持ちで素晴らしいショーを続けて行きたいと思っておりますので、皆様、よろしくお願いいたします。

1部:
Alf Layla Wa Layla(Reiko)
Luxor Baladna(YOSHINO)
Wahashutiny(Ilayda)
Bayeed Annak(Momo)
Enta Omri(Ayesha)
Ana Bastannak(Yasmina)
2部:
ユーラシア~Parfum de Gitan(Ilayda)
飛天(Yasmina)
Set El Hosn(YOSHINO)
Eshuta Ya Amar(Reiko)
Nebtedi Min El Hekaya (Ayesha)
Ya Msaharny(Momo)
Rakkas(Finale)

※写真はイライダさんの御友人から拝借しました。


平成最後の「ベリーダンスと音楽の夜 第153夜」後記

2019-05-01 18:03:42 | ベリーダンス

令和元年の開幕、誠におめでとうございます!

さて4月27日(土)は平成最後の中目黒 楽屋での「ベリーダンスと音楽の夜 第153夜」でした。満席御礼、本当にありがとうございました!

今回は、初出演となるLu lu Rino さん、Noara さん、久しぶりの出演となるAyla さん、そして毎年出演して頂いています、Amani さん、Kahina さん、の素敵な5名のダンサーの皆さんに踊って頂きました。

毎回ではありますが、ダンサーの皆さん、それぞれの個性を活かした選曲とパフォーマンスでしたが、それをしっかりと支える事が出来るアラディーンのレパートリーの豊富さと、演奏力は私が主催のオーケストラではありますが誇らしい物があります。

ジプシールンバあり、今回、本当に久しぶりに演奏した「Los 7 velos(7枚のベール)」のような現代曲、そしてエジプト音楽黄金期の名曲といった、他では一緒に聞けない曲目を演奏できるのがアラディーンの唯一無二な特徴でしょう。

またオリエンタル音楽をベースにしたオリジナル曲、そして全てのメンバーの卓越した即興演奏!全てにおいて来ていただいたお客様に楽しんで頂けたと思っています。

ちなみに、長い事レパートリーしていた「Los 7 velos」は、フラメンコ・ダンサーのアイーダ・ゴメスのフラメンコとバレエを融合させた「サロメ」という舞台用に作曲された曲だそうで、映像作品として2002年に映像作品としてリリースされているそうです。舞台を作る過程のドキュメンタリーと実際の舞台を映像に納めた作品だそうですが、近い将来、アラディーンでもこういった作品をリリースして行きたい、と思っています。

さて、今回は、新曲のムハンマド・ムギー作曲、アブドゥル・ハリム・ハーフェズの「Kamel Al Awsaf(カーミリル・アウサフ:完璧な人」を演奏しましたが、アラディーン・オーケストラ・ヴァージョンでの豪華な音、我々も楽しみながら演奏していました。

今後とも、この勢いで駆け抜けていきたい、と思います。

皆様、よろしくお願いいたします!

1部:
天空の舞(インスト)
Fi Youm Wa Layla (Lulu Rino)
Los 7 Velos(Ayla)
月天子(Kahina)
Alf Layla Wa Layla(Noara)
Laylat Hob(Amani)

2部:
飛天(インスト)
Alla Bina Yallah(Lu lu Rino)
悟空(Ayla)
Magic Carpet(Kahina)
Ya Musaafer Wahedak(Noara)
Kamel Al Awsaf(Amani)
Rakkas(フィナーレ)