本日は、Jamilaさんのマイミクでもあるという、クウェート人の「J」さんがお客さんとして来てくださいました。
「J」さん、かなり懐かしかったらしく、私がタクシーム中に良く使う「サバー」というマカームに凄く反応していて、
「さっき、タクシームのときにサバーを弾いたでしょう?サバーはね、悲しみを表すマカームですね。アラブ人はサバーを聞くと泣きますよ。」
と、マニアックな意見を述べてくれ、私が出鱈目にタクシームを弾いていないことを証明してくれました(笑)
「J」さん、実はオリエンタル音楽のことを勉強していて、久々にマカーム談義で盛り上がりました。
「ヒジャーズは礼拝のときに使うんですよ。アジャムとかナハワンドとかはトルコで主に使われますね。」
「サバーはスーフィーのズィクル(歌唱)で良く使うんですよ。」
この辺の話は私がエジプトで習ったアラ先生や、シェイク・サイードの説明と一緒だったので、懐かしくアラ先生の講義とか、人懐っこいエジプト人達をを思い出しました。
やはり、ウードという楽器はアラブ人にとって特別な楽器なわけで、
もっと精進しなければな、と思いました。
そういえば、先日のL'oriental にもエジプト人の方が来ていて、褒めてくれました。
今年は、しっかりとオリエンタルをやっていきます!
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