ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

1・29の「ベリーダンスと音楽の夜」後記

2006-01-30 20:39:06 | インポート

超満員、真に御礼申し上げます。

また、折角寒い中、足を運んでくださったのに満員では入れなかった方々、本当に申し訳ありませんでした。

次回からは予約を入れてくださいね。

中には予約を入れて、会場に足を運ばなかった方々も多数いらっしゃったようでしたから。

またしても風邪っぴきで、本番を迎えたライブでしたが、素晴らしいミュージシャンとダンサー、そして足を運んでくださったお客様と素晴らしい一夜を創りあげることができました。

ホント、ミュージシャン冥利につきました。

今後とも「アラディーン」は、音に精彩と精進を更に重ねて行きますので、今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。

ちなみに、今日はダウンして一日中寝てます。


「ノーマッド・セッションvol.2」のリハ

2006-01-14 03:03:11 | 音楽

今日は、2月3日(金)に行われる「ノーマッド・セッションvol.2」のリハを行いました。

今回は、主催者側のたっての要望で日本のウードの第1人者である「常味祐司」さんとの共演。

常味さんの家に2度目の訪問とあいなりました。

今回は常味さんとウードのデュオ有り、ダラブッカでの伴奏有り、と内容は盛りだくさん。

ウードのデュオ、これが色々な意味でシビレました。

常味さんはウード一筋でかれこれ20年!

常味さんほどの演奏家って、アラブ世界でもそんなに見つけることは出来ないと思います。

うわ~、何でそんな音が出るんですか?って感じです。

更に、

「ケンちゃんのその運指では、多分『完全に弾きこなした』気になれないんじゃないかな・・・。」

という、噛んで含んだ、深~いアドバイスが様々聞けました。

う~ん、一緒に演奏できるだけで幸運です!!

大げさに聞こえるかもしれませんが、今後のウード奏者としての人生に大事な指針を得ました。

ノーマッド・セッション、頑張らねば!!

本物って、やっぱり違うなぁ。

今日は、謙虚に学ぶ姿勢、それでいて表現する時のパワーなど、色んな大事な話しが聞け、またひとつ進歩できた気がしました。

そうそう、今回は「バービーマコ」さんがダンサーとして出演してくれます!

乞うご期待!

今日は、2月3日(金)に行われる「ノーマッド・セッションvol.2」のリハを行いました。

今回は、主催者側のたっての要望で日本のウードの第1人者である「常味祐司」さんとの共演。

常味さんの家に2度目の訪問とあいなりました。

今回は常味さんとウードのデュオ有り、ダラブッカでの伴奏有り、と内容は盛りだくさん。

ウードのデュオ、これが色々な意味でシビレました。

常味さんはウード一筋でかれこれ20年!

常味さんほどの演奏家って、アラブ世界でもそんなに見つけることは出来ないと思います。

うわ~、何でそんな音が出るんですか?って感じです。

更に、

「ケンちゃんのその運指では、多分『完全に弾きこなした』気になれないんじゃないかな・・・。」

という、噛んで含んだ、深~いアドバイスが様々聞けました。

う~ん、一緒に演奏できるだけで幸運です!!

大げさに聞こえるかもしれませんが、今後のウード奏者としての人生に大事な指針を得ました。

ノーマッド・セッション、頑張らねば!!

本物って、やっぱり違うなぁ。

今日は、謙虚に学ぶ姿勢、それでいて表現する時のパワーなど、色んな大事な話しが聞け、またひとつ進歩できた気がしました。

そうそう、今回は「バービーマコ」さんがダンサーとして出演してくれます!

乞うご期待!

NomadSessionVOl.2

2月3日(金)
場所 恵比寿スイッチ
http://www.atono.co.jp/switch/
(問い合わせ)0357951887
OPEN 18:30
START 19:00
料金/前売り¥3000(ドリンク別)
当日¥3500(ドリンク別)

ノーマッド・セッション専用HP
http://www18.ocn.ne.jp/~nomad/

出演者:

::: Asian Session :::
立岩潤三(フレームドラム)
箕輪一広(フレームドラム)
谷口はるひ(フレームドラム、ヴォイス)
徳久ウィリアム幸太郎(倍音&ノイズヴォイス)
慶九(インド古典ヴォイス)

::: Arabic Session :::
常味裕司 (ウード) & 松尾賢 (ウード)
バービーマコ(ベリーダンス)

::: Spanish Session :::
長尾友太郎 (フラメンコギター)
今泉孝文 (カンジーラ、カホーン)


1/29(日)「ベリーダンスと音楽の夜 vol.3」

2006-01-05 03:44:25 | 音楽

1月29日(日)に私が主催するバンド「アラディーン」が、おなじみ高円寺のイラニアン・レストラン「ボルボル」にてライブを行います。

今回はメンバーが増えて、ダラブッカ、ウード(2)、バイオリン(2)、フルート、アコーディオンという、まさに小オーケストラ編成という井出達+3人の美女ダンサーという超豪華ライブになる予定。

曲も、この正月三箇日を費やして、選曲しました。

前回の11月26日と12月23日では、17~19世紀のオスマン・トルコ時代に書かれたオリエンタル音楽(1805年までエジプトはオスマン朝の支配下)を中心に演奏しましたが、今回の演目には12~15世紀に書かれたマグレブの音楽や、リビア、シリアの音楽を数曲とりいれてみようと思います。

選曲元は、「カラムス」という、スペインに残っている12~15世紀のアラブ音楽の曲を中心に演奏する音楽アンサンブル・バンドの「アル・アンダルースの素晴らしさ」(マーキュリーのM・Aレコーディングス、録音は1994年)から。

実は、このCDを8年前に買っていて、「いいなぁこの音楽。いつかこういうのをやれたらなぁ。」なんて思って、良く聞いていました。

買った当初は、普通の歌物のバンドをやっていた頃で、民族音楽に傾倒し始めた頃。

解説文も何もかもチンプンカンプンだったので、単なるBGMだったわけです。

しかし、運命とは面白いもので、久々に取り出してじっくり聞いてみると、「あぁこのリビアの伝承曲はマカーム・クルドだ」とか、色々と分かる事があり、演奏も出来るようになったというわけです。

もう、このCDは発売元では絶版になっているみたいですが・・。

この12~15世紀に出来た曲というのはシンプルでいて、名曲ぞろい。

実際、エジプトで苦労して手に入れ、日本に持って帰った楽譜の曲は、ほとんどが難曲で複雑。(メンバーの皆さん、そういう経緯がありますから勝手に許可なく他で演奏しないでくださいね。)

もうちょっと分かりやすくてリラックスしてやれる曲はないかなぁ、なんて探していたので、絶好のタイミングでした。

また、年末に、近くのCD屋で売り尽くしセールをやっていたのですが、運良く、クラシック物のCDが一枚200円で売っており、その中に、ちょうど15世紀以降のスペインの宮廷音楽物などがあり、それらを買って、カラムスのCDと聞き比べて、ちょっとした「生の音楽史」を体験したりしました。

というわけで「アラディーン」のライブ、お楽しみに!

1月29日(日)
「ベリーダンスと音楽の夜 vol.3」
@高円寺 BOLBOL
Open/19:00~
Show/20:00~ 2stage
Charge/2500yen with1drink

ベリーダンス /大藤キキ、Noel、FUMIKO

テディ熊谷/フルート
ミン・ケンキ/ヴァイオリン
及川景子/ヴァイオリン
今井龍一/ウード
松尾賢/ウード
檜山学/アコーディオン
空中紳士/ダラブッカ

※お問い合せ・ご予約は BolBol 03-3223-3277


充電中。

2006-01-04 02:37:09 | 音楽

昨日、今日と練習三昧だったため、日にちの感覚が麻痺してました。

しかも今日は昼に起きてから一歩も外へ出ずじまい。

ダラブッカ、ウード、そして最近はほとんど触る事すら出来なかったガット・ギターを、昨日、今日とずっと練習していました。

このぐらいずっと楽器を触っていると、普段は意識に上って来なかった演奏のための「微妙な感覚」を知覚してくる事ができますね。

実際、テクニックがついてくると、今度は、どのようにその技術を洗練させていくかがキーポイントになってきます。

音質、丁寧さ、フレーズなどなど・・・。

この二日間で、今までの演奏上の問題点や、普段の練習についての様々な解決策を見つけたような気がします。

いまさらですが、コピーはやっぱり大事ですね。

今月は、29日(日)の「アラディーン」のライブしか入っていません(泣)が、逆にそれを利用して、今年の活動の基礎固めを頑張ろうと思っているところです。

充電、充電。


明けましてオメデトウございます!!

2006-01-01 02:15:53 | 音楽

昨年はたくさんの事がありました。

1月に会社を退社し、

3月に念願のエジプトへ音楽修行旅行に行き、

6月末に帰国、「音楽一本で頑張ろう!」と腹を決め、

7月にタブラ・クワイエサの西日本ツアーに参加、

10月には東京ラマダーンを始め、様々なライブ活動が本格的に始まり、

11月には自分が主催するアラブ古典音楽を中心に演奏するバンド「アラディーン」を立ち上げ、

12月まで、怒涛のライブが続き、今後自分の将来にとって重要な仲間になるであろうミュージシャン達とセッションを多数行いました。

ホント、今年は素晴らしい出会いばかりで、物凄く飛躍できた1年でした。

昨日は、友人達とお酒を飲み「来年はみんなどうなっているだろうねぇ」とワクワクしながらポジティブな話をしていました。

今年は、本当に勝負の年!

行動は大胆に、作戦は綿密に、ガンガン行きます!

皆様よろしくお願いします!!