静岡市障害者協会主催の障害者プランの第9回勉強会のテーマは「小学校における難聴児支援 情報保障としてのノートテイク」。講師は、東海大学付属小学校に難聴児のお子さんを通わせている星野友美子さん。この間の経過があり私も短く報告しました。
星野さんのパワーポイントによる説明であらためて人工内耳の仕組みがよくわかりました。音の認識というのは、音を耳の鼓膜が揺れ、その揺れが内耳の中の蝸牛にあるリンパ液を揺らす、そこにある毛のよう有毛細胞がそれを電気信号として脳に伝えるのだそうです。
加齢による耳が遠くなるのは、有毛細胞が動かなくなる、先天性難聴の子どもはこの有毛細胞がもともと機能していない状態をさすそうです。人工内耳は、音を電気信号に変える装置を埋め込み蝸牛の中に20か所くらいの場所から信号を脳に伝えるものだそうです。
この装置によって普通の人が聞こえるラインを70%くらいカバーできるので、静岡の場所での会話は十分可能であるのですが、複数の音や雑音が多いところだと聞き取りが難しく、情報保障としての要約筆記=ノートテイクが必要になるとのこと。
5月27日に会派「虹と緑」として話を聞き、6月19日、7月17日、9月2日、11月6日とノート連絡協議会が開催、半年間で安東小学校学区に10月より特別教育支援員が配置され、東海大付属小学校で特別支援教育体制が始まる、までに至りました。
途中、6月9日に福祉大学太田教授訪問、7月28日市長要望がありました。親御さんの強い訴え、障害者協会の応援、要約筆記サークル「のぞみ」さんの技術的サポート、そして障害者福祉課、教育委員会学校教育課の連携が実現の大きな背景です。
まだ始まったばかり、3月20日に改めて、その成果の検証を行う予定です。関心をお持ちの方はご連絡ください。
星野さんのパワーポイントによる説明であらためて人工内耳の仕組みがよくわかりました。音の認識というのは、音を耳の鼓膜が揺れ、その揺れが内耳の中の蝸牛にあるリンパ液を揺らす、そこにある毛のよう有毛細胞がそれを電気信号として脳に伝えるのだそうです。
加齢による耳が遠くなるのは、有毛細胞が動かなくなる、先天性難聴の子どもはこの有毛細胞がもともと機能していない状態をさすそうです。人工内耳は、音を電気信号に変える装置を埋め込み蝸牛の中に20か所くらいの場所から信号を脳に伝えるものだそうです。
この装置によって普通の人が聞こえるラインを70%くらいカバーできるので、静岡の場所での会話は十分可能であるのですが、複数の音や雑音が多いところだと聞き取りが難しく、情報保障としての要約筆記=ノートテイクが必要になるとのこと。
5月27日に会派「虹と緑」として話を聞き、6月19日、7月17日、9月2日、11月6日とノート連絡協議会が開催、半年間で安東小学校学区に10月より特別教育支援員が配置され、東海大付属小学校で特別支援教育体制が始まる、までに至りました。
途中、6月9日に福祉大学太田教授訪問、7月28日市長要望がありました。親御さんの強い訴え、障害者協会の応援、要約筆記サークル「のぞみ」さんの技術的サポート、そして障害者福祉課、教育委員会学校教育課の連携が実現の大きな背景です。
まだ始まったばかり、3月20日に改めて、その成果の検証を行う予定です。関心をお持ちの方はご連絡ください。