まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

NHKーBS特集「THE STAR 谷村新司」、再結成「アリス」の「GOING HOME」

2010年01月30日 | ニュース・関心事
今日はフランス映画「未来の食卓」を観てその感想を書こうと思っていましたが、NHK-BSの谷村新司特集で再結成された「アリス」が登場、Sの番組に引き込まれました。歌の魅力「再発見」でした。

再結成での新曲が「アリス」が作詞、作曲という「GGOING HOME」。聞いていて心が和みました。観客に竹中平蔵慶応大学教授の顔もあり、音楽というものはイデオロギーの左右を問わないことを再確認。

竹中さんが「アリス」の演奏にのりの乗っている姿はほほえましくもあり、小泉構造改革路線の総括議論での発言が頭をよぎり、私も好きな「アリス」を共通言語にどう議論すべきか、考えてしまいました。

有機農業による学校給食を描いた「未来の食卓」、実に有機農業がフランスでどのように根付いていこうとしているのか、心に迫る映画でした。その映画の最後に、小学校の子供がうたう歌があります。

私はこの場面に感動してしまいました。農業の復権=有機農業の今後が政治と一体化するこのシーン。日本的に言うと「有機農業」に政治が重なるの避けようとする感覚、見事に乗り越えているフランスでした。

小学生のうたった歌詞に「世界の変革」が何度も出てきました。この曲が「ラ・マルセ-ズ」の替え歌なのか、実はよくわかりませんでしたが、映画のラストシーンにふさわしい歌詞でした。

24回もの「いのち」言葉の多用による鳩山首相の新たな決意

2010年01月30日 | ニュース・関心事
24回の「いのち」に関わるフレーズを繰り返した鳩山首相の施政演説。内閣官房参与の劇作家、平田オリザ氏の運出によるものとマスコミからの評価です。確かに、「いのちを守りたい」は意表をついています。

「いのちの政治」は現在は「みんなの党」に所属する川田龍平参議院議員の選挙スローガンでしたが、社民党の福島みずほ参議院議員が、それをパクリ、鳩山首相までもが時代精神として認知。

演説はガンジーの「7つの社会的大罪」までも引用しながら「新しい公共」という政治概念にまで結びつけ、最後の阪神淡路大震災と「いのちの政治」で締めくくる施政演説は情緒的です。

しかし、この情緒的な演説は鳩山首相の真骨頂でもあり、今回は多用されなかった「友愛政治」の使用も含め「お坊ちゃん的人間性」の総発揮で聞いているものを納得させてしまいます。

問題は小沢幹事長の政治資金の流れ、どのようにこの問題に締めくくりを与えていくのか、5月の普天間基地、25%削減の地球温暖化問題、民主党鳩山政権の命運のかかる5月、勝負どころです。

※写真は今日のアジアを考える静岡フォーラムでの青年海外協力隊OB隊員の報告風景。