まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

通常国会開会の日に自治体議員政策研究会

2011年01月24日 | ニュース・関心事
自治体議員政策情報センター主催の「地方-国」政策研究会、テーマは1、地方財政計画、2、林業政策、3、幼保一元化構想の3つ。今回の窓口をお願いした民主党・総務委員会理事、稲見哲男衆議院議員からマスコミ報道とは違った意味での地方分権巡る国会状況報告。

1のテーマについては総務省の自治財政局財政課の財政企画官の坂越健一さん。片山総務大臣の地方分権への期待が大きいだけにレクチャーの一言一言に集中。地方交付税含め地方財政確保のために最善の努力したとの自信に満ち溢れた方向性の提示でした。

林業政策については、林野庁肉木材利用課の課長補佐の中村隆史さん、森林・林業基本政策検討室の川村竜哉さんから、新政権発足後に大いなる政策変更があったとする公共施設建設に際しての国産木材を使用することの法律の中身に関しての説明でした。

幼保一元化政策については、子ども教育宝仙大学の池田祥子から、そもそも幼稚園や保育園がどのような歴史的経過で設置され文部省や厚生省という縦割り行政体制に組み入れられていったか、逆に打破すべき課題についての刺激的な問題提起を受けました。

3つのテーマはまさに国政での動きと密接関連する自治体に関わる大きな問題です。2月予算議会の審議するうえでの様々な刺激をもらいました。納税者の皆さんの声をどのように議会の中に反映させることができるか、私自身の力量が問われます。

1月30日・ガンダム広場での太鼓演奏に向けて集中練習

2011年01月22日 | ニュース・関心事
とにかく30日のガンダム広場での演奏に間に合わせるために曲のマスターが必要で、必死の自己練習とチーム練習に集中しました。頭の切り替えが必要です。太鼓演奏で使う脳の部分は日ごろの議員活動とは違う感じがします。

マラソンのためのストレッチや柔軟体操やっていると呼吸の所で鼻の息の流れ方が換わることが分かります。太鼓の練習も同じようにリズム、楽譜を読み込み体での反復練習で叩けるようになってくる感覚の違いが分かります。

曲目は「祭り開幕太鼓」「紅龍(ホンロン)」「楽楽」「二本竹」「山の神太鼓」そして「秩父屋台ばやし」の6曲ですが、どれもこれも久し振りに叩くものですから最初から覚えるようなものでかなりの悪戦苦闘。やるぞやるぞ。

チーム練習では1人でやっている時には叩けてもメンバーの叩く音や曖昧な覚えをしているとちょっとしたリズムのぶれや集中力が緩む時、頭が真っ白となり叩けなくなります。結局は反復練習で体覚えろという話になります。

メンバーとうまくハーモニーで来た時の感動も中々ですが、練習場所から離れるとすーっと感覚を失っていきます。一に練習、二に練習、三に練習。忘れないうちに今日も全曲を叩いて30日に間に

アジアカップ、アウエイで日本3-2でカタールを破る

2011年01月22日 | ニュース・関心事
1点を選先取された後の日本、アウエイという不利な環境で1点を奪い返し、更に2点目も先取され、尚且つ、吉田選手のレッドカードで10人という厳しい闘いの中、2点目、そしてゴール前での粘りのドリブルを制しての3点目。

だんだん強くなる日本チーム。ワールドカップでの試合が思い起こされます。すごく安定感を感じます。準々決勝はイランー韓国戦の勝者との闘いですが、韓国が勝ちそうとの予測の中、アジア勢の頂点にたって欲しいものです。

3点目を日本がゴールしたときのカタールの応援団のシーンとしたスタジアムの雰囲気。スポーツでの一つの試合に過ぎませんがあの彼等の落ち込み状況、不思議なほどにその気持ちが伝わってきました。闘いは勝たないといけません。

次の試合は25日。楽しみです。

静岡市公営住宅整備計画案

2011年01月21日 | ニュース・関心事
1月26日からパブリックコメントが始まるという静岡市市営住宅整備計画案。第一章 計画の目的と位置づけ 1、計画策定の背景と目的 2、計画期間 3、計画の位置づけ 第二章 視の住宅事情 1、人口・世帯 

2、住宅事情 第三章 市営住宅の概要 1、市内の公共賃貸住宅の概要 2、入居者の状況 3、これまでの取り組み 第四章 市営住宅の空き家と応募事情 第五章 既存ストックの課題・基本理念と目標 1、既存ストックの課題

2、基本理念と目標 第六章 整備計画 1、基本方針 2、供給の目標及び管理戸数 3、団地整備計画 第七章 計画の実現に向けて 資料1 団地建設年代一覧表 資料2 高齢化各区上位10団地 資料3 団地別整備スケジュール

という全体像。資料必要な方はご連絡下さい。ポイントは4つあります。第1は新規の団地は建設はしないということです。団地の耐用年数は70年と見込み、35年経過するものから更新を始めていたこれまでを前提を見直す。

第2は、新設しない代わりに70年を目指して長命化対策を取る。第3に、空きや減らしていく。現在、市営住宅は7553戸空き家は1277戸(耐震やエレベータ整備などの為に仮移転先のための政策空き家は1079戸、純粋は198)。

第4は必要な住宅については民間借り上げを検討する。既に静岡市最大の市営住宅である安部口団地では、第1から第6棟について住民説明会を行い別棟に引越してもらう、棟自体を解体する事業が始まっています。

公共施設の更新について少子高齢化の中で単純に立替とはいかない中、縮小・統合・廃止の選択をしながら財政計画を立てていく必要についての考え方を体系的にどのように行っていくかです。機会を見て詳細に報告します。

 
 

「外交官 黒田康作」シリーズに外務官僚の実態をみる想い

2011年01月21日 | ニュース・関心事
「外交官 黒田康作」シリーズが映画「アマルフィ」のテレビ版としてフジテレビで始まりました。映画は勿論観ていて「事件は現場でおきている」という名セリフを残した「踊る大捜査線」の逆バージョンで注目。

この外交官シリーズが「あの終わりのシーン」からして続編があることは予測できましたが、TVシリーズとしての登場とは。ただ、視聴率は13%台で、いまひとつということのようですが面白く観ています。

そんな中での中国・胡錦濤国家主席の米国訪問は、GDPで世界に第2位に踊りだした中国の外交攻勢、新たな世界秩序を作り出すことへの自負心が今回のボーイング社の航空機200機の購入など3兆7000億円もの経済取引です。

ミスターX氏が前原外務大臣に北朝鮮訪問「横田めぐみ」さん引渡しシナリオを提示しているとの未確認情報もある中、外務省に「外交官 黒田康作」は存在しているのか、尖閣列島ダメージを克服できる展望があるのか、です。

鈴木宗男氏と組んでロシア外交を展開した佐藤 優氏の「外交官の質の低下」という指摘に現役外務官僚がどのような反論を持つのか。いずれにしても、国家権力の崩壊過程とも思える菅政権状況。どう考えたらいいのでしょうか。

菅政権の「税と社会保障」をどう考えるべきか

2011年01月20日 | ニュース・関心事
内閣改造を果たした菅政権、朝日新聞や読売新聞、経済界、労働界の全面的バックアップという不可思議な権力基盤を形成しながらその目標を「消費税アップと社会保障」「TPP参加と強い農業」の二つに絞りつつあります。

野党は、与謝野大臣を標的に「総選挙=解散}をかかげながらもその本気度が問われ始めます。統一地方選挙を闘う自治体議員にとってこの難局の中での自己主張のポイントをどこに定めるていくか、苦悩抱えての選挙戦です。

静岡市議会議員選挙は2年後ですが市長選挙を抱える静岡市、菅政権の「税と社会保障」についてどのように考えるべきか、基本線をまず押さえようと虹と緑しずおかフォーラムでは下記の勉強会を開催することになりました。

2011年1月25日(火)19:00 テーマ「税と社会保障」 講師 山崎秀和さん(静岡商工会事務局職員) 静岡市民文化会館

税金とは何か、消費税アップに賛成か反対か 少子高齢化、製造業のアジアシフトの中で社会保障は成り立つのか、などの議論の場です。尚、1月28日11:50 市議会応接室「事業仕分けランチトーク」は「子ども手当」がテーマです。

阿久根市長選挙、市長リコール派・西平氏が当選

2011年01月19日 | ニュース・関心事
864票差をつけて現職竹原信一市長をリコール運動を続けてきた西平候補が当選。翌日の当選授与式のあとただちに仙波敏郎副市長を解任、竹原市長の専決処分で半減となった職員のボーナスを元に戻すことを明らかに。

同じように専決処分された議員の日給制については「市民からの議会への厳しい批判ある中での議会として是正案を示してほしい」と議員リコール投票が2月20日に迫る中、議会にボールを投げた形となりました。

今回の阿久根市長選挙結果は、河村たかし名古屋市長の「減税日本」としてしかけた「トリプル投票」や橋下とおる大阪府知事の「大阪維新の会」しかけている大阪再編構想にどのような影響をあたえるのか、大いに注目です。

大方のマスコミが市長による議会リコールや「総とっかえ」方式のポピュリズム手法に「二元代表制」の下で議会と丁寧で十二分な議論を行うべしとの批判的論調。私もその立場ですがどんな結果になるのか予断を許しません。

議会がこのような批判を受ける理由は、「二元代表制」の本来の機能を果たしていないことにつきます。少数意見を代表する議員どおしの連携スタイルと一人の大統領を選ぶ形での政治スタイルは手法においては異なります。

しかし、市民自治にトレーニングされた政党、政治家が求められるという意味では同じことです。静岡市長選挙においてそうしたことがどのようにあらわれてくるのか、いらいらしながら現状を注視している私です。

北九州市の紫川のマイタウイン・マイリバー事業で建築都市局 都心・副都心開発室へ視察

2011年01月18日 | ニュース・関心事
視察の二日目は北九州市の紫川のマイタウン・マイリバー事業で北九州市建築都市局 都心・副都心開発室の職員の方がパワーポイント37枚のシートを丁寧に全体事業の最初から最後までを説明していただきました。

もともと北九州市は5つの市が合併したものの均等の予算配分開発方式でうまくいかず、前市長の時代に「都心 副都心」という集中開発区を設け、その都心に流れる県管理の紫川を国・県・市3分の1負担での特区再開発。

市長が建設省出身で縦割り方式でうまくいかないなら法律を変えろとの強いリーダーシップのもとで総額3610億円、公共が1000億円、1990年から2011年の20年間事業。治水対策から親水・街づくり総合事業。

城下町であるがゆえに道路網が脆弱、紫川に橋を架けることで道路強化、しかもその端には太陽の橋、木の橋、風の橋、火の橋、水鳥の橋とユニークなデザイン。公園整備も含め広大な憩いの場も作りながらの事業。

市民や商業者からは「そんなものできるはずがない」絶えざる行政との衝突=対話を乗り越えての完成までにこぎつけようとしている姿勢は学ぶべき点が多数ありました。この事業で観光客は22万人から44万人に倍増。

静岡の大道芸で106万人という数字を知る立場からすると、北九州市はやはり観光の町というより八幡製鉄に代表される企業の町。紫川の堤防そばにTOTOの本社があり煙突から煙がもくもく。ちょっと街の性格の違いも。

ただ、説明の前の議会事務局長の政令市でピークが106万人の人口が98万人、減っているがこれは八幡製鉄の生産拠点の移動があるにもかかわらずこの数字は街づくりに成功しているとの自信に満ちた発言は探索必要あり。

開発室の方が政令市・静岡が北九州に学ぶ点は街の核が旧静岡・旧清水と二つあるという意味においてとと語る姿勢も大いなる刺激を受けました。静岡市が他都市視察にどう説明しているのでしょうか。


大雪で新幹線ダイヤ乱れる中、名古屋市視察

2011年01月17日 | ニュース・関心事
朝の寒さと新幹線ダイヤを気にしての名古屋市での「雨に強いまちづくり 総合的な浸水対策の推進 名古屋市上下水道局技術本部 計画部下水道計画課」、「河川地区の活用 堀川 納屋橋地区 名古屋市緑政土木局堀川総合整備室」をテーマに、「総合治水及び海岸保全対策特別委員会」視察でした。

近年の2000年、04年、08年の集中豪雨で内水氾濫による都市型水害のひどさについてはよく知られています。名古屋市としては、原則一時間60ミリ降雨へのハードな対応、過去最大一時間97ミリの床上浸水の解消を目標にした総合的な浸水対策についての説明を聞きました。

麻機遊水地事業は市街化区域の水量を遊水地という調整区域での貯水機能を持たせることや大谷川放水路で防ごうとする手法とはおのずと異なりますが、ポンプを使っていることに関心を持たざるを得ませんでした。私の住む城北地区でも一時的な内水氾濫の水量をポンプで排水する措置をとっています。

質問は、ポンプで排水するといっても排水先の川の体力である水を受け入れ流量が対応していないと目標達成は難しいのではないか、ポンプ排水状況を住民に知らせるホームページなどあるとのことであるが、私の地元でも県管理河川で情報収集が難しいが、情報の一括管理先があるのか、という2点でした。

前者については、確かにその通りで現在ではまだ河川の整備目標は達成されていない、雨水貯留装置や浸透水などで段階的に処理することを進めている、また、排水状況など雨の全体像をつかむのはなかなか難しいがいろんな諸機関でのリンクによる総合情報化に努めている、とのことでした。

堀川の整備事業は、政令市・名古屋市の河川管理権獲得を前提にした特例的なものですが、清水区の巴川を考えると参考になることを感じました。名古屋市では今日から、議会解散の住民投票、阿久根市ので選挙結果踏まえ、どんな展開になるのか、緊張感と雪であふれる名古屋視察でした。


センター試験、国語に挑戦するもレベルの高さに圧倒される

2011年01月16日 | ニュース・関心事
昨日のセンター試験、雪による遅れなど被害は少なかったようです。朝刊に載っているセンター試験の国語に挑戦してみました。59歳、18歳の若さには勝てないだろうとは思いましたが、試験問題のレベルの高さに先ず驚き。

高齢者のグループホームの場所が民間の家を活用していることから、バリアフリーの高齢者用施設がこれまでの身体の中に埋め込まれた家=空間との共存関係を結果として壊すということその意味を探るという問題提起。

このからだの動きと空間関係論を更に発展させて、青木淳さんの「原っぱと遊園地」に重ね、「特定の行為のための空間を作るのではなく、行為と行為をつなぐものそれ自体をデザインするような建築をめざす」を結論づけます。

その普遍的な問題提起を「暮らし」の住居に戻し「住宅は目的にしたがって仕切られてしまった」と。かっての木造家屋を活用しようとするグループホームの本質的意味を「身体ー空間」関係論として考えよという試験問題です。

極めて論理的であり今日課題が試験問題となっていますが、難解だろうなという気持ちとこれを解く高校生の姿が目に浮かびました。因みに漢字問題が5つあるのですがやってみて4問正解でした。でも、すごいですね、今時の高校生は。