まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

2011年静岡商工会議所の賀詞交換会に参加

2011年01月06日 | ニュース・関心事


2011年静岡商工会議所賀詞交換会(会費5000円)は会頭・はごろもフーズ株式会社会長・後藤康雄さんの「企業づくり、地域づくり、基盤作りを目指す」挨拶で始まりました。参加者はきらびやかな会場に400名くらいでしょうか。

来賓・川勝知事は持論の「ふじの国づくり」、頭の良さに油断したウサギでなく亀のようにじっくりと、リニアに絡んでの新幹線駅空港地下駅建設やニュージランドに匹敵する安心、安全、品格ある県づくりにまい進する等の挨拶。

小嶋市長は、合併した両商工会議所の賀詞交歓会への感慨、ホビーフェアの成功と「偽」ガンダムめぐる中国からの取材、久能山東照宮の国宝化、第2東名の3つのスマートインタ―、2次総で毎年500億の投資額確保等成果中心の挨拶。

国会議員では、牧野衆議院議員「川勝知事、静岡市長と同じ立場で静岡を世界の中心に」、田村衆議院議員「民主党陳情窓口副本部長として皆さんに貢献したい」、更に小林衆議院議員、榛葉・牧野・岩井参議院議員からも一言挨拶。

後藤会頭含め14名くらいの方との名刺交換。木工用カッターから液晶カッターへ転身しつつある松岡カッター女性取締役の方のお話は面白かったです。こうした方々と市議会議員との関係、役割とは何だろうと自問自答でした。

初競り、安竹議長は超元気!

2011年01月05日 | ニュース・関心事
朝の5:15に水産、6:30に青果の恒例の初競りが行われ参加しました。老朽化のせいかマイクの音響が悪く小嶋市長、牧野衆議院議員、安竹市議会議長など発言が聞き取りにくく何を言っているかほとんど分かりませんでした。

来賓紹介で小長井県議、小田巻県議、天野一県議、佐野市議、早川市議、佐地市議、深沢市議、上川前衆議院議員、そして私が紹介されました。安竹議長は超元気!水産・初競りはマグロが次から次に落札されていきます。

青果・初競りは、ニンジンやほうれんそう、やまいもなどですが、ニンジンが二つに切られて半分半分になっているパックには驚きました。大手量販店の進出で魚屋さん、八百屋さんが少なくなり扱う荷がどんどん減っています。

知り合いの水産、青果で働いている人にもご意見を聞きましたが厳しい現状について話を聞くことができました。「まつやさんは経済関係の委員会?」と聞かれましたが、「違いますが、県議時代から参加しているのでと」。

終了後、1カ月に1回という流通センター前での街頭演説は時間もあったことから7:30きっちりから始めました。ただ、電池切れかスピーカーの音質が悪く、市場のマイクの件を言えた義理ではないと反省、早速、取り換えました。

明日は、安西橋で街頭演説です。

静岡新聞1月4日の憲法に関する社説はなかなかだ!

2011年01月04日 | ニュース・関心事
静岡新聞が継続的に憲法問題について世論調査をしてきたことは平和をテーマにした市民団体だけでなく一般市民からも高く評価されてきました。昨年末に県民800人対象の調査結果が1面、3面、社説と報じられています。

1面「憲法県民調査本社調査 9条改正容認40%超 厳守14%、04年来最低」、3面「尖閣、北朝鮮が背景か 9条改正4割容認 菅外交不信にじむ」、社説「冷静に安全保障を考えよう」と見出しが並びます。

「北朝鮮も極めて付き合いにくい、やっかいな”隣人”だ。その暴発を押さえ込めるかどうかも、結局中国次第だろう。中国との決定的な対立を回避し、周辺アジア諸国との連携を強化する上で、9条に象徴される「平和国家」の旗を降ろすことはマイナスだ」。

中日新聞元旦社説と比較するとやや弱さもありますが同じ流れの中にあり、この社説姿勢は重要です。因みに中日新聞元旦社説の見出しと概要です。

「年のはじめに考える 歴史の知恵平和の糧に 主権と領土の覇権競う 対外進出を促した怒り 貴重な外交資産生かせ」

-成長する中国やインドの状況は主権と領土をめぐる覇を争った二十世紀初頭に似ており、当時の日本が犯した愚である日露・日清戦争は国民の不満に突き動かされて強硬な対外進出だった。中国に懸念を示すだけでなく国の破滅を招いた痛苦な経験を中国に助言すべき。「非核三原則」「武器輸出三原則」を足かせと考えるのでなく貴重な外交資産としてこそ日本が世界に尊重される道。


今更ながらの「人口減×高齢化×財政難」という日経新聞特集

2011年01月03日 | ニュース・関心事
日経新聞の新年特集企画が「三度目の奇跡」をテーマにしていることは1日、2日のブログで全国新聞社の社説や特集記事としてお伝えしました。その中の一つにこの「人口減×高齢化×財政難」が取り上げられています。

「未知の難題 日本を覆う 放置すれば衰退の一途」と「バブル崩壊後の失われた20年間は、長期にわたるデフレ、そして急速に進む高齢化や人口減という、世界でどの国も直面したことない未知の難題に直面している」と。

実はこのテーマは昨年の元旦での特集企画として取り上げられたおり、逆にこの危機を生かす日本の取組みで世界をリードしようと主張されていました。同じ問題意識を2011年度も取り上げれれていることになります。

1955年に8927万人、2004年に1億2777万人、これをピークに2046年に1億人は割り、2055年に8993万人。50年間に3800万人増え、50年でほぼ同じ人数が減少。問題は、高齢者人口が高まり生産年齢人口が激減することです。

50年前1人の高齢者(65歳以上)を10人で支えていたものが現在3人に1人、55年に1人で1人を支えます。これは既に言い尽くされてきた議論ですが、新政権の下で本気で議論されていないことへの警鐘となっています。

その象徴が年金納付率となって現れます。勿論「消えた年金」への不信もありますが、若い世代が「どうせ自分たちはもらえない」との不信が広がっています。「子ども・孫のツケで酒を飲んでいる年金世代」との批判まで。

静岡の市長選挙でこの問題はどう取り上げられていくのか、これも大きな政治争点です。


7大新聞社の元旦1面の特集記事の「見出し」

2011年01月02日 | ニュース・関心事
総じて4月の統一地方選挙に各紙が多くのページを割いています。静岡新聞社が1面に「議会基本条例 早期制定 県議半数超す 市町議長は慎重派多数」と県議会議員、市町議長へのアンケート結果特集。政令市議も対象にして欲しかったです。

毎日新聞社が1面に「首長VS議会ルール整備 議長に召集権 住民投票に拘束力 自治法改正案 提出へ」。この間の阿久根市市長が議会を開かずに専決処分を繰り返したことや名古屋市長の議会との対立など材料に大阪橋下知事や東国原宮崎知事の動向も。

読売新聞社の1面は「警視庁公安資料 流失2日間告知メール 長官名使い捜査員へ 内部反抗と断定」とテロ情報流失事件。検察庁特捜部の証拠改ざん、海上保安庁のビデオ流失と権力基盤そのものがメルトダウン状態への危機感からでしょうか。

朝日新聞社の1面は「子どもや若者のあしたへ。希望の橋を懸けたい。まず、小さな白熱教室から。教育 あしたへ 答えは対話の中に 教えずに教える」。2面も「教育とは 次世代につなぐ試み追う」「まず先生から進化する」と全面教育特集。

日本経済新聞社の1面は、明治、戦後に次ぐ三度目の奇跡をと人口減少、長寿社会において次世代にツケを残さないをテーマに「先例なき時代に立つ 外で作り、内で創る 安住やめ親世代を越える」。資料が結構分かりやすいです。

中日新聞1面は「患者情報ネット共有 バーチャル・ホスピタル 全県で連携 「診療 高水準に 2月から実証実験」、産経新聞1面は「神に挑む 「命」「性」・・・消えた境界 ボーダー その線を越える時」。やや小ぶりな特集記事です。

それぞれに社の特徴が出ています。菅政権の通常国会前の内閣改造や大連立など分析はほとんどどこも同じ。私としては「グローバル化時代の市民自治」をキー概念でこの1年を分析してみるつもりです。早速1月中旬から韓国の自治体議員がやってきます。


恒例の7大誌元旦社説を読む

2011年01月01日 | ニュース・関心事
各新聞社の社説とその概要を紹介します。全社が菅政権の現状を憂い打破に向けた提言を掲げています。

毎日新聞 「2011の扉を開こう 日本の底力示す挑戦を 写楽、歌麿で再起の勝負 元気を引き出す仕掛け」
 ー江戸に書店を開いた蔦谷重三郎が、幕府の出版統制で一時厳しい経営境遇に陥るも写楽、歌麿による役者の「大首絵」で大ヒット、その浮世絵がゴッホなどヨーロッパ世界に影響を与えた。その起業家精神に学べ。5つの課題に道筋をつけ元気な日本を再建すべし。経済の再生と地方活性化。安全保障と通商基盤の確立。少子高齢化対策。社会保障と消費税増税。人材確保と教育の再生。

中日新聞 「年のはじめに考える 歴史の知恵平和の糧に 主権と領土の覇権競う 対外進出を促した怒り 貴重な外交資産生かせ」
 -成長する中国やインドの状況は主権と領土をめぐる覇を争った二十世紀初頭に似ており、当時の日本が犯した愚である日露・日清戦争は国民の不満に突き動かされて強硬な対外進出だった。中国に懸念を示すだけでなく国の破滅を招いた痛苦な経験を中国に助言すべき。「非核三原則」「武器輸出三原則」を足かせと考えるのでなく貴重な外交資産としてこそ日本が世界に尊重される道。

産経新聞 「年のはじめに 「ひこばえ」に思う国会再生 「一国平和主義」色濃く 伝統が政界企業育てた」
 -鎌倉鶴岡八幡宮の突風で倒れた樹齢1000年の大銀杏からすばやい処置で新芽「ひこばえ」が成長。倒れた幹はぽっかり穴が開いていたが日本の安全保障の空洞化、一国平和主義に重なる。国家はやすやすと崩壊する。日本製作所は、皇室の伝統守り刀剣作りを守り通し今世界の8割の原子炉容器の製作を占める。占領引きずる枯木から「ひこばえ」を育むことが日本の希望である。
 
朝日新聞 「今年こそ改革を 与野党の妥協しかない 人類史で初の体験 もう財政がもたない 民主は公約を白紙に」
 -人口減少社会という人類初の危機に、あれもこれもでなく、税制と社会保障の一体改革、環太平洋パートナーシップ(TPP)への参加の二つを進められるかだ。立ちはだかる世界最悪の財政赤字。社会保障制度の組み換え、TPPにたえられる強い農業をめざせ。甘い公約を疑い、現実を直視すべき。民主党は公約を白紙に戻し、与野党が大胆な妥協に踏み出すことで霧を晴らせる。

静岡新聞 「年の初めに 視野を広げ一歩を踏み出そう」
 ー「「失われた20年の”漂流”を止め新たな進路を定められるか、民主党政権の正念場。国民の「失望」は「政治への無視」に変わる。菅首相は初心に戻るしかない。現実とかけ離れたマニュフェストに振り回され借金は最悪ノシナリオ。階層や年代の対立を越え痛みを分かち合いの思いを共有したい。農業保護ではジリ貧、TPPには参加。統一地方選挙で票を恐れて痛みを避けるな。

読売新聞 「世界の荒波にひるまぬニッポンを 大胆な開国で農業改革を急ごう 日米同盟の強化が必須 経済連携参加を急げ 消費税率上げは不可欠 懸案解決へ政界再編を」
 -ニッポン丸は漂流どころか沈没の危険。尖閣列島、北方領土での外交力の劣化は、沖縄にかかわる日米同盟をおろそかにしたからだ。食糧安保の観点は重要だがTPPに参加すべき。社会保障の充実には消費税値上げしかない。菅首相は大衆迎合的なバラマキ政策マニフェスとは撤回し、懸案解決のための1,2年期限の政治休戦、「連立政権」を形成、その後に総選挙で国民の信を問え。

日経新聞 「国を開き道を拓く 世界でもまれて競争力磨く志を再び 過信もあきらめも捨て 八方美人の政治は有害」
 -来年は団塊世代が65歳となり経済が低迷、公務負担増なら国は破綻する。指導層が「日本は大国、改革叫ぶのは大げさ」という時代錯誤。技術に強い日本、経済開発と国内の改革、国を開き道を拓いた明治人の気概に学びたい。TPP参加は急がれる。外科手術が必要なのに痛み止めを続けている民主党政権は自民党と同じ。政治家と経営者は大転換期に重大な責任をおっている。

明けましておめでとうございます。

2011年01月01日 | ニュース・関心事
新年おめでとうございます。

政権交代した民主党政権の「右往左往」は「移行期の矛盾故か、民主党の未熟さ故か、私自身の見誤り故か」。
しかし、落胆と失望してばかりおれません。

2011年静岡市最大テーマは何といっても3月政令市長選挙。

名古屋市、阿久根市の「市長と議会」の対立は、ポピュリズムか市民自治か、この国の民主主義の在り方そのものを問いかけています。

私の友人・稲村和美・前兵庫県議の「成長戦略より成熟戦略」を掲げた全国最年少、尼崎女性市長誕生に大きな勇気を貰いました。

昨年は、同僚の宮澤けいすけ議員にサーフィンに誘われるも相良海岸でろっ骨にヒビ、完治まで3カ月と年寄りの冷や水!?

今年は『もしドラ』にはまり気分は「青春」?!ですがウサギ年生まれ、1月30日ガンダム広場で太鼓演奏、3月6日駿府マラソン10キロ、3月30日「還暦」。

本年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

2011年 元旦