ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

あ~しんど!

2009年09月17日 | 音楽とわたし
今日は朝からいっぱいの日。

まずは朝一番、人前演奏恐怖症の男性のレッスンから始まり、ピラテスに行って一汗かき、部屋の掃除と洗濯をしながらピアノの練習(おいおい、ナガラかよって?はい、最近の練習はなにかと組み合わされることが多いです)。
昼から子供達のレッスンが1分の隙間もなく入っていて、夕方6時半に終了。
そのまま、薄焼きせんべいとお茶持参で、旦那を助手席に乗っけてマンハッタンまで行きました。

まだちょっと腰に痛みが残っているのに、わたしがマンハッタンに行くっつ~と必ずついてくる(きてくださる)旦那……
わたしがミーティングやリハーサルをしている間、好きなところをブラブラ歩き、ビールを一杯飲んだりベンチに座って本を読んだり、通り過ぎるマンハッタン人を観察して楽しんだりするわけです。
そして用事が終わったわたしと合流して、ちょっと軽く食事してから帰ります。

今の家は、マンハッタン直通の電車だと半時間もかからないし、駅から歩いて5分もかからないし、超便利だというのに、まだ一度も利用したことがありません。
ま、そりゃ、どちらかというと車の方が便利だし、駐車の問題さえクリアすればお得だし、旦那は無料の路上駐車ポイントを見つける天才だし、
一緒に行くって言ってくれてるのだから、ありがたくその好意を受けなければとは思うんですけどね。
それに、今日みたいに夜遅くなるような時は、やっぱり車の方が安心かもしれません。

ということで、今日は『秘密のアンコール曲チーム』の合わせがありました。
まだコンサートを迎えてもいないのに、にゃ~にがアンコールじゃ!って怒らないでくださいね。
とりあえずですね、もし、もしも、もしものもしも、「アンコール!」というありがたいお声がかかった時のことを想定して、有志(ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ1名、ピアノ1名、ソプラノ1名)で、『コン・テ・パルティロ(Con Te Partirò)』を演奏することにしました。
『コン・テ・パルティロ(Con Te Partirò)』、またの名を『Time To Say Goodbye』は、イタリアの歌手、アンドレア・ボチェッリの代表的オペラティック・ポップです。
イタリア語の本題(Con Te Partirò)は『君とともに旅立とう』という意味らしく、英題の意味とは真逆?!
わたし達は、コンサートの終わりに演奏するので、もちろん英訳の方。ええ加減ですなあ……

今夜はわたし、作曲をちょっとかじった人間として、あっちゃこっちゃ文句つけて♪をいっぱい変えちゃいました。みんな~ごめんちゃい
でもまあ、かなりすっきりしたというか、それぞれに演奏しやすくなったと思います。(なんちゅう自信?!)

ってなことを9時過ぎまでやって、それから近所の居酒屋で待ってる旦那のとこまで行き、美味しいにぎりをちょこちょこっといただき、またまた助手席に旦那を乗っけて戻ってまいりました。


今日の旦那の失言。

車がマンハッタンに入ってからは視線は窓の外に。今日は運転しなくていいし、もう堂々の通行人見物です。
「いったいあのかわい子ちゃん達はどっから来るんやろ(もちろん英語)」

ぼそっと抜かしよったのをわたしは聞き逃しませんでしたよ。
旦那は日頃から、頭にふっと浮かんだ言葉をポロッと口から出してしまう癖があります。
あまりにえげつないことだった時は必死になって出さないようにするのだけれど、「あ、これは言わない、言うたらあかん」って必ず言います。
それだけで充分、大体の予想がつきます。前後の話の内容から想像すればいいだけですから。
今日のはあまりにも素だったので、ツルルッと出てしまったようです。ささやき声でしたけど。
自分の思いを声で聞いて焦った旦那は、しばらく動きを止めてわたしの様子を観察し、出方を探っていました。その間1分ほど。
そしてやっぱり聞かれてたと分かるや否や、支離滅裂な言い訳をし始めました。
まあ、今夜の程度なら、別に日常茶飯事、どうってこともない内容なので、さらりと許してあげました。
ほんと、困ったもんです



 
コメント
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