ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

春と弟からの『お楽しみ箱』がきた!

2018年04月18日 | ひとりごと
大阪の弟が送ってくれた『お楽しみ箱』が、誕生日の二日前の金曜日に着いた。
えらい散財させて悪いなあ悪いなあ〜と思いつつ、いつもすご〜く嬉しくて…。

なにやら今日本でとても流行ってるらしいバックパック、それから大好きな萌黄色のペアカップ、韓国土産のスカーフ、うんこ漢字ドリル(実物をやっと見た…)、窓の結露取りワイパーとリモコンカバー、それからみんなへのDVD。


ありがとね〜!みんな大事に使わせてもらいま〜す!


さて、いつ来るかいつ来るかと心待ちにしていた春が、夏と肩を組んでやって来た。
そんな春&夏日が二日続いたら、ポンちゃんがあっという間に花を咲かせ始めて、

これが第一日目。




これが二日目。








みるみるうちに満開になった。

家の前の猫の額庭でも、急に春。
















去年、道端に群生しているのをせっせと引っこ抜いてたら、実は誰かさんの敷地内で、叱られながらもしっかり頂いてきた行者ニンニクさん、ニョキニョキ生えてきた!




玄関ポーチにも春。




うちのトラ。



その二日目の土曜日は、ACMAの役員会議があったので、マンハッタンに出かけて行った。
この季節に、みんなが待ちに待った春がやって来た日に、しかも週末に、マンハッタンに車で出かけるのは得策ではないと、この日は電車で出かけることにした。
電車に乗ろうがバスに乗ろうが車で走ろうが、渋滞にさえ引っかからなければ30分弱で行けるという不思議さ。
ペンシルバニアステーションに着き、そこから夫は散策に、わたしは会議にと、別れ別れに行動した。

会議はいつもパリパリに緊張する。
わたし以外の役員の意見を、聞き逃したり聞き間違えたりしたくないし、たまには自分からちゃんと意義のある意見を言いたいから。
だから会議の終わり頃になると、脳みそがビィ〜ンと痺れたみたいになる。
そんな時に、
「あ、そうそう、7月から始まるオケの練習で一曲振る?」と突然聞かれ、「あ、はいはい」と答えてしまった。
「でも、どの曲を?」
「ヴェルディのラ・トラヴィアータかバッハのコンチェルト」
「え??」
「で、今年の12月のカーネギーデヴューしてみるか」
「ええっ?!」

じわりと汗が滲んできた。
やばい…マジで勉強せにゃいかん!
めちゃくちゃ焦りつつも、夫と待ち合わせた場所までの道中、ニマニマとにやけてくる。
ちっちゃい頃からの夢が、今頃になって、こんな形で叶うとは…いやあ、あの時死ななくてよかった。


サメの落書きと妙にマッチしてる。


ニューヨーク・タイムズ社。


大好きなブライアントパークにも、ようやく春がやって来た。




マンハッタンのビルディングは、いつでも楽しい。




誕生日の前祝い?に、コリアンタウンでちょいと贅沢。


食べ終えたらすぐにお代わりが運ばれてくる、種類も豊かな前菜が、コリアンフードの楽しみの一つ。どれもこれもすご〜く美味しかった。







一日の終わりに、二人で一緒にドラマかスポーツかニュース番組を1時間ばかり観て、何にも考えない時間を過ごす。
そうすることで、その日の考え事や緊張から心身を解放し、ベッドに入るのは夫だけで、わたしはその後からブログ記事を書いたりするので、せっかくのリラクゼーションが台無しになると夫は呆れている。
最近、わたしたち二人がハマっているのがコリアンドラマ。
最初は英語字幕で観ていたのだけど、日本語字幕でも観られるサイトを見つけてからは、机の上に二台のパソコンを置き、夫は英語字幕、わたしは日本語字幕の設定で、せぇ〜のぉ〜でっ!のかけ声でクリックして観ている。
おまけにドラマを観る前に、ハングルをちょいと学ぶという熱の入れようで、身の回りに韓国の人を見つけたら、試しに何か言いたくて、だから多分、わたしたちに捕まってしまった人はいい迷惑だと思う。
このレストランでも、かじりかけのハングルを言ったり、知らない言葉を尋ねたり、店のスタッフさんたちはきっと、いい年をしたオタク夫婦に呆れていただろう。


誕生日当日は、5月初旬のコンクールに出るソフィアちゃんと、初めての本格的合わせ練習&レッスンをした。
本番までにたったの二回しかできないので、一回一回がめちゃくちゃ大事だ。
だから2時間ぶっ通しでやった。
いろんな音源を聴いて、わたしなりに曲を理解して、ピアノ伴奏譜のアレンジもして、練習&レッスンに臨んだのだけど、
17歳のソフィアちゃんは飲み込みが早く、あれよあれよという間にグングン良くなる。
もう少し近ければなあ…と残念に思う。


夕方に、次男くんとガールフレンドのエレンちゃんがクィーンズから来てくれて、みんなで一緒にベトナム料理を食べた。
贈りものは、よく切れると評判の包丁とお風呂の入浴剤。
最近、愛用している包丁が、いくら研いでもあまりよく切れなくなっていて、ちょいとイライラしてたのだけど、どうして彼にそれがわかったんだろう…。
彼のプレゼントには、いつもそういう不思議がある。


毎回、家族や友だちに祝ってもらえる誕生日。
ありがたいなあと思う。
また次の誕生日を健康に迎えられるよう、無茶をせず、よく学び、よく笑い、よく食べ、よく眠る。
なんかいまだに成長してない気がするけれど、それはまだこれからも成長できるということでもあるのだから、ワクワクドキドキする気持ちを忘れないように頑張ろう!
コメント (2)
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