ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「戦争をやめろ!戦争反対!プロパガンダを信じるな!この人たちはあなたにウソをついている!」

2022年03月15日 | 世界とわたし



ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、日を追うごとに酷いニュースが耳に入ってきます。
その中には誤報やプロパガンダも混入していて、一体何が本当なのかよくわからなくなってしまいます。
いろいろな方々の話を聞いて、いろいろな方面からの現状を見て、自分なりに理解しようと思うのですが難しいです。
これまで聞いてきた中で、この方の話がとても興味深かったので、1時間10分と時間は長いのですが、ぜひ聞いていただけたらと思います。

ロシアのウクライナ侵攻①

ウクライナは左上部に位置します。

冒頭の7分弱の部分だけでも、「なるほどなるほど」と何度思ったかしれません。
プーチンの大統領になり方が非常に汚かった。
首相時代、モスクワの3都市で起こったテロ事件をチェチェン人の仕業に違いないと断定する。
少数民族、イスラム教徒というのを利用して、イスラムに対する偏見を利用してイスラム教徒のテロだという話に持っていく。
チェチェン共和国の首都グロズヌイを空爆し、チェチェン人を悪者扱いし、第二次チェチェン紛争を引き起こすことで人気を得て大統領になった。
ではなぜプーチンは、このチェチェンにこだわったのか。
ロシアは、チェチェンの右側、カスピ海沿岸一帯の、バクー油田(19世紀での石油の半分を賄っていたほどの採掘量を誇る)などで有名な非常に豊かな石油と天然ガスを、世界に売り捌いてボロ儲けをしたかった。
チェチェンが独立してしまうと、ロシアの富の源になるパイプラインを管理するのが難しくなるというので、空爆などで独立を阻止している。
ジョージアはチェチェン同様、パイプラインが通っている。
今現在、侵攻しているウクライナにもパイプラインが通っている。

プーチンが仕掛ける侵攻・戦争の本質、天然ガスと石油のパイプラインの利権である。
何度だって言いますが、戦争は人殺しです。
土地や資源を奪うために、自分たちが潤うために、ありとあらゆる手を使って理由や話を作り上げ、権力と金を使って世論を煽り、人と街を破壊する戦争は、この世で最も愚かなことです。
世界中の国が放棄すべきことです。
こんなことを一井の市民であるわたしが言ったところで、世の中は何も変わらないじゃないか。
そんな思いが込み上げてくるたびに、わたしはわたしに言い聞かせます。
変わらなくても言い続けていこう。
それが人として生まれたわたしの使命ですから。
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