ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

汚染水を処理水? トリチウムを親しみやすくするためにゆるキャラ? 復興庁の狂気

2021年04月14日 | 日本とわたし



復興庁は13日、東京電力福島第一原発の処理水に含まれる放射性物質トリチウムの安全性をPRする目的で作成したチラシを発表した。
チラシには、トリチウムが自治体の広報で使われる「ゆるキャラ」のようなかわいらしいデザインのキャラクターで登場する。
 
チラシでは、トリチウムが雨水や海水、水道水、人間の体の中にも存在すると説明。
人間の体内で蓄積されずに水と一緒に排出されることや、海洋放出の際に濃度を大幅に薄めるため、海水中の濃度は基本的に水道水と同レベルになるなどと紹介している。

ー中略ー

復興庁の担当者は、トリチウムをキャラクターとして表現した理由を、
親しみやすさという意味が大きい。『善』でも『悪』でもない中間的な感じを目指した」と説明している。

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もう開いた口が塞がらない。
もう本当に終わっている。
今回海洋に垂れ流すと決めた水は処理水ではなく汚染水。
トリチウムはもちろん、ストロンチウム90などの複数の放射性物質に汚染されている。
トリチウムを除く62種類の放射性物質を取り除く処理を行ったものが、放出が決まった「処理水」だと報道されているらしいが、トリチウム以外の核種をゼロにできないと、東電のウェブサイトにはっきり書かれている。
それ報じる新聞テレビはあるのか?

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