ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

五輪選手と関係者は全員毎日検査するって言うけど、感染したら試合を棄権する覚悟が必要なオリンピックなんてする意味あるの?

2021年04月23日 | 日本とわたし
(↑タイトル写真は川崎重工が製作した無人のPCR検査機です)

いろんなことで腹を立ててきましたが、これ↓にはもう頭のてっぺんから火を吹きそうです。

いやあー、これどう思われます?
国民のことはずっと放っておいて、オリンピック選手や関係者には原則的に毎日検査って…。
東京でさえもいまだに1日1万回以下の検査数なんです。
オリンピックの選手と関係者を合わせると、2万人から3万人になるのだそうです。
その人数を毎日検査するって言ったんですよ。
検査には医療関係者がその場所に居なくてはなりません。
今でさえ検査も人手も決定的に不足しているのに、大勢の医療関係者を選手村に留めることになります。
先ずは自国の国民が検査したい時に簡単に無料で受けられるシステムを作ってからの話でしょって思いませんか?
腹が立ちませんか?
こんな風に国民はとことん棄てられて、政治家と関連企業はオリンピック特需と利権で大儲け。
バカバカしいにもほどがあります。

バカバカしいといえばもう一つ。
検査で陽性が出た選手は直ちに隔離されます。
するともう競技には出られません。
予選通過しても本選には出られなくなるってことです。
そんな選手本人の技量や成績が至らなかったのではなく、ウイルスに感染したからという理由で、最後まで戦えない可能性が無きにしも非ずの大会なんて開催するべきではないと思います。
これまでオリンピックを目指して頑張ってきた選手が気の毒だと言って開催をゴリ押ししようとしていますが、こんな環境の中で参加させることの方が無責任だし、万が一変異株ウイルスに感染してしまうようなことがあったら、後遺症も含め、後々の選手活動にも支障が出るかもしれません。


今回の緊急事態宣言だってそうです。
IOC会長のバッハ氏が来日する5月17日に合わせて日程を組んでいるのが見え見えです。
そんな緊急事態ってありますか?
緊急事態がいつまで続くかは、自治体や政府の対応の良し悪しで決まります。
今までの1年以上にもわたる期間に、日本政府がまともな対応をしたことがあったでしょうか?
対応にはいつも利権が絡み、中抜きが当然のように行われてきました。
これまでの様子を見る限り、どうせまた検査数などを操作して、結果も都合の良いものに変えて、収まったように見せかけて誤魔化すはずです。
さらに、緊急事態宣言を発令する際の十分な補償も協力金も用意していないだろうし、検査拡大の確かな道筋も、減収や人手不足に悩む医療機関への補填や支援もやらないつもりでしょう。


新型ウイルス感染被害が世界中で広がっています。
こんな時にオリンピックを開催するなんて絶対に間違っています。
東京オリンピック開催には断固として反対します。

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