ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏のひとりごと

2020年07月04日 | ひとりごと
明日の7月4日は『独立記念日』。
いつもだと花火やパレードで大いににぎわう日なのだけど、さらに今回はちょうど週末の土曜日、しかも天気は快晴!なのだけど、楽しい催し物は全てキャンセルされた。

これは昨日のニュージャージー州知事からのメッセージ。
・本日7月2日より、カジノ、ミュージアム、水族館、図書館、屋内のアミューズメント施設(ボーリング場など)、屋外のアミューズメント施設等が再開される。
屋内の施設では、マスク等の着用が義務づけられる。
・責任ある行動をとり、連休を楽しんでほしい。

・本日7月2日より、屋外での集まりの人数制限について、250人から500人に緩和する。
・NJEDA(経済開発庁)より、中小企業向けに、オンラインのサービス提供に関する技術支援プログラムを開始する旨発表。
・本日7月2日時点のデータにおいて、10万人あたりの新規感染者数は全米42位(まうみ注・ちょっと前まで2位だった?!)にまで下がったが、入院者数は全米11位1日の死者数は全米3位と引き続き高い。
・手洗い、マスク等の着用の徹底をお願いする。

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もう元通りになることはないけれど、できなかったことが少しずつ減ってきた。
でもここで油断はできない。
アジアの感染とは違う何かがここには存在する。
もちろん人との接し方そのものが違うし、文化や風習も違う。
何よりマスクをつける習慣が皆無で、挨拶で他人の体に触れるのが当たり前だったこと、靴で家の中を歩き回ることが、ウイルス感染に拍車をかけた。
けれども違うタイプのウイルスが混沌と存在しているのは、民族の坩堝の国アメリカの、それも州ごとに法律まで違うほどに広大な国のさだめなのかもしれない。
でももうみんなマスクをつけることを厭わない。
マスクをつけていないと入れてもらえないし、自分はもちろん他人を守る意思が無い人間なのだと思われてしまうから。
今回のコロナ禍での数少ない良かったことの一つは、今後は花粉やインフルエンザの季節に、なんでマスクをつけてくれないの〜😭と嘆かなくてもよくなったことだ。


さて、これは単なる私事だけど、今年の夏は日本に行けない。
3年続きで、けっこう長い期間を真夏の日本で過ごしていたので、あの「くぅ〜〜あっつぅ〜〜い💦」という感覚が妙に懐かしい。
屋内と屋外を隔てるドアの前に立ち、よ、よし、行くぞ、外に出るぞ!といちいち覚悟しなければならない級の暑さと湿気は、ものの数日もすれば慣れた。
比べてこちらの夏は、気温が上がっても湿度が低いので、物陰にさえいれば暑さはあまり気にならない。
昨日は朝から晩まで、扇風機さえいらなかった。

なので昨日やっとけばよかったのだ。
だけどレッスンの始まりが早い日だったので気が乗らず、湿気が高くなった今日、あっという間に汗まみれになって、2本のソメイヨシノと畑の世話をした。
桜の葉っぱは今も盛大に穴が空いている。
元気に背が伸びてきて、葉っぱもどんどん増えてくるのだけど、どの葉も必ず穴が空く。
だから葉っぱの一枚一枚、それも裏表ともに、木のお医者さんから教えてもらった薬を塗っていく。
一番上の葉っぱには手が届かなくなった。
もっと伸びて背が足りなくなったらどうしたらいいんだろう…一体いつまで穴空きは続くんだろう…。
不安だし面倒だしほんとに世話が焼けるんだけど、手間ひまかけてるからかなんだか愛おしい。

畑はまたまた雑草だらけで、けれども虫の餌にもなってくれるので、適当に引いて適当に残す。
小さなタネからこんなでっかいカブさんが育ってくれた。


茄子も続々と花が咲いている。

オクラさんも元気。

酸性雨で一度へこたれそうになったけど、見事に復活してくれたトマトさん。


もう3年も前のタネだったけど、やっぱりニョキニョキ育ってくれてる紫豆さん。

今年はビーツさんもでっかくなりそう。
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