毎年毎年繰り返し起こる『豪雨』。
洪水災害がどんどん広がっています。
九州での雨は4日から降り始めました。
本日午前1時過ぎ、大分県日田市で、筑後川が再び氾濫し、その10分弱後に、同県由布市で、大分川が氾濫しました。
そして同日午後には、岐阜県と長野県に大雨の特別警報が発表されました。
午前7時半に行われた気象庁による記者会見では、
「特別警報を発表した市町村では、これまでに経験したことのないような大雨となっている。
土砂崩れや浸水による何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、命を守るために最善を尽くさなければならない状況だ」という見解が出されました。
これまでに経験したことのないような大雨。
これ、毎年のように言われていませんか?
そして毎回、たくさんの人たちが被害に見舞われ、命を奪われていませんか?
3年前の九州北部豪雨では、40名の方々が亡くなり、2名の方々が行方不明になりました。
2年前の西日本豪雨では、263名の方々が亡くなり、8名の方々が行方不明になりました。
この時、すでに被害が出始めていた時に、首相まで参加して、『赤坂自民亭』での酒盛りが行われていたことが話題になりました。
速攻で削除されるとか?
— 君に届け!滑稽新聞@空気を変える (@akasakaromantei) June 19, 2020
では!
拡散します。
(Monakaさん)
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そして去年、東日本台風(19号)では、86名の方々が亡くなり、3名の方々が行方不明になっています。
豪雨は毎年のようにやってきています。
そして毎年、「これまでに経験したことがないような大雨」と言って、対策対応が後手後手になっているのです。
どうして「想定外」の防災体制を作り直さないのでしょうか?
今ある防災体制では間に合わない、絶対的に足りない、そういう災害が毎年のように起こっているのに。
川の氾濫をこれまでの堤防で防げるのか、防げない場合はどういう新しい措置を取ればいいのか。
避難場所の環境はどうか。
プライバシーを尊重することはもちろん、今は新型コロナウイルス対応のための空調や、家族以外の人たちとの間隔も空けなければなりません。
安倍政権はこれまで、災害を無視し、被害地や被害者を無視してきました。
野党から散々せっつかれてもなお、救済するための措置を取るまでの時間が長く中途半端です。
安倍政権時に起こった災害で、被災地の方々が満足した救援が行われたことがあったでしょうか?
「明日は我が身」と思ってしっかり自衛してください。
そう言って丸投げされたままではありませんか?
今朝早く、今度は長野県の3箇所に、大雨特別警報が発令されました。
岐阜県下呂市の飛騨川が氾濫したのです。
【岐阜・下呂市 #飛騨川 で氾濫】
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) July 8, 2020
岐阜県下呂市では、雨は小康状態になっています。飛騨川は濁流が押し寄せているような状況です。
岐阜・長野に #大雨特別警報 pic.twitter.com/V7Z2SICbco
雨は止んでいるようですが、大雨のあとは土砂崩れや川の増水が起こる場合があります。
どうかどうか、できる限りの備えと最悪の想定、いわゆる想定外の予想の元に、先々に行動を取ってください。
これまでにも何度も、日本の自衛隊を救助隊という名に変えて、世界屈指の救助活動が行える部隊にして欲しいと言ってきました。
消防隊に、レッドサラマンダーにせよ高機動車にせよ、各都道府県市町村に最低1台ずつ配備するべきだと言ってきました。
豪雨や巨大台風は国難です。
そして日本は世界でも有数の地震大国でもあります。
政治家はこの夏、『GO TO キャンペーン』などにうつつを抜かしていないで、即刻自然災害(特に豪雨と台風)の対応に全力を注ぐべきです。
このキャンペーンもきっと、中抜きピンハネが横行する税金ドロボーたちのための企画に決まっているのですから、
それに使う巨額費を、そっくりそのままコロナ禍で苦しんでいる事業者や店舗、そして倒産寸前の病院に分配するべきです。
本当に苦しんでいる人たちの手に、家や仕事や会社を失わなくても良いだけの支援を渡すべきです。
そして災害対策、防災措置の一新にも真剣に取り組み、早急に対応を実行するべきです。
でももし、万が一、安倍政府から、(今回に限り)先手先手の防災措置を発表されている場合はお詫びします。
日本の新聞テレビを観ることができないので、誤解しているかもしれませんから。