ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

日本を「気味が悪くて行きたくない国」に貶めた、安倍政権とIOCの「無能無策」

2020年02月15日 | 日本とわたし
昨日の新型コロナウイルスの続きです。
今わたし、毎日起きている間中、日本の状況を調べています。
息子と彼の婚約者が東京のど真ん中の、しかも観光客が大勢訪れる場所で結婚式を挙げることになっていて、
その挙式と披露宴に参加するべく、夫の両親、14歳の娘がいる姉家族共々、日本を訪れることになっているからです。
みんな健康で若かったらここまで心配しなくてもいいんですが、80歳の義父は癌治療の真っ最中ですし、義母も持病を抱えています。
孫息子の、それもとても伝統的な日本の挙式に参列することを大変楽しみにしている両親に、今回はやはり見送った方がいいのではと言うべきかどうか…。
息子たちもきっと、とてもがっかりするでしょうし。
そんなこんなの、かなり個人的な問題なのですが、毎日悶々としながら過ごしているわけです。
で、やはりTwitterで目に止まったものを、また列挙させていただきます。

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いきなり、こんな厳しい記事が目に入りました。
そりゃそうでしょう。
各地で行事のキャンセルが続く中、意味不明の自信に基づいた(?)、ただただヤルヤル宣言をしているのですから。

友人のsarahちゃんが、こんなツイートをしていました。
その通りだと思います。
いまだに指定感染症止まり、しかも湖北省しばりの体制では、治療を受けられないままの人が続出してしまいます。

海外での報道も毎日続いていて、どんどんその量は増えてきている感じがします。
世界保健機構(WHO)は、新型コロナウイルスによる新たな感染が、中国国外で劇的に増加していない、との見方を示した。
ただし、横浜港に停泊中のクルーズ船は除くとしている。
これは、13日の会見で述べたもの。

マイク・ライアンWHO広報官:
感染が確認された国の数に変更はない。
ダイヤモンド・プリンセスの事例を除き、中国国外で劇的に感染が増えたとの報告は受けていない。
これが現在の状況だ。
私たちは今も、各国政府に対し、感染拡大に備える必要があると伝え続けている。
横浜港で隔離されているクルーズ船だが、これまでに218人の感染が確認され、中国国外において最もCOVID-19感染が広がっている場所となっている。

13日、ダイヤモンド・プリンセス船内から、さらに44人の感染が確認された。
日本政府は14日、一部の高齢者の下船を(finallyという言葉を使っていました。長い時間を経てついに、という意味の単語です)認める方針だ。


楽しみにしていらっしゃった方が大勢おられたでしょうし、関係者のみなさんの無念は計り知れませんが、正しい判断だと思います。

なのに東京都と政府は、マラソンとオリンピックは何が何でもやるつもりのようです。

昨日までに確認された感染者の方々の事情が少しずつわかってきました。

でも政府はまだこの状態。

だからこんな気持ちになるのもわかります。

それにほとんどのマスコミも加担している?!

これが【速報】扱いで報道されるなんて、もうこちらの友人知人には恥ずかしくて申し訳なくて言えません、こんなこと。

こういうことを数年かけて粛々と行ってきた政権ですから…。

それに引き替えお隣の国韓国では、

そして中国からの観光客が多いマカオでは、

さらに最も大変な状況にある中国からは、

まだこんな状況が続いているのに、です。

政府はこの後に及んでもまだ、労働者の「休業補償」について何の方針も出していません。
 
感染症の専門家の方々を交えた会議も行われていませんでした。

感染症に対する予算を上げるようにとの、前々からの提案も無視しまくっていましたし。

それどころか、こんなどさくさ紛れの節操がないことまで…。

参考までに。


SCMP NEWSの報道。


というわけで、やはりこの、郷原弁護士の提言が、この今の日本の危機的状況を打開する名案だと思うのです。

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