来週の月曜日の早朝に出発します。
新型コロナウイルスの日本国内の感染者数は、現在728人、死者3名、
安倍自民党政府の極めてお粗末で無責任な感染管理のせいで、日本国内に大変な感染被害が広がっています。
政府は保身のためなら平然とウソをつき、事実を述べようとする者の口を塞ぎ、さらにウソを強要するということを繰り返してきました。
今回のこの感染に関してだけはきちんと正直に、その結果がどんなに政府にとって痛手になることでも事実を報告する、なんて事をするはずはないと思うのです。
それに加えて、インターネット記事やこちらでの報道を見るにつけ、不安はどんどん大きく膨らむばかり。
ということもあって、80歳ペアの夫の両親の訪日を辞めさせるべきかどうか、息子である夫とその姉は、何度も話し合ってきました。
米国CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は今日、「新型コロナウイルスが日本で広がっているが感染経路が不明」だとして、日本への渡航に際しては、咳などをしている人から離れるよう、各自で充分に注意するように」と発表しました。
今のところ注意のレベルは3段階のうち最も低いレベル1で、渡航の中止や延期の勧告までには至っていません。
でもこの注意レベルが突然上がり、渡航中止になってしまう可能性が全く無いとも言えません。
本当にどうすることが一番賢明なのか…。
もしこの旅行が長男くんの結婚式のためで無かったら、もちろんとっととキャンセルしていたでしょう。
ああ悩ましい…。
なんてことを書いていたら今、義父から電話がかかってきました。
ドキドキしながら横で聞いていたら、荷物をできるだけ少なくしたいので、向こうで洗濯する場所が見つかるかどうか、という質問でした。
はあ〜義父は腹が据わっているというかなんというか…。
さて今日は、夫が自分で考えた英語版と日本語版の、披露宴での挨拶文の校正をしました。
ずっと自分は挨拶とかは大の苦手であがり症だから、人前で話すのが平気なまうみがするべきだ、などと文句を言っていた夫ですが、なんのなんの、とても良い挨拶文でした。
日本語の方も(ローマ字表記ですが)なかなかの出来で、きっと出席させるみなさんにも楽しんでもらえると思います。
今週の土曜日の午前中でわたしの仕事も終わるのですが、生徒や親御さんからは、
「まうみ、旅行楽しんで来てね。息子さんの結婚おめでとう」の後に、「必ず無事に帰って来てね」と言われる今回の旅…。
安倍政府のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客に対する対応は、国際的な批判を浴びています。
この新型肺炎の特徴として、高齢者の方が重症化しやすいというものがありました。
このクルーズ船には高齢者の乗客が大勢乗っていました。
その二つのことを知っていながら、専門家を交えて対策を練ることもせず、脅威を軽視し、感染防止に最適な環境を整えることもしませんでした。
そして先日から始まった乗客の下船は、問診と検温をしただけで、念のための隔離は一切行われていません。
乗客の中には、もう一度検査をして欲しいと頼んだり、隔離を希望した人がいたようですが、それも聞き入れられず、各自公共交通機関を使って自宅に戻ったそうです。
それを聞いた夫は、深いため息をついたまま何も言いませんでした。
症状が無く、検査をした時には陰性であっても、後で陽性に変わる可能性があるウイルスなので、どの国でも一定期間隔離することが必至であると認めているのに、
問診と検温だけで自由に移動をさせた政府の対応は、当事者である乗客はもちろん、その家族の不安を増長させ、濃厚接触者を増やしてしまうことにつながったのです。
義母は全員の分のマスクを、そしてマスクにスプレーするための(感染予防に適するオイルを調合した)エッセンシャルオイルを、夫は体の免疫力を高める漢方薬を調合したパウダーを作り、それらを持ち歩くつもりです。
何せ、こんな非常識なことを堂々と言う議員の党が与党で、今や独裁体制に突入しようとしている国を訪れようというのですから。
クルーズ船内の感染予防が不十分だったのではないかとの疑問が出されている。今回のオペレーションの最優先の目的は3700名の乗客乗員の中に何名いるかわからぬ保菌者が入国し国内で感染が広がることを阻止する事だ。これには成功した!
— たけみ 敬三(自民党 参議院議員・東京) (@TakemiKeizo) February 20, 2020
この自民党議員は、今回のオペレーションの最優先目的は、3700名の乗客乗員を入国させないことだった。これには成功した!と言うのです。
730名近くの感染者と2名の犠牲者を出してしまった事の反省と謝罪の気持ちなど、ひとかけらも見えません。
長々と続いた一強政治が、一つの党を肥大させ、腐敗させ、そのために国が崩れてきたことを、この新型コロナウイルス騒動で目の当たりにしているのだと思います。
とにかく、わたしたちは出発します。
土曜日の朝には、わたしたちの留守の間、家猫の空と海の世話を担当してくれる甥っ子が、シアトルからこちらに来てくれることになっています。
全てが無事に済み、みんなが全員無事に戻ってこれるよう、八百万の神さまにお願いしようと思います。