最近実は、ちょっとだけ新規店舗の開拓をサボリ気味でした。
理由は大きく二つありまして、ひとつは自由に店を選べる状況の飲み会がなかなか組めないこと。そしてもうひとつは、新規開拓をしなくても、「いつもの店」に代表されるように、充分に楽しめるお店が結構あることです。
ただ、いくら現状で楽しいと言っても、新しい刺激が無いといずれマンネリになっていくのが人間というものでして、気が付いたときに多少無理やりでも新しいお店を探した方がいいんですよね。
ということで、今日は秋葉原で新たに見つけたなかなかのお店を紹介します。
お店の名前は「杉のあかり」。ちょっと変った名前の居酒屋さんですが、東京では珍しい富山郷土料理が楽しめるお店として、その筋の方には割りと有名なお店だったようです。
では、まずはお通しから。

見るからに上品なお通しですが、味も優しくてとても気が利いています。
一番左のゴボウなどはちょっと珍しい料理でしたが、佃煮やなんこつの梅肉和えが割とはっきりした味付けなのに対して、ゴボウの風味を残しつつサッパリと仕上げてあって、これだけで安心して飲めるなぁという気分になれました。
続いてはキュウリのたたき。

この日は、ガッツリ食べるというよりじっくり飲みたい気分だったため、つまみはサッパリからスタートです。
きゅうりが瑞々しくて、胡麻の香りがいい仕事をしていました。
こちらはカワハギとホタルイカの七輪焼きです。

杉のあかりさんの七輪焼きはいろいろな種類があって、好きなものをテーブル上の七輪で自分で焼くスタイル。
この時はたまたまカワハギと(せっかく富山のお店なので)ホタルイカを頼みましたが、ほかにも美味しそうなネタが揃っていましたので、七輪焼きメインで日本酒をちびちび…なんていうのも楽しそうです(^_^)
取り分け後の写真になりますが、こちらは治部煮です。

治部煮というと金沢の郷土料理なイメージですが、富山を含めて北陸全般で食べられているんでしょうね。
具材についてもある程度のバリエーションがあるようですが、私は治部煮そのものについて詳しいわけではなく、この日食べた治部煮がオーソドックスタイプなのかどうかは分かりません。
ただ、ダシの効いた素朴な味がとても美味しいと感じましたし、また食べてみたいと思いました。
ちょいとお酒のペースを上げるため頼んだ、珍味三種です。

どの珍味もお酒にばっちり合いますが、真ん中にホタルイカが入っているのがいかにも富山らしいですね。
いわゆる沖漬けというヤツですが、漬かり方がちょうど良いのは新鮮なホタルイカならでは。こういうところにもお店のこだわりが感じられて、ちょっと嬉しくなりました。
でも、富山の代表と言えばやはりこれ、白海老です。

もう八月も終わりですから、さすがに生で…というワケにはいきませんが、カラッと揚がった白海老はとても美味しかったです。何と言いますか、白海老特有の甘みですかね、それはしっかり楽しむことが出来ました(^_^)
ええとですね、ここまで来て最後にお肉が欲しくなり、角煮を頼んでしまいました(^_^;)

お箸でスッと割れるぐらいに柔らかく煮込まれています。

豚の角煮もどちらかというと上品な純和風のタイプ。こちらのお店は全般的にやさしい味付けが多いですが、富山の郷土料理っぽいイメージを損なうことなく、全ての料理に統一感がある気がしました。
一度行っただけで全てが分かるはずもありませんが、こういうお店なら何度も行って確かめてみたい、そんな気分になれたのはとても良かったと思います(^_^)
杉のあかり
千代田区神田平河町1 第三東ビルB1F
03-3866-9715
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理由は大きく二つありまして、ひとつは自由に店を選べる状況の飲み会がなかなか組めないこと。そしてもうひとつは、新規開拓をしなくても、「いつもの店」に代表されるように、充分に楽しめるお店が結構あることです。
ただ、いくら現状で楽しいと言っても、新しい刺激が無いといずれマンネリになっていくのが人間というものでして、気が付いたときに多少無理やりでも新しいお店を探した方がいいんですよね。
ということで、今日は秋葉原で新たに見つけたなかなかのお店を紹介します。
お店の名前は「杉のあかり」。ちょっと変った名前の居酒屋さんですが、東京では珍しい富山郷土料理が楽しめるお店として、その筋の方には割りと有名なお店だったようです。
では、まずはお通しから。

見るからに上品なお通しですが、味も優しくてとても気が利いています。
一番左のゴボウなどはちょっと珍しい料理でしたが、佃煮やなんこつの梅肉和えが割とはっきりした味付けなのに対して、ゴボウの風味を残しつつサッパリと仕上げてあって、これだけで安心して飲めるなぁという気分になれました。
続いてはキュウリのたたき。

この日は、ガッツリ食べるというよりじっくり飲みたい気分だったため、つまみはサッパリからスタートです。
きゅうりが瑞々しくて、胡麻の香りがいい仕事をしていました。
こちらはカワハギとホタルイカの七輪焼きです。

杉のあかりさんの七輪焼きはいろいろな種類があって、好きなものをテーブル上の七輪で自分で焼くスタイル。
この時はたまたまカワハギと(せっかく富山のお店なので)ホタルイカを頼みましたが、ほかにも美味しそうなネタが揃っていましたので、七輪焼きメインで日本酒をちびちび…なんていうのも楽しそうです(^_^)
取り分け後の写真になりますが、こちらは治部煮です。

治部煮というと金沢の郷土料理なイメージですが、富山を含めて北陸全般で食べられているんでしょうね。
具材についてもある程度のバリエーションがあるようですが、私は治部煮そのものについて詳しいわけではなく、この日食べた治部煮がオーソドックスタイプなのかどうかは分かりません。
ただ、ダシの効いた素朴な味がとても美味しいと感じましたし、また食べてみたいと思いました。
ちょいとお酒のペースを上げるため頼んだ、珍味三種です。

どの珍味もお酒にばっちり合いますが、真ん中にホタルイカが入っているのがいかにも富山らしいですね。
いわゆる沖漬けというヤツですが、漬かり方がちょうど良いのは新鮮なホタルイカならでは。こういうところにもお店のこだわりが感じられて、ちょっと嬉しくなりました。
でも、富山の代表と言えばやはりこれ、白海老です。

もう八月も終わりですから、さすがに生で…というワケにはいきませんが、カラッと揚がった白海老はとても美味しかったです。何と言いますか、白海老特有の甘みですかね、それはしっかり楽しむことが出来ました(^_^)
ええとですね、ここまで来て最後にお肉が欲しくなり、角煮を頼んでしまいました(^_^;)

お箸でスッと割れるぐらいに柔らかく煮込まれています。

豚の角煮もどちらかというと上品な純和風のタイプ。こちらのお店は全般的にやさしい味付けが多いですが、富山の郷土料理っぽいイメージを損なうことなく、全ての料理に統一感がある気がしました。
一度行っただけで全てが分かるはずもありませんが、こういうお店なら何度も行って確かめてみたい、そんな気分になれたのはとても良かったと思います(^_^)
杉のあかり
千代田区神田平河町1 第三東ビルB1F
03-3866-9715
